(台湾)財団法人金属工業研究発展センターとの業務提携について

平成 28 年6月 27 日
各 位


上場会社名 TOWA株式会社
代表者名 代表取締役社長 岡田 博和
(コード番号 6315 東証第一部)
問合せ先責任者 執行役員経営企画本部長
蒲生 喜代重
TEL (075) 692 – 0251


(台湾)財団法人金属工業研究発展センターとの業務提携について


当社は、「TOWA10年ビジョン」を長期経営戦略に掲げ、既存事業の更なる拡大とコア技術
を活かした新しい市場の開拓に取組んでいます。このたび、当社が新たな事業の一つとして展開
している「CBNエンドミル」が、台湾の国立の研究機関である「財団法人金属工業研究発展セ
ンター」
(以後、MIRDC)での金属加工の応用研究開発のツールに採用されることとなり、同
センターと業務提携契約を締結いたしましたので下記のとおりお知らせします。





1.MIRDCについて
MIRDCは、金属及び金属加工技術の関連工業の成長・発展を目指し設立され、各プロジェ
クトにおける研究成果を台湾内外に発信し、その普及促進にも取り組んでいます。近年は目覚し
く発展している金属科学技術の研究開発・応用サービスを台湾内企業に提供し、同国内産業の価
値創造増進に大きく貢献しており、台湾における金属工業分野の権威といえる地位を有していま
す。
概要
(1) 所 在 地:台湾高雄市
(2) 代 表 者:董事長 蔡明祺
(3) 設 立 年 月:1963 年 10 月
(4) 所属研究員:583 名
(5) U R L:http://www.mirdc.org.tw/japanese/


2.業務提携内容
(1)台湾ユーザーを想定したツールの応用開拓
台湾ユーザーを想定し、当社の主力製品となるCBNツール(エンドミル等)に対して、
その応用開拓について協力します。当社ツール使用時の最適加工条件や加工方法等に関する
情報をMIRDCと共に台湾ユーザーと共有し、同ツールのさらなる普及・浸透を図ると共
に、金属製品製造プロセスでの技術開拓に繋げます。





(2)超精密加工技術の応用研究
当社製品により実現できる精密加工と台湾企業のニーズを、MIRDCの仲介によりマッチ
ングさせ、台湾企業の金属加工技術発展に寄与すると共に、台湾工具市場における当社シェ
アアップを図ります。

3.業務提携契約締結日
2016 年6月 27 日

4.今後の見通し
当社の自社製CBNエンドミルサンプルをMIRDCに供給していくことで、金属加工プロセ
スの研究開発から得られる当該CBNエンドミルの最適加工データや性能優位性が、同センター
の広報媒体によって台湾国内に発信されることになります。今般の業務提携により、台湾国内の
金属加工技術発展に寄与すると共に、台湾地域における「TOWAブランド」浸透を図り事業を
拡大して参ります。

以 上





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