新型「MIRAI」に採用 「プレッシャープレート」および「エンドプレート」を新開発

各 位
2021年1月12日
会 社 名 大 豊 工 業 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 杉原 功一
コード番号 6470( 東 証 ・ 名 証 第 一 部 )
問合せ先 専務取締役 河合 信夫
電話番号 (0565)28-2225( 代 表 )


新型「MIRAI」に採用

「プレッシャープレート」および「エンドプレート」を新開発


大豊工業株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:杉原功一)のアルミダイカスト製品「プレッシャー
プレート」および「エンドプレート」が、トヨタ自動車株式会社の燃料電池車 新型「MIRAI」に採
用されました。今回採用された「プレッシャープレート」および「エンドプレート」は、FCスタック
(燃料電池)を構成する部品で、高度な加工精度や高剛性、耐腐食性が要求されます。そのため、CA
Eを活用して強度とダイカスト製造条件を両立させ、最適設計・軽量化を実現しました。
また、当社の完全子会社日本ガスケット株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:楠隆博)では、FCス
タックが発生させた電気を通電させるターミナルの圧着工程を担当しており、ガスケットで培ったシー
ル技術で溶着時の反りや厚みバラツキを抑え、品質確保に貢献しています。


大豊工業グループは、これまで培ってきたダイカスト技術、シール技術、材料技術を基に、自動車の
電動化に関わる事業領域で様々な提案をしてきました。今後もバッテリー、モーター、PCU(パワー
コントロールユニット)等の分野を中心に、新たな技術・製品開発を通して、地球環境とお客様へ貢献
してまいります。

■プレッシャープレート ■エンドプレート




FCスタック内のセルを押し付けて固定す FCスタックに水素や空気、冷却水を供給するス
るためのアルミダイカスト製プレート。 タックマニホールドを構成するアルミダイカス
ト製プレート。

■ターミナル No.2 <ダイカスト技術>
モデルベース開発を活用した設計・生産技術
により品質向上に貢献
・軽量かつ強度を満足させる最適設計
・鋳造機ダウンサイジングによる低コスト化
・高精度な加工技術
FCスタックで発電した電気を取り出すター
<シール技術>
ミナルの接合工程を担当。ターミナルにセパ
溶着時の反りや厚みバラツキを抑える技術に
レーターを接合します。
より品質確保に貢献


以上

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