環境ビジョンの策定、環境基本方針・環境中長期目標の見直しおよび気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同表明について

「⾷と農と⼤地」のソリューションカンパニー

お知らせ
2022 年 5 月 30 日
井関農機株式会社


環境ビジョンの策定、環境基本方針・環境中長期目標の見直しおよび
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への
賛同表明について
井関農機は、この度、環境ビジョンを策定し、環境基本方針・環境中長期目標について見直しました。
また、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)※1」の提言に賛同し、TCFD 提言に沿った情報開
示に取り組むことを決定いたしましたので、お知らせいたします。

≪環境ビジョンの策定、環境基本方針・環境中長期目標の見直しについて≫
井関グループは、持続可能な社会形成を可能とする環境保全を重要課題のひとつと位置づけ、環境
方針を定め環境経営を実践しています。昨今の気候変動をはじめ、脱炭素社会の実現が求められる中、
新たに環境ビジョンを策定し、従来の環境基本方針・環境中長期目標を見直しました。今後も取り組み
を一層活発化させ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

■環境ビジョン
井関グループは、「お客さまに喜ばれる製品・サービスの提供」を通じ、2050 年までにカーボン
ニュートラルで持続可能な社会の実現を目指します。
■環境基本方針
井関グループは、持続可能な社会の実現を目指すべく、自然・社会・企業の調和に貢献する環境
活動を推進します。
① 環境マネジメントシステムの整備と機能的運用
② カーボンニュートラルを実現する事業活動及び製品・サービスの普及推進
③ 環境関連法規制の順守
④ 環境教育と環境情報公開
■環境中長期目標
・グローバル生産拠点における CO2 排出量を、2030 年度目標 2014 年度比 46%削減する。
また今後、井関グループの CO2 排出量削減に取り組む(Scope1,2)。
・取引金額の 7 割を占めるサプライヤーと連携した削減目標の策定や、環境に配慮した製品の開発
を推進する(Scope3) 。
・エコ商品の国内売上高比率を、2025 年 65%以上※2とする。

≪TCFD 提言への賛同≫
井関グループは、情報開示の基本的な考え方を、「情報を適切に開示し、社会的説明責任を果たす」
としています。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同し、TCFD 提言に沿った情
報を開示してまいります。
以 上
※1 TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)は金融安定理事会(FSB:Financial Stability Board)に
より設立され、気候変動に関連する財務的影響について、企業等による把握、開示を推奨する提言を公表している。
※2 当社のエコ商品認定制度で基準をクリアした商品の売上高比率。気候変動課題の解決や農業における環境負荷
低減につなげる取り組み。

井関グループは夢ある農業と美しい景観を支え、持続可能な「食と農と大地」の未来を創造していきます。

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