連結子会社 長崎機器(株)における震災復興関連受注のお知らせ

平成 26 年 12 月 24 日
各 位
会 社 名 東 京 製 綱 株 式 会 社
代 表 者 取締役社長 中村裕明
(コード番号 5981 東証第1部)
問 合 せ 先 常 取締役総務部長 佐藤和規

(TEL.03-6366-7777)



連結子会社 長崎機器㈱における震災復興関連受注のお知らせ

今般、当社子会社である長崎機器株式会社が、福島県広野町、富岡町、飯舘村における可燃性廃棄物
減容化事業に関連し、下記の通り機械設備を受注いたしましたので、お知らせ致します。
本事業への参加により福島県の復興に微力ながら貢献できるものと存じますが、東京製綱グループは、
今後も引き続き被災地復興の一助となるべく、より良い製品 サービスの提供に取り組んでまいります。


1.受注概要
(1)焼却灰の容器充填機械設備
東京電力福島第一原子力発電所事故により、 上記地域や近隣自治体には放射性物質で汚染された
土壌、落葉、枝、汚泥等が大量に発生し、現在も仮置き場に一時保管されております。
今般、長崎機器は、これらの廃棄物の焼却により排出される焼却灰を容器(フレキシブルコンテ
ナバッグ、略称:フレコン)に充填する自動計量包装システムとしての機械設備を各社より受注い
たしました。
(2)発注者および受注金額
エンジニアリング会社他数社、総額 約6億円
(3) 納入予定
2014 年 11 月以降随時
(4) 業績への影響
本件受注は直近の連結通期業績予想に織込み済みであり、 平成 26 年 11 月 10 日発表の平成 27 年
3 月期通期連結業績予想に変更はありません。

2.長崎機器株式会社 会社概要
・創 業 1951 (昭和 26)年
・資 本 金 1 億円 (東京製綱出資比率 100%)
・事 業 内 容 石化製品、食品、肥料等の計量、包装設備の製造・販売並びにメンテナンス

今回の受注は、創業以来 60 余年に及ぶ計量・包装設備の分野における実績が各社に高く評価された
ものと考えております。

3.【参考】可燃性廃棄物減容化事業の概要
原発事故に伴い、福島県内には放射性物質に汚染された廃棄物が大量に発生し、これら廃棄物の早急
な処理が喫緊の課題となっております。
本事業は、環境省により実施され、汚染された廃棄物を仮設焼却炉で焼却処理・減容化し、焼却灰を
フレコンに充填した後に放射線量を測定して、 基準線量以下(10万ベクレル以下)は管理型処分場で処
分し、基準以上(10万ベクレル超)のものは中間貯蔵施設で保管するというものです。
本事業により汚染廃棄物の処理が加速することで、 当該地区ならびに福島県全体の復興に資すること
が期待されています。
以上

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