ジーニー、GENIEE DSPにおいてAIを利用した自動入札機能の提供を開始

News Release
2020年11月11日(水)/ 株式会社ジーニー(東証マザーズ:6562)




株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤智昭、以下ジーニー)は11月11日(水)
より、当社が提供する広告主向け配信プラットフォーム「GENIEE DSP」において、機械学習を活用した
自動入札機能の正式提供を開始いたしました。本機能を活用することで、従来の人手による広告運用
作業がほぼ自動化され、大幅な工数の削減が実現できます。また、機械学習を活用した予測モデルを
利用してリアルタイムのトラフィック毎に最適な価格での入札を実現し、広告配信効率を最大化すること
が可能となります。




■「GENIEE DSP」について
DSP(Demand-Side Platform)とは、広告主の広告効果最適化を目指すプラットフォームです。広告枠
の買い付けや配信、 クリエイティブ分析まで自動で行うことができます。「GENIEE DSP」は、GENIEE
が開発・運用する国内最大規模の「GENIEE SSP」(Supply-Side Platform:メディア側プラットフォーム)
が持つ国内最大級の広告在庫データを直接連携、活用でき、多様な買付手法やフォーマットで広告の
パフォーマンスを最大化できることが特徴です。広告主側は手間なく様々なサイトを横断して広告配信
ができ、高品質なオーディエンスを低単価で集客できます。

■新機能「自動入札」について
広告主様がプロモーションの目標とするCPA金額を設定するだけで、目標CPAを満たしながらコンバー
ジョン数を最大化するように、入札単価および配信量の自動制御を行う機能です。
入札単価決定には、広告・配信メディアの特徴やユーザーの性質など多様なデータを考慮した機械学
習モデルが使われています。また、決定された入札価格をもとに予算の範囲内で最大のパフォーマン
スが実現されるように、配信のペーシングを自動で行います。
これまで「GENIEE DSP」で広告を配信する際は、運用者による入札単価の設定が必要でしたが、自動
入札機能によって細かな配信機会を逃さずに、自動で最適な入札価格による入札を行うことが可能に
なり、大幅な効果改善を実現しました。

■「自動入札」活用メリット
1. 広告パフォーマンスの改善
AIによる機械学習アルゴリズムが膨大なデータを学習し、広告の配信結果や、ユーザーやオークション
のコンテキストを把握した上でコンバージョン率を的確に予測できるようになります。





News Release
2020年11月11日(水)/ 株式会社ジーニー(東証マザーズ:6562)


【実証実験結果の一例】(手動運用対比)
 ・CPA: 36%改善
 ・CVR: 75%向上
 ・CV数: 45%向上

2. 運用コストの削減
従来の入札単価の決定プロセスは、運用者による配信結果の分析、設定作業が必要で、パフォーマン
ス最適化を実現する際の大きな負担となっていました。また、各運用担当者のノウハウの差により広告
パフォーマンスが左右されることがありました。
本機能により分析、設定業務の大部分が自動化されるため、大幅にパフォーマンスチューニングにか
かる工数が削減されます。かつ、運用者のスキルに関わらず、安定した広告成果をあげることが可能
になります。

ジーニーでは、引き続き「GEENIEE DSP」をはじめとする自社開発プロダクトの機能向上を図り、多くの
広告主様やメディア様のマーケティング課題の解決に努めてまいります。


■ジーニーについて
ジーニーは、「テクノロジーで新しい価値を創造し、クライアントの成功を共に創る」というミッションのも
と、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマー
ケティングテクノロジーカンパニーです。
<会社概要>
代 表 者:代表取締役社⾧ 工藤 智昭
本 社:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー6 階
設 立:2010年4 月
資 本 金:1,546百万円(連結、2020年9月末現在)
従業員数:273 名(連結、2020年9月末現在)
海外拠点:シンガポール、ベトナム、インドネシア、タイ
事業内容:マーケティングテクノロジー事業
U R L:https://geniee.co.jp/





5001