従来比2倍の輝度、画面の大型化を実現した20.8型の透明ディスプレイ Raelclear(レルクリア)を開発

2022 年 6 月 22 日
各 位
会 社 名 株式会社ジャパンディスプレイ
代表者名 代表執行役会長 CEO スコット キャロン
(コード番号 6740 東証プライム)
問合せ先 代表執行役 CFO 大河内 聡人
(TEL. 03-6732-8100)



従来比2倍の輝度、画面の大型化を実現した20.8型の透明ディスプレイ Rælclear(レルクリア)を開発




当社は、画面に表示する情報量を増やしたいという市場ニーズに対応し、透明液晶ディスプレイ
Rælclear(レルクリア)の 20.8 型(以下、本製品)を開発し、2023 年秋の量産を予定しておりますの
で、お知らせいたします。


Rælclear は、"c"を起点に左右いずれの方向に読んでも「clear」と読めます。当社の「世界初、世界一」
の独自技術により、世界最高の透過率を有することで、双方から鮮明に視認でき、唯一無二の双方向
コミュニケーションを可能にしております。

Rælclearは、ガラスのような透明度を持ち、かつ表からも裏からも画像を見ることのできる画期的な
表示デバイスです。当社は昨年9月に応援購入サービス「Makuake」にてRælclearの12.3型が目標を大き
く過達し、販売を継続しております。本製品は、画面に表示する情報量を増やしたいという市場ニー
ズに対応し、画面を20.8型に大型化したものです。

また、画面を大型化しただけでなく、当社独自のバックプレーン技術によって従来比2倍の周波数を
実現し、ちらつきを低減することに成功いたしました。さらに高輝度LEDの採用により、従来比2倍の


輝度で大幅な視認性の向上を達成しました。12.3型では音声を文字テキスト化(文字起こし)して対面
コミュニケーションを円滑にする用途を主眼においておりましたが、大画面化することで顔全体の表
情が確認しやすくなることに加え、映像などより多くの情報を表示することが可能となりました。こ
の大画面化により、窓口業務や診察などの医療用途、交通機関やサイネージ等への応用が期待されま
す。




写真提供:筑波大学デジタルネイチャー研究室

車窓から情報表示 日本科学未来館で実証実験(4.0 型携帯用 )




【本製品の概略仕様(予定)】
表示サイズ 20.8 型(460.8mm(横)×259.2mm(縦))
表示ドット数 1280(縦)×720(横)
表示色 4,096 色
表示周波数 120Hz
透過率 90%
白輝度 300cd/m2



※ Rælclear はジャパンディスプレイの商標です。
以 上





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