株式会社三社電機製作所との資本業務提携に関するお知らせ

2022 年 11 月8日
各 位

会 社 名 日 東 工 業 株 式 会 社
代表者名 取 締 役 社 長 黒 野 透
(コード 6651 東証プライム・名証プレミア)
問合せ先 経営企画統括部長 小 林 祐 輔
( T E L . 0 5 6 1 - 6 4 - 0 1 1 2 )


株式会社三社電機製作所との資本業務提携に関するお知らせ



日東工業株式会社(愛知県長久手市、代表取締役社長 黒野透、以下「当社」
)は、このたび株式会
社三社電機製作所(大阪府大阪市東淀川区、代表取締役社長 𠮷村元、以下「三社電機製作所」
)が実
施する第三者割当の引き受けを行い、エネルギーマネジメントの事業領域で強固な連携関係を築くこ
とで、脱炭素社会、環境保全に貢献すべく、資本業務提携に関する契約を締結しましたのでお知らせい
たします。


■資本業務提携の目的及び理由
我が国においては、今後、社会全体の環境負荷削減に向けた取組みが益々活発化していくことが予
想されています。そして、再生可能エネルギーの充放電や VPP(仮想発電所)などのエネルギーマネジ
メント市場が拡大することにより、脱炭素社会の実現が図られることが期待されています。
三社電機製作所は、
「パワー半導体技術と電源機器技術の融合」というコンセプトのもと、電力の制
御や変換を行うパワー半導体の開発とともに、大電力から小電力までの多様な産業用電源機器の専門
メーカーとして、パワーエレクトロニクス業界をリードしている企業です。
当社は、2023 中期経営計画 追補版「さらなる成長に向けて」において示しているとおり、脱炭素化
や今後のエネルギーを取り巻く環境変化を見据えた取組みとして、エネルギーマネジメント市場の事
業規模拡大を掲げています。当社は、三社電機製作所が保有するパワーエレクトロニクス技術が、かか
る取組みを実現するにあたり、欠かすことのできない技術であると考えております。また、三社電機製
作所の中期経営計画では、
「新エネルギー・環境分野の拡大」が掲げられていることから、今回の資本
業務提携により、脱炭素化という同じベクトルを持つ両社はそれぞれの強みを活かすことが可能であ
ると判断いたしました。
本提携を契機に、脱炭素社会、環境保全の実現に貢献することで、両社の中長期的な企業価値向上と
持続的成長を目指してまいります。


■資本業務提携の内容
当社と三社電機製作所との間で合意している資本業務提携の内容は、以下の通りです。
(1)業務提携の内容
① エネルギーマネジメントシステムの事業化において、当社及び三社電機製作所双方の持つ
知見、情報、ノウハウを生かして製品及びサービスを構築する。
② 三社電機製作所のパワーエレクトロニクス技術と当社の製品群を融合した新製品を創出す
る。
③ 当社及び三社電機製作所のグループ会社におけるメンテナンス、サービス事業での協業を
図る。


(2)資本提携の内容
当社が、三社電機製作所に対して出資を行います。
今回の出資により、出資比率は発行済株式総数の 5%超程度となる予定です。


■資本業務提携の相手先の会社概要

会社名 株式会社三社電機製作所
本社所在地 大阪市東淀川区西淡路 3 丁目 1 番 56 号

代表者 代表取締役社長 𠮷村元
資本金 27 億 7,427 万 7,500 円
会社設立 1933 年 3 月
事業概要 1.電気機械器具の製造ならびに販売

1. 2.半導体およびその応用機械器具の製造ならびに販売

2. 3.医療用機械器具の製造ならびに販売

3. 4.機械器具設置工事、電気配線工事および管工事の施工請負

4. 5.前各号に付帯又は関連する一切の事業


■日程
資本業務提携契約締結日 2022 年 11 月 8 日


■今後の見通し
三社電機製作所との関係強化により、当社の中長期的な企業価値、ひいては株主価値の向上に資す
るものと考えておりますが、現時点では、2023 年3月期の当期連結業績への影響は軽微であります。




以 上

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