画像処理検査用 近赤外照明「TH-CIRシリーズ」を新発売

報道関係各位
2018 年 1 ⽉ 19 ⽇
シーシーエス株式会社
画像処理検査⽤ 近⾚外照明「TH-CIR」を発売
〜ランプが光源でありながら⻑寿命を実現、パッケージ内などの異物検査に最適〜

画像処理検査⽤ LED 照明メーカーのシーシーエス株式会社(本社:京都市上京区 代表取締役社⻑ ⼤⻄浩之
以下、シーシーエス)は、画像処理検査⽤近⾚外照明「TH-CIR」を 2018 年 1 ⽉ 15 ⽇に発売いたします。
本製品は、可視光域から近⾚外(2,500nm 付近)まで幅広い波⻑域をもった照明です。
本製品で照射した検査対象物を、近⾚外 InGaAs カメラ※で撮像すると、検査対象物が近⾚外領域の波⻑を透過・
吸収・反射する度合いによって濃淡が撮像できることから、⾷品製造⼯程などにおいて、これまでは検査が難しかったパッケ
ージ内の異物検査や⽋品検査に有効です。
※※ 近⾚外 InGaAs カメラは、 InGaAs(インジウム・ガリウム・ヒ素)センサーを搭載しており、近⾚外線に感度を持つカメラです。


■ 近⾚外照明「TH-CIR」概要
近⾚外線は、照射対象によって、ある特定の波⻑においては光エネルギーが吸収され、それ以外は光エネルギーを透
過・反射する度合いが可視光とは異なるため、可視光照射ではできない撮像が可能です。その特性を利⽤して、近年で
は三品業界(⾷品・医薬品・化粧品)などの⾮破壊・⾮接触検査をはじめ様々な分野への応⽤が期待されています。
過去、1,700nm 付近までの波⻑に感度をもつ産業⽤カメラは各メーカーから発売されていましたが、直近で 2,500nm
付近の波⻑に感度を持つ産業⽤カメラが出てきたことで、近⾚外波⻑の検査⽤照明へのニーズが拡⼤しています。

これに対しシーシーエスは、可視光域の 400nm から近⾚外線の 2,500nm 付近まで幅広い波⻑域を持ったランプを
光源とした検査⽤照明「TH-CIR」を開発しました。本製品は独⾃の光学設計により、検査対象物に照射される熱を抑
制した構造としており、インラインでの検査⽤途に適しています。また、従来のランプと⽐較して⻑寿命を実現した特殊なラ
ンプを使⽤しており、⻑時間ラインを稼働させる製造現場でもお使いいただけます。
本製品は、バー型、集光型、⾯発光型など、さまざまな形状の照明設計が可能であり、お客様の検査対象物や検査
環境に応じて最適な照明をカスタム対応いたします。

■ 近⾚外照明「TH-CIR シリーズ」の撮像例
・穀物の異物混⼊検査
可視光 LED 照明で撮像 近⾚外照明で撮像




・フィルム内の内容物有無検査
可視光 LED 照明で撮像 近⾚外照明で撮像
■ 製品概要「TH-CIR」


型式名 TH-200X30CIR


消費電⼒ 46W max.

幅 215mm
筐体⼨法 奥⾏き 71mm
⾼さ 42.5mm

質量(max.) 720 g


価格 オープン価格
製品写真

発売⽇ 2018 年 1 ⽉ 19 ⽇(⾦)




〈本製品に関するお問合せ先〉
本社 国内営業部⾨ TEL:075-415-8277 FAX:075-415-8278




■本件に関するお問い合わせ■
シーシーエス株式会社 http://www.ccs-inc.co.jp
国内営業部⾨ 販売促進課 秋元
〒602-8011 京都市上京区烏丸通下⽴売上ル桜鶴円町 374
TEL:075-415-8277 FAX:075-415-8278
E-mail:koho@ccs-inc.co.jp

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