『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾 アプリケーション拡充およびタブレットシステム機能強化のお知らせ

平成 30 年 5 月 22 日

会 社 名 テ ク ノ ホ ラ イ ゾ ン ・ ホ ー ル デ ィ ン グ ス 株式会社
代表者名 代表取締役社長 野村拡伸
(JASDAQ・コード 6629)
問合せ先
役職・氏名 常務取締役 水上 康
電話 052-823-8551



製造業の現場・管理・工場経営を全体最適に導く
『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾

アプリケーション拡充およびタブレットシステム機能強化のお知らせ
(当社連結子会社:株式会社タイテック)



当社の連結子会社である株式会社タイテック システムカンパニーが、デジタル化の時代に対応
した『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾として、工場経営マネジメン
トソリューションとしてのアプリケーションの拡充と、平成29年3月に発売した「タイテック・タ
ブレットコミュニケーター」の機能強化版を発売したことをお知らせします。


近年、IoT 技術の進展により、製造現場から、特に製造設備からのデジタルデータの収集は、
各現場で意欲的に取り組まれています。しかしながら、
「収集・蓄積されたデータをマネジメント
としてどう活用するか」については、今後のテーマとして残されています。


1.工場経営マネジメントソリューションとしてのアプリケーションの拡充
デジタルデータ化技術の進展に伴う「現場のリアルタイムデータ取得」と「その見える化」に
よる新しい工場経営マネジメントソリューションとして、次のアプリケーションを提供します。


①「人」情報(作業情報や管理情報)をデジタル化するためのソリューション
②「設備」情報(稼働状況や作業プロセス)をデジタル化するためのソリューション
③「もの」情報(生産状況)をデジタル化するためのソリューション
④「検査記録」情報(検査手順書や検査プロセス)をデジタル化するためのソリューション
⑤ デジタル化されたデータをクラウド保管するデータベースを提供
⑥ 保管したデータを見える化する Web 画面および ERP データと連携した経営支援画面を提供
※②、③、④が今回アプリケーションを拡充した機能となります。
2.「タイテック・タブレットコミュニケーター」の強化機能
① 検査工程における不良入力タブレットの音声入力および不良部位入力への対応
② 古い設備データ(生産条件や生産状況)のデジタル化を実現する設備用タブレットのリリース
③ 設備用タブレットと連動して、作業者の作業状況を把握するスマートフォン(Android)用アプ
リケーションをリリース


1.2.の機能拡充で、小集団活動により現場で地道に積み上げられた部分最適な現場マネジ
メントノウハウを、生産活動の全工程に展開し、全体最適な工場経営マネジメントノウハウに高
めるソリューションとして提供いたします。


「現場のリアルタイムなデータ」 ⇒ (カスタマイズ)
「現場のノウハウを具現化した見える化」 ⇒ (カスタマイズ)
「現場データを活用した工場経営の全体最適化」


3.当ソリューションの枠組み
経営者にとって
・ 現場で起こっていることを経営レベルの視点で把握
・ 現場で起こっていることが、どのように財務的成果に繫がるのかの判断材料の提供
現場監督・作業者にとって
・ 効率性の見える化
・ カイゼン効果の測定(どうすればより効率的に作業できるのかヒントを得る)
・ 現場モチベーションの高揚(現場が企業全体の財務的成果にどのように貢献できるか
実感できる)


4.今後の展開
インダストリー4.0、IoT を契機としたデジタル化されたデータを工場経営マネジメントの高度化
に貢献できるよう活動してまいります。


・その他、本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

・本プレスリリースの内容は発表日現在の情報です。予告なしに変更される可能性がある旨予めご了承ください。



詳細につきましては、添付資料【株式会社タイテック プレスリリース:製造業の現場・管理・
工場経営を全体最適に導く『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾 工場
経営マネジメントソリューションとしてのアプリケーションの拡充と、タブレットシステム「タ
イテック・タブレットコミュニケーター」の機能を強化】をご参照ください。
以上
2018 年 5 月 22 日



PRESS RELEASE


製造業の現場・管理・工場経営を全体最適に導く
『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾

工場経営マネジメントソリューションとしてのアプリケーションの拡充
と、タブレットシステム「タイテック・タブレットコミュニケーター」
の機能を強化


テクノホライゾングループ(JASDAQ 証券コード:6629)の株式会社タイテック(本社:
名古屋市南区千竈通二丁目 13 番地1 代表取締役社長:廣瀬 隆志) デジタル化の時代に
は、
対応した『ファクトリーマネジメントソリューション』シリーズ第二弾として、デジタルデー
タ化技術の進展に伴う「現場のリアルタイムデータ取得」と「その見える化」による新しい工
場経営マネジメントソリューションとしてのアプリケーションの提供を開始しました。


最近、 技術の進展により、
IoT 製造現場から、特に製造設備からのデジタルデータの収集は、
各現場で意欲的に取り組まれています。しかしながら、
「収集・蓄積されたデータをマネジメ
ントとしてどう活用するか」については、今後のテーマとして残されています。


今回、ご提供するソリューションは以下となります。
1.工場経営マネジメントソリューションとしてのアプリケーションの拡充
■ファクトリーマネージメントソリューション
①「人」情報(
「人」の作業情報や管理情報)をデジタル化するために、既存プロセスやお客
様要件をカスタマイズ実装できるソリューション
※タブレットもしくは、スマートフォン用
②「設備」情報をデジタル化するために、古い設備から稼動状況を取得するセンサーおよび設
備に対する人の作業プロセスをカスタマイズ実装できるソリューション
③「もの」情報をデジタル化するために、タブレットに Web カメラやセンサー、バーコード
リーダーを接続し、生産状況を把握するソリューション
④「検査記録」情報をデジタル化するために、検査手順書の電子化および検査プロセスをカス
タマイズ実装するソリューション
⑤デジタル化されたデータをクラウド保管するデータベースを提供
※オンプレミスでお客様のご用意したデータベースにも導入可能
⑥保管したデータを「見える化」する Web 画面および、ERP データと連携した
経営支援画面を提供


※②、③、④が今回アプリケーションを拡充した機能となります。
それにともない、2017 年 3 月に発売した「タイテック・タブレットコミュニケーター*1」
の機能強化版を発売しました。


2.
「タイテック・タブレットコミュニケーター」の強化機能
①検査工程における不良入力タブレットの音声入力および不良部位入力への対応
②古い設備に関連するデータ(生産条件や生産状況)のデジタル化を実現する
設備用タブレットのリリース
③設備用タブレットと連動し、作業者の作業状況を把握するスマートフォン(Android)用
アプリケーションをリリース


1.2.の機能拡充で、小集団活動により、現場で地道に積み上げられた部分最適な現場マ
ネジメントノウハウを、生産活動の全工程に展開し、全体最適な工場経営マネジメントノウハ
ウに高めるソリューションとして提供いたします。


「現場のリアルタイムなデータ」 ⇒ (カスタマイズ)
「現場のノウハウを具現化した見える化」 ⇒ (カスタマイズ)
「現場データを活用した工場経営の全体最適化」


3.当ソリューションの枠組み
経営者にとって
・ 現場で起こっていることを経営レベルの視点で把握
・ 現場で起こっていることが、どのように財務的成果に繫がるのかの判断材料の提供
現場監督・作業者にとって
・ 効率性の見える化
・ カイゼン効果の測定(どうすればより効率的に作業できるのかヒントを得る)
・ 現場モチベーションの高揚(現場が企業全体の財務的成果にどのように貢献できるか
実感できる)


4.今度の展開
インダストリー4.0、IoT を契機としたデジタル化されたデータを工場経営マネジメントの高
度化に貢献できるよう活動してまいります。


注*1)
「タイテック・タブレットコミュニケーター」は、一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニ
シアティブ(以下、IVI)*2 のコンポーネントとして認定されており、実証実験において、小島プレス工業グルー
プの丸和電子化学株式会社がそのツールとして導入しています。
注*2)インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)とは
ものづくりと IT の融合によって可能となる“つながる”ものづくりを、
“ゆるやかな標準”というコンセプトをもとに
実現することを目的として 2015 年 6 月 18 日に設立された製造業を中心としたフォーラムです。
(ホームペー
ジ:https://iv-i.org/)
添付資料:株式会社タイテック『ファクトリーマネジメントソリューション』

現場情報のデジタル化により、現場の見える化はもちろんのこと、工程ごとの標準時間と実
作業時間の差異分析や、製品をひとつ作るのにかかる機械設備、人のコストや時間など、管理
部門や経営層でも活用することができます。




■具体的な現場情報のデジタル化


工場現場では複数の工程があり、3M 情報(
「人」
「モノ」
「機械設備」
)の情報が混在してい
ます。全工程の 3M 情報すべてを取得する仕組みを一度に導入するのは、ソリューション導入
期間や費用、そして現場への影響を考えると非常に困難となります。そのため、まずは部分的
な導入により、現場への影響や導入効果を迅速に収集・考察しつつ、順次展開していく方法を
推奨いたします。単なる「設備/生産状況の見える化」にとどまらず、
『人』
『もの』
『機械設備』
の情報を集約・分析し、現場の改善および経営判断を支援するソリューションとなります。
①不良入力タブレットの音声および不良部位の入力対応
音声入力を可能にすることにより、ハンズフリーでの作業の実施や、手が汚れていてタッチ
パネル操作のできない環境への導入を実現、また、不良部位を入力することで、不良分析の精
度向上が図れます。




②古い設備に関連するデータ(生産条件や生産状況)のデジタル化を実現する設備用タブレッ
トデータが直接抜き出せない古い設備に対して、後付のタブレットを利用することにより、生
産時の設定条件やラインの稼働状況のデジタル化を実現します。




③スマートフォンとタブレットを利用した作業位置/作業状況の可視化
作業者にスマートフォンを携帯させ、工場各所に配置したタブレットと連携させることに
より、自動で作業位置を計測し、可視化を実現します。(作業状況も追加で入力可能です)
[導入効果]
具体的なカスタマイズ実装例として、レンズ成形における目視検査工程にタブレットを導入
することにより、今までの手書き入力、転記、およびリーダーの集計業務がなくなり、 10%

の作業効率向上を実現しました。




不良を確認したタイミングで入力することで、不良発生状況や作業者の稼働状況をリアルタ
イムで把握し、対応の迅速化を実現しました。
■工場経営への活用


品目ごとの検査作業時間をリアルタイムに取得できるので、標準時間との差異を比較・検討
でき、差異がある場合は標準時間の見直しの際に判断材料となる実績値を提供し、現実に即し
た設定を行えるようになります。また、検査者の能力についても把握できるため、個人評価の
データとして活用できます。




また、設備ごとの各稼動状況(量産/試し打ち/トラブル)の時間を把握し、ERP データの原
価情報と組み合わせて設備のコストを把握、品目別に量産/試し打ちにかかった設備コストも
把握可能となります。
さらに品目別の作業者コストと設備コストを把握することにより、付加価値のある品目を見
定め、製品戦略の判断材料として活用できます。




【管理/経営に役立つデジタルデータ活用例】
品目別段取時間、要員/品目別稼働コスト、品目別 ST/AT 分析、不良原因分析、歩留り分析、
作業者履歴分析など
ライセンスはクラウド版/オンプレミス版を用意し、お客様で必要としているソリューショ
ンを選択できるようになっております。
(初期費用として「診断・企画・仮説検証」のアドバ
イザー費用および、
タブレット画面/Web 管理画面のカスタマイズ費用は別途発生いたします)


(ご参考)導入費用(ハードウェア費用は含まれておりません)
アドバイザーおよび、導入費用:150 万円~(導入するソリューションおよび、カスタマイズ内容
に依存します)
ライセンス費用(クラウド版)
:2000 円/台・月~、基本使用料 10 万円/工場・月
(導入するソリューションおよび、導入ソリューション数により
価格が異なります)※オンプレミス版もあります




【この件に関するお問い合わせ先】
株式会社タイテック システムカンパニー
担当:鳥居、住吉
電話:052–824–7373 FAX:052-824-7300
住所:愛知県名古屋市南区塩屋町 1 丁目 3 番地 4

* 掲載されている会社名および、製品名は各社の商標または登録商標です。

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