日本電産グループ新拠点の建設構想について

平成 31 年 1 月 8 日
各位
会 社 名 日本電産株式会社
代表者名 代表取締役会長 永守 重信
取 引 所 東証一部(6594)
所 在 地 京都市南区久世殿城町 338
問合せ先 広報宣伝部長 生島 志朗
電 話 (075) 935-6150(ダイヤルイン)


日本電産グループ新拠点の建設構想について

当社は、JR 向日町駅東側にある本件用地(向日市森本町)の購入につき地元地権者との協議を進め、以
下の通り、日本電産グループの企業を集積させるための新拠点の建設構想を策定致しましたので、お知
らせいたします。



1.新拠点の建設構想策定の経緯
当社グループの製品群は、小型精密から超大型に至るフルラインのモーターにとどまることなく、ファ
ン、コントローラ、センサ、変減速機、ポンプといった周辺部品と組み合わせたモジュール製品・システ
ム製品や、ロボット部品、プレス機、検査装置等の設備機器等へと広がってきています。
このグループの成長を更に促進させるべく、21 世紀型製造業を目指し、2014 年に中央モーター基礎技術
研究所(神奈川県川崎市)
、2018 年に生産技術研究所(京都府相楽郡精華町)をそれぞれ建設して参りま
した。
この度、2030 年度 10 兆円というグループ売上目標の達成に向け日本電産グループ企業間の連携をより一
層高めるため、当社の第二本社機能、グループ会社の本社や技術開発センターなどを集約する新拠点の
建設構想を策定しました。

2.用地選定の経緯および施設概要
(1)用地選定の経緯
当社では新拠点建設に向け日本全国の候補地を広く検討しておりました。本件用地(向日市森本町)では
地元の地権者や行政から新たなまちづくりを推進したいとの声が上がり、その機運のなか当社をご誘致
頂きました。本件用地が当社本社ビルに近接していることもあり、第一候補として地権者の皆様や向日
市と協議を進め、この度、本件用地の購入につき地権者の皆様との協議が整いました。



(2) 拠点/建物名称 :未定





(3) 概要
イ.住所 :京都府向日市森本町
ロ.敷地面積 :約60,000平方メートル (18,150坪)
ハ.建物床面積 :約154,700平方メートル (46,800坪)
ニ.建物構成 :事務所棟 1棟(第二本社:15 階建:33,600㎡)
(4 棟予定) :生産研究棟 3棟(A棟:6 階建:24,200㎡)
(B棟:8 階建:50,100㎡)
(C棟:9 階建:46,800㎡)
※ 名称はいずれも仮称
ホ.投資予定額 :土地・建物、設備等 総額 約2,000億円

(4) 竣工時期(予定)
第一期:2022年3月見込み A棟、C棟一部
第二期:2025年~2026年 B棟、C棟残り
第三期:2030年 第二本社
※ 事業ニーズを踏まえ、段階的な建設を予定しています。

(5)建設用地の立地
新拠点は、京都市南区の本社ビルと JR 向日町駅(向日市)間の駅東側にあり、本社ビルと接した立地と
なっております。本社ビルと新拠点を一カ所に集約させることで業務の効率化を図ります。

(6)人員計画
新拠点には、当社の規模拡大に伴い一部機能を移すとともに、日本電産シンポの研究開発拠点の新設や
日本電産リードの本社移転も第一期として実施する予定です。最終的には 5 千人体制を目指します。


<完成イメージ図>

本 社
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C棟
B棟

A棟




第二本社


以 上


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