当社グループ発行のプロジェクトボンドが米Marine Money誌の「Offshore Deal of the Year 2019」を受賞

2020 年 4 月 21 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代 表 者名 代表取締役社長 香西 勇治
(コード番号 6269 東証第1部)
問 合 せ先 総務部 (TEL. 03-5290-1200)




当社グループ発行のプロジェクトボンドが米 Marine Money 誌の「Offshore
Deal of the Year 2019」を受賞

三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:香西勇治)は、FPSO (Floating Production,
Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)のチャーター事業にかかわる資金調
達基盤の多様化戦略の一環として、FPSO チャーター事業 1 件について、2019 年 8 月に関連会社にてプロジェ
クトボンド(以下、「本プロジェクトボンド」)を発行致しましたが、このほど本プロジェクトボンドが米国の金融業界有
力誌である Marine Money 誌が決定する「Offshore Deal of the Year 2019」のイノベーション部門を受賞しまし
たことをお知らせ致します。

本プロジェクトボンドは、ブラジル連邦共和国の国営石油会社である Petróleo Brasileiro S.A. (以下「ペトロブラ
ス社」、本社リオデジャネイロ市)がオペレーターを務めるブラジル沖合プレソルト層 Iracema Sul(イラセマ・スル、
旧 Cernambi Sul(セルナンビ・スル))鉱区開発用 FPSO である“FPSO Cidade de Mangaratiba MV24”の長期
チャーター事業に対して、当社関連会社の MV24 Capital B.V.により発行されました。欧米を中心とした海外の幅
広い投資家層に販売された本プロジェクトボンドには、11 億米ドル(邦貨換算約 1,166 億円@106 円)というメガ
ボンドであるにもかかわらず、募集金額の約 2 倍の応募がありました。また、プロジェクトボンドの発行において当
該プロジェクトの客先の格付を上回る事例は非常に稀でありますが、本プロジェクトボンドは、ペトロブラス社の格
付(BB-)を 1 ノッチ上回る格付を取得しました。これらの事実は、当社グループの FPSO 事業におけるアセットマ
ネジメント能力と、オペレーション能力に高い評価を得た結果であると考えております。

Marine Money 誌は、新たな資金調達手法を確立し、且つより幅広い業界において以後の模範とされる金融取引
を「Offshore Deal of the Year」として選定しています。Marine Money 誌は、全世界の中長期的な資源エネルギ
ー開発においては、本プロジェクトボンドのように新たな資金源を革新的な視点で追求することが重要であると評
価し、FPSO 事業に対する世界で初めての公募上場インフラプロジェクトボンドである本プロジェクトボンド を、
「Offshore Deal of the Year 2019」に選定しました。

当社は、今後も競争力の源泉のひとつであるファイナンス組成能力をさらに強化し、将来の成長に必要な資金を
機動的に調達できる体制を構築することで、FPSO 業界における確固たる地位を築いてまいります。



関連プレスリリース
2019 年 8 月 15 日: FPSO チャーター事業にかかわるプロジェクトボンド発行について




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稼働中の“FPSO Cidade de Mangaratiba MV24”


三井海洋開発株式会社について
三井海洋開発 (MODEC)は、FPSO(Floating Production, Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ガ
ス生産貯蔵積出設備)をはじめとする海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油ガス・生産設
備の設計、建造、リース、チャーター、オペレーション&メンテナンス・サービスを提供する日本で唯一の企業です。
https://www.modec.com/jp



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