自動音場補正技術「MCACC Pro」などを搭載し、11ch同時出力モデルなどオブジェクトオーディオを理想的に再生するAVレシーバー3機種を発売

平成 28 年8月8日
各 位
会 社 名 オンキヨー株式会社(コード 6628)
代表者名 代表取締役社長 大朏 宗徳
問合せ先 代表取締役副社長 中野 宏
TEL:06-6226-7343

マルチチャンネル同時ハイパワー出力の「ダイレクトエナジーHD アンプ」初となる 11ch モデルをラインアップ
スピーカーの再生条件をそろえ、理想の 3 次元サラウンド音響を実現する AV レシーバー3 機種を発売
~ハイレゾ音源などのネットワーク経由のオーディオ信号を低ジッターで高音質再生する新開発「PQFA」を搭載~




【SC-LX901(B)】




【SC-LX801(B)】 【SC-LX701(B)】

商品名 型番 希望小売価格(税別) 発売予定時期
SC-LX901(B) 410,000 円
AV レシーバー SC-LX801(B) 350,000 円 9 月上旬
SC-LX701(B) 233,000 円

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:池田 達史)は、
マルチチャンネル同時ハイパワー出力が可能な「ダイレクトエナジーHD アンプ」を搭載し、話題のオブジェクトオーディ
オ※1“Dolby Atmos® ※2”や“DTS:X※3”を理想的に再生するパイオニアブランドの AV レシーバー「SC-LX901(B)」、
「SC-LX801(B)」、「SC-LX701(B)」の 3 機種を発売します。
本機は、当社が提唱する隣り合う全てのスピーカー間でステレオフォニックを実現する“Multi-Channel Stereophonic
Philosophy”に基づく設計により、オブジェクトオーディオ方式の“Dolby Atmos”、“DTS:X”で提案されているさまざま
なスピーカーアレンジに対応できる 11ch(SC-LX801(B)、SC-LX701(B)は 9ch)※4 の同時ハイパワー出力が可能な「ダイ
レクトエナジーHD アンプ」を搭載しています。また、高精度の音場補正を行う「MCACC Pro」※5 により、臨場感のある豊
かなサラウンド再生を可能にする“Dolby Atmos”、“DTS:X”に必要なスピーカーの再生条件をそろえることができるの
で、オブジェクトオーディオが理想とする全方位からリスナーを包み込むサラウンド音響を実現します。さらに、新開発
「PQFA」(Precision Quartz for File Audio)により、ネットワーク経由のさまざまなオーディオ信号を高精度クロックで低ジ
ッター処理することが可能で、ハイレゾ音源やインターネットラジオなどに加え、Wi-Fi や Bluetooth®無線技術を介したワ
イヤレス再生も一層の高音質で楽しめます。

【主な特長】
1) マルチチャンネル同時ハイパワー出力を実現する「ダイレクトエナジーHD アンプ」を搭載
・高いスピーカー駆動力と音質に定評のある「ダイレクトエナジーHD アンプ」を搭載しており、「SC-LX901(B)」では
初めて 11ch(880W)同時ハイパワー出力を実現(SC-LX801(B):9ch(770W)、SC-LX701(B):9ch(760W))しました。話
題のオブジェクトオーディオ“Dolby Atmos”や“DTS:X”のマルチチャンネル 3 次元音響を迫力のあるサウンドで楽しめ
ます。
・これまでの「ダイレクトエナジーHD アンプ」設計を通じて蓄積された高音質設計のノウハウに基づき、基板のパター
ニングとレイアウトを一新し信号経路の最短化・最適化を達成することで、潜在的に存在するノイズの水準を大きく低
減し、一層の高音質再生を実現しています。
対応チャンネルの全てで、幅広いスピーカーインピーダンス(4Ω~16Ω)に対応しており、特別な設定や切り替えをす
ることなく、さまざまなインピーダンスのスピーカーと接続できます。

2) 高品位なサラウンド再生を実現する自動音場補正技術「MCACC Pro」&「Reflex Optimizer」を搭載



“周波数”と“音圧レベル”の補正要素に“時間軸”を加え、付属の集音マイクを使った「3 次元音場補正」を行うととも
に、「デュアル サブウーファーEQ 補正」機能による低域の再現力の向上により、視聴環境に左右されることなくサ
ラウンド再生の理想的な音場を実現します。
スピーカーシステム内で発生する低音と高音の時間的なズレや、チャンネル間で異なる位相特性を測定・補正する
「フルバンド・フェイズコントロール」機能により、明確な音像定位と優れた音の広がりを持つ音場を楽しめます。
・ソースに由来する低音(LFE 成分)のズレを全自動でリアルタイムに補正する「オートフェイズコントロールプラス」
機能により、豊かでキレのある低音と中高域をクリアに再生し、チャンネル間の自然な音のつながりを実現します。
・ 「Reflex Optimizer」を搭載しており、ドルビー・イネーブルド・スピーカー※6 使用時に、天井に反射する帯域の音とスピ
ーカーから直接聴こえる帯域の音の間のわずかな時間差によって生じる位相ズレを補正します。ドルビー・イネーブ
ルド・スピーカーを使うことで、その他のスピーカーと一体となった最適な音場空間を実現します。

3) 話題のオブジェクトオーディオ“Dolby Atmos”と“DTS:X”に対応
・位置情報やタイミングなど音の動きの情報をメタデータとして付加することで、これまでになくリアルな音の移動を
再現し理想的な立体音場を実現する、話題のオブジェクトオーディオ“Dolby Atmos”と“DTS:X”の再生に対応して
おり、臨場感のある豊かなサラウンド空間を実現します。

4) ハイレゾオーディオやネットワークオーディオを低ジッターで高音質再生する新開発「PQFA」を搭載
・ネットワークオーディオの信号経路で発生し音質劣化の要因となるジッター(時間軸上のゆらぎ)を高精度クロック
の制御によって大幅に低減します。ネットワークを経由するさまざまなオーディオ信号(有線ネットワークや USB メ
モリーによるハイレゾ音源、インターネットのストリーミング音声、インターネットラジオなど)を高音質に再生します。
Wi-Fi や Bluetooth®無線技術によるワイヤレス接続の場合にも有効なので、手軽に高音質再生を楽しめます。

5) 世界最高水準の録音スタジオ「AIR Studios」が認定した音質チューニングを実現(SC-LX901/LX801)
・世界最高水準の録音スタジオとして、多くのアーティストやクリエーターから信頼を得ている「AIR Studios」のプロのサ
ウンドエンジニアと綿密な音質チューニングを行うことで、アーティストやクリエーターが求めるクオリティーを満たした
機材としての認定を受けており、フロントパネルに「AIR Studios」の紋章が印されています。

6) 4K/60p/4:4:4 映像信号と“HDR”信号の伝送や最新の著作権保護規格“HDCP2.2”に対応
・4K/60p/4:4:4 映像信号の伝送と著作権保護規格“HDCP2.2”に対応した HDMI®端子を装備しており、4K 映像機
器と接続することで、高画質な映像を楽しめます。
・最新の“HDR(High Dynamic Range)※7”信号と“BT.2020※8”信号の伝送に対応しており、対応の 4K 映像機器と接
続することで、より高画質な映像を楽しめます。
・BD プレーヤー“BDP-LX シリーズ”の開発で培った超解像 4K 技術を取り入れ、HD 画質のコンテンツをアップスケ
ーリングすることで 4K 映像信号の画質で楽しめる「Super Resolution」を搭載しています。

7) スマートフォンを使って多彩な音楽を楽しめる“Google CastTM”とインターネットラジオ“radiko.jp”などに
対応
・“Google Cast※9”に対応しており、お手持ちの Android スマートフォン、Android タブレット、iPhone、iPad、Windows®
PC、Chromebook や Mac にインストールした“Google Cast”対応音楽アプリから、簡単操作でお気に入りの楽曲を
本機に送信できるので、さまざまな音楽を手軽に楽しめます。
・インターネットラジオ“radiko.jp”、“TuneIn”に対応※10 しており、国内はもちろん、世界中のさまざまなジャンルのラ
ジオを手軽にいつでも楽しむことができます。

8) 多彩なハイレゾ音源の再生に対応
・FLAC/WAV/AIFF/Apple lossless ファイル形式(2ch)のハイレゾ音源(192kHz/24bit)に加え、DSD ファイル
(11.2MHz まで)の再生に対応※11 しています。マルチチャンネルコンテンツの Dolby True HD ファイルの再生にも
対応※12 しており、多様なハイレゾ音源を再生できます。

9) Wi-Fi・Bluetooth®無線技術の搭載により、快適で高音質なネットワークオーディオ再生を実現
・5GHz(11a/n)、2.4GHz(11b/g/n)のデュアルバンドに対応した Wi-Fi 接続により、途切れにくい伝送を実現すること
で、さまざまな楽曲をワイヤレスで楽しめます※13。Bluetooth®無線技術による楽曲のワイヤレス再生が可能で、スマ
ートに音楽を楽しめます※14。

10) その他の特長
・AirPlay に対応。
・操作性を向上し、初期設定も分かりやすい GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を採用。
・コントロールアプリ「iControlAV5」に対応※15※16。
・FM/AM チューナー(40 局プリセット)を内蔵。


※1 オブジェクトを用いた多次元サラウンド音響。従来のチャンネルベースのサウンドトラックに、制作者の意図(音の動きや配置)をメタデータとして取り





込んだ独立した音響要素(オブジェクト)をミキシングし、重ね合わせることで自在な音の配置と動きを実現します。
※2 ドルビーラボラトリーズが提案するオブジェクトオーディオの 1 種。“Dolby Atmos®”(ドルビーアトモス)は 2012 年に劇場に導入されて以来、ハリウッド
のあらゆる主要製作スタジオに採用され、アカデミー賞を受賞した 7 人の監督、16 人のサウンドミキサーをはじめ、映画業界で幅広く採用されている
多次元サラウンドフォーマットです。
※3 米 DTS 社が 2015 年 4 月に発表したオブジェクトオーディオの 1 種。従来のチャンネルベースのサラウンド音声に音の移動情報や位置情報を重ね
ることで、平面的な音の移動だけではなく垂直方向の音の移動感も加わり、より立体的な臨場感を体験することができます。
※4 11ch:Left/Center/Right/Surround Left/Surround Right/Surround back Left/Surround back Right/Top Front Left/Top Front Right/Top Rear Left/Top
Rear Right。
9ch:Left/Center/Right/Surround Left/Surround Right/Top Front Left/Top Front Right、Surround back Left/Surround back Right もしくは Top Rear
Left/Top Rear Right。
※5 MCACC=Multi-Channel Acoustic Calibration System(自動音場補正システム)。「MCACC」は録音スタジオにおけるモニタリング手法と同一レベ
ルの音場調整を行うことができる当社独自の音場補正技術です。
※6 ドルビーラボラトリーズが提案する家庭向け“Dolby Atmos®”用スピーカーの 1 つで、天井へ音を放射することでその反射音を天井からの音声として
利用します。
※7 HDR とは、映像の最大輝度を拡張する技術。“ULTRA HD Blu-rayTM”規格では HDR 技術を使用して、最大輝度を 100nit から 10,000nit に拡張。
※8 BT.2020 とは、現在の Blu-ray などで用いられる BT.709 に比べ、2 倍以上の広い色空間をカバーした映像フォーマット規格。
※9 ファームウェアのアップデートによる対応となります。準備が整い次第、詳細な日程や内容について、当社 Web サイト(http://www.jp.onkyo.com/)
でお知らせします。
※10 インターネットラジオを聴くには、インターネットサービスを提供しているプロバイダーとの契約・料金が必要です。「radiko.jp」の対応(聴取可能)エリ
ア、対応放送局については、「radiko.jp」のサイト(http://radiko.jp/)をご覧ください。
※11 ハイレゾ音源のファイルフォーマットの対応は有線ネットワーク、または USB メモリーからの再生時になります。
※12 USB メモリーからの再生時になります。
※13 Wi-Fi 規格に対応した無線 LAN のネットワーク環境が整っていること、および Wi-Fi での接続が必要です。
※14 本機でBluetooth®無線技術搭載機器の音楽を再生するには、Bluetooth®無線技術搭載機器がプロファイル:A2DPに対応している必要があります。
すべてのBluetooth®無線技術搭載機器との接続動作を保証するものではありません。
※15 App Storeから無償でダウンロードできます。使用に際しては、Wi-Fi規格に対応した無線LANのネットワーク環境が整っていることが必要です。
※16 「iControlAV5」のAndroid版は、Google Playから無償でダウンロードできます。



* 「Pioneer」および「Pioneer」ロゴ、「フェイズコントロール」および「フェイズコントロール」マークは、パイオニア株式会社の商標であり、ライセンスに基づ
き使用されています。
* 本機は、「フェイズコントロール」技術を採用しています。本技術を適用した製品にはフェイズコントロールマークが付与されます。「フェイズコントロー
ル」技術とは、ソフト制作時や再生時に発生する「低音のズレ」(時間の遅れ、および位相のズレ)を解消する技術です。
* Dolby、Dolby Atmos、ドルビー、およびダブル D 記号は、ドルビーラボラトリーズの登録商標です。AAC ロゴはドルビーラボラトリーズの商標です。
* DTS、そのシンボルおよび DTS とそのシンボルマークの組み合わせ、DTS:X および DTS:X ロゴは、米国および他の国々で登録された DTS 社の商
標です。
* Windows、Windows ロゴは、Microsoft グループ企業の商標です。
* Apple、AirPlay、iPad、iPod、およびMacは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
* iPhone の商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
* App Store は Apple Inc. のサービスマークです。
* Android、Google Cast、は、Google Inc.の商標または登録商標です。
* HDMI®は、HDMI Licensing LLCの商標です。
* Bluetooth®ワードマークは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。
* Wi-Fi は Wi-Fi Alliance の登録商標です。
* “ULTRA HD Blu-rayTM”はブルーレイディスクアソシエーションの商標です。
* その他の会社名、商品名、技術名、トレードマークおよび商号は、各社の商標または登録商標です。





【主な仕様】
SC-LX901(B) SC-LX801(B) SC-LX701
■オーディオ特性
多チャンネル同時駆動出力
880 W(11ch 同時駆動時) 770 W(9ch 同時駆動時) 760 W(9ch 同時駆動時)
(1 kHz、T.H.D. 1%、8 Ω)
200 W/ch(フロント、センター、 200 W/ch(フロント、センター、 175 W/ch(フロント、センター、
定格出力
サラウンド、サラウンドバック、 サラウンド、ハイト 1、サラウンド サラウンド、ハイト 1、サラウンド
(1kHz、1.0%、6 Ω、1ch)
ハイト 1、ハイト 2) バック/ハイト 2) バック/ハイト 2、)
実用最大出力(6 Ω、1ch) 340 W/ch 320 W/ch

■主な入出力端子

HDMI 端子 8 入力(フロント:1、リア:7)/2 出力

デジタル入力 同軸 2 系統/光 3 系統

アナログ(オーディオ)入力 3 系統(PHONO 含む)

アナログ(AV)入力 4 系統

オーディオ・プリアウト出力 11.2ch

USB 入力端子 フロント 1 系統(iPod/iPhone Digital 入力対応)

LAN 端子 1 系統(10BASE-T/100BASE-TX)

Bluetooth®無線技術 ○(対応)

■その他

外形寸法 435 mm (幅) × 185 mm (高さ) × 441 mm (奥行)

本体質量 18.2 kg 18.0 kg 15.4 kg

消費電力 340 W 320 W 310 W
0.15 W (スタンバイ状態)/
0.15 W (スタンバイ状態)/
待機時消費電力 2.0 W(ネットワークスタンバイ
2.5 W(ネットワークスタンバイ ON 時)
ON 時)


※ 詳しい製品情報は以下の製品のホームページをご覧ください。
http://pioneer-audiovisual.com/components/avamp/sc-lx901/
http://pioneer-audiovisual.com/components/avamp/sc-lx801/
http://pioneer-audiovisual.com/components/avamp/sc-lx701/
http://pioneer-audiovisual.com/components/avamp/



※この商品に関するお問い合わせ先※
・報道関係の方:オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社
営業企画部 販売促進課 黒川 TEL 03-3548-2613
ホームページ:http://www.jp.onkyo.com/
製品画像は HP(http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio.htm)の「オーディオ&ビジュアル
製品」より当製品をクリック頂き、「報道関係者様用の写真画像はこちらから」よりダウンロード願います。

・お客様:パイオニアホームオーディオコールセンター TEL 050-3388-9425
*電話番号を掲載いただく場合は、ホームオーディオコールセンターの番号を掲載願います。





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