資源循環型社会の構築に向けて混合溶融技術を活用した取り組みの開始のお知らせ

2021 年 4 月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社放電精密加工研究所
代 表 者 名 代表取締役社長 工藤 紀雄
(コード番号 6469)
問合せ先責任者
役職・氏名 常務取締役 大村 亮
電 話 045-277-0330




資源循環型社会の構築に向けて
混合溶融技術を活用した取り組みの開始のお知らせ

株式会社放電精密加工研究所は、この度、資源循環型社会の構築に向けて、混合溶融技術を
活用した取り組みを開始いたしますのでお知らせいたします。


現在、資源循環型社会に向けた取り組みが各業態で加速しております。特にプラスチック業
界では、海洋プラスチックのごみ問題や諸外国の廃棄物輸入規制強化などを受けて、国内にお
けるプラスチックの資源循環の一層の促進が求められています。


2021 年3月、当社は、株式会社エムアンドエフ・テクノロジーが製造・販売していたMF式
混合溶融機及び微粉化装置に関する独占的な製造販売権の許諾及び資産を取得しました。
MF式混合溶融機とは、高速回転を行うことで材料を瞬間的に高速撹拌・高温加熱・高加圧
するもので、ヒーター等の熱源を使わないため、素材を劣化させずに混合溶融させることがで
きます。これにより、バイオマス素材等とプラスチック素材等を混合溶融し、新たな素材とし
て再資源化を図ることや、再利用が難しかった素材をそのまま再成形しなおすことが可能とな
ります。


当社は、この混合溶融技術を用いて、製造業において生産時に排出される工程廃材や余剰品
などから発生するプラスチック等の廃棄物と、使用されないおが屑や竹などの天然資源の廃棄
物を混合溶融して再資源化する等の資源の無駄を生まない社会にするための取り組みを開始
し、当社の従来技術である金型と成形技術を駆使した素材成形に関する知見を提供することで、
資源循環の促進と新たな価値創造に取り組んで参ります。
設備につきましても、当社の技術を駆使し、サーキュラーエコノミーシステムとしてアップ
デートを行っており、これまで培ってきた金型・設備・部品製造のノウハウを活かしたトータ
ルソリューションの提供を実現すべく、積極的に推進して参ります。


以 上





3092