パイクリスタル社への出資契約締結に関するお知らせ
平成 30 年2月6日
各 位
会社名 株式会社 小森コーポレーション
代表者名 代表取締役社長 持田 訓
(コード番号 6349 東証第 1 部)
問合せ先 取締役管理本部長 松野 浩一
(TEL 03 - 5608 – 7826)
パイクリスタル社への出資契約締結に関するお知らせ
当社は、有機半導体技術の商用化を目指すパイクリスタル株式会社(大阪府大阪市)への出資
契約を締結したことをお知らせいたします。
本件に関する詳細につきましては、別紙ニュースリリースをご参照ください。
以 上
ニュ
ュースリリ
リース
20 年 2 月 6 日
小森コー
ーポレーション、パイク
クリスタル株
株式会社への
の出資契約
約を締結
株式会社小森コーポレー
ーション(東京
京都墨田区、代 社長 持田 訓、以下 K
代表取締役社 KOMORI)は
はこのたび、有
有
機半導体技術の商用化を
を目指すパイ
イクリスタル株
株式会社(大
大阪府大阪市
市、代表取締役 伊藤 陽介、以下パイ
役 イ
への出資契約
クリスタル)へ 約を締結しまし
した。その概
概要につきまし
して、別添の通
通りご報告申
申し上げます。
。
お
お問い合せ先 先
株式会社 社小森コーポレーション
PESP 事業推 推進部 部長 藤巻 陽介
長 介
TEL
L.03(5608) 7806 FAX
X.03(3624)9
このたび KO
OMORI は、有機半導体技術の商用化
化を目指すパ
パイクリスタル
ル株式会社(大
大阪府大阪市
市、代表取締
締
役 伊藤 陽
陽介)への出資 結しました。さら KOMO
資契約を締結 らに ORI とパイクリスタルは、 今回の出資契
契約を契機と
と
開発や共同で
して、共同開 でのビジネスモ
モデル検討な
など、協業関係
係を深めてい
いくことで合意
意しました。パ
パイクリスタル
ル
は、有機エレ
レクトロニクス
ス市場をリード
ドするベンチャ
ャー企業です
す。独自の高性能な有機半
半導体材料と
とその単結晶
晶
化技術をもつ
つほか、1 枚
枚のフィルム基
基板上に、セン
ンシング、信号処理、通信
信といった高度
度な機能を有
有機半導体回
回
路のみで実現
現できる数少
少ない企業で
でもあります。 パイクリスタ
タルは今回の出資金をもと
とに設備投資
資を行い、イン
ン
を進めながら、センサー付 RFID 等 の開発を進め
フラの拡充を 付き め、有機半導
導体市場の活
活性化に取り組
組みます。
IoT(Interne of Things
et s)の普及に伴
伴い、センサー
ーや通信デバ
バイスなどに搭載する半導
導体の需要は
は急激に増加
加
しており、その
の多くにはシ
シリコンなどの
の無機半導体
体の技術が用いられていま
ます。これに対
対し、有機物を
を使用した半
半
導体は、無機
機半導体より製造コストが
が安価・柔らか
かい・薄い・軽
軽いといった性
性質で近年注
注目を集めてき
きました。一
方で、半導体
体としての性能
能に直結する
る「キャリア移
移動度」(物質
質中での電子や
や正孔の移動
動のしやすさ
さ)の低速さが
が
課題となって
ていました。パ
パイクリスタル
ルの技術は、単
単結晶有機半
半導体である
るため、これま
までよりはるか
かにキャリア
移動度が高く MOS 回路によ
く、また、CM よって、消費電
電力が極めて
て低い有機半
半導体デバイ
イスを実現でき
きることが大
きな特長です
す。
KOMORI は
は、ファイン配
配線を印刷で
で形成できるグ
グラビアオフ
フセット印刷機
機を開発、その
の装置を用い
いて台湾工業
業
技術研究院(ITRI)と共同
同で高精細印
印刷メタルメッ
ッシュ採用の
の全印刷静電
電容量タッチパ
パネルを開発
発するなどプリ
リ
クトロニクス分
ンテッドエレク 分野における まいりました。そして 2014 年に KOMO グループ
る研究開発を 推し進めてま 4 ORI プ
となったセリア
アコーポレー
ーションのスク
クリーン印刷技
技術や販売チ 発および PE ビジネス拡大
チャネルにより、技術開発 大
をさらに推進
進してきました
た。
今回の出資契
契約を契機と
とした協業関係の進展によ ORI
より、KOMO の培って
てきた高度な印
印刷技術およ
よびその量産
産
化技術をパイ
イクリスタルの
の高性能な有
有機半導体デ
デバイス製造技
技術に融合で T
できれば、IoT の発展に大
大きく貢献す
る様々な用途
途向けのセン
ンサーデバイス
スの量産化を
を見込むことができると考
考えています。
。
今回の合意についてパイ
イクリスタルの
の代表取締役 伊藤 陽介
役 介氏は「有機半導体の量 産に、高度な
な印刷技術は
は
ん。今回、小森コーポレー
欠かせません ーションとの出
出資契約を締
締結したことに
により、資金面
面はもとより、技術面でも、
、
量産開発を加
加速させる体
体制が整ったこ
ことを、大変、
、心強く感じて
ています。」と
とコメントしてい
います。
株式会社小森
森コーポレー
ーションの取締
締役経営企画
画室長 梶田 英治は、次
次のように述べ
べています。「パイクリスタ
タ
ル社の持つ高
高度かつ独創
創的な有機半 は、来るべき IoT 社会にお
半導体技術は おいて重要な
な役割を果た
たすと期待して
て
います。共同
同開発により、KOMORI が持つ印刷
刷技術等を提
提供しパイクリスタル社の成
成長の加速お
および日本の
の
IoT 産業の拡
拡大に貢献で
できるよう努力
力していきたい
いと考えてい
います。」
■パイクリス
スタルについて
て
パイクリスタルは、東京大
大学大学院新
新領域創成科
科学研究科 竹谷純一教授が大阪大
大学在職中に起
起業したベン
ン
です。2013 年
チャー企業で 年の創業以来
来、有機エレク
クトロニクス技
技術の実用化
化に向けて、大
大学や様々な
な企業と連携
携
して共同開発
発や実証実験
験を行ってきま
ました。
様々な産業に
に対して、セン
ンサーデバイ
イスを提供する の中の IoT 化に貢献し、人
ることで世の 人々の生産効
効率を高める、
、
かつ、新たな
な価値を創造
造していくことを
を目指し、「独
独自の有機半
半導体の技術 世の中の IoT 化に貢献し、
術を用いて、世 、
より生産的か
かつ創造的な
な世界を実現します」をビジ
ジョンとして掲
掲げています。
(左から)KOMORI 取 締役経営企
企画室長 梶 田 英治、 パイクリス タル 代表取 役 伊藤 陽介氏 、
取締 藤
KOMORI 経
経営企画室 坂田 大氏
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