400Gイーサネット(56Gbps)の伝送検査に最適な高周波IC計測冶具を開発

2020 年 9 月 30 日
各 位



東京特殊電線株式会社
東京都港区西新橋三丁目 8 番 3 号
(東証1部コード番号 5807)
問合せ先 総務・広報担当
TEL 0268(34)5211

400G イーサネット(56Gbps)の伝送検査に最適な高周波IC計測冶具を開発

東京特殊電線株式会社(本社:東京都港区、社長:川口 寛)は、次世代移動通信システムである 5Gへの
切替え、並びにIoTの普及等によるデータトラフィックの増大に向けて、当社の高周波測定技術とプローブ技
術を融合し、従来の当社開発品である 100G イーサネット(25Gbps)を更に発展させ、400G イーサネットの伝
送速度 56GbpsNZR 及び 28GBaudPAM-4 の伝送検査に最適な高周波IC計測冶具を開発しました。


【開発品の用途】
ハイパースケールデータセンター内のサーバー入出力に使用される高周波IC(光信号から電気信号への
変換素子 )の計測冶具として、高速大容量 の 400Gイーサネットの電気信号 56GbpsNZR 及び 28G
BaudPAM-4 を高品質に取り出し電気信号の波形を正確に計測することを可能にしました。


【開発品の主な特長】
(1)高精度な加工技術により、光入出力素子と電気信号電極が同一面に配置されたICも計測が可能。
(2)配線パターンを自由に設計できるため、150μmの狭ピッチ電極のICにもプローブ配列が可能。
(3)三次元電磁界シミュレーションを活用し、インピーダンスを整合させたコンタクト構造により、正確で高品
質な電気信号の波形の計測が可能。
(4)信号の入出力には、高周波特性に優れた当社独自の基板実装多極コネクタとマイクロウェーブケーブル
を使用したハーネスの採用により、高密度実装基板を必要とするICでも正確で高品質な電気信号の波
形の計測が可能。


今後も当社の得意とする高周波分野に注力し、高周波伝送路全体を設計、構築する技術を活かし、増大
する高周波伝送需要に最適な製品を開発してまいります。




56GbpsNRZ




28GBaudPAM-4
当社開発品 計測器に表示された電気信号の波形
以上

資料についてのお問合せ先 総務・広報担当 TEL 0268(34)5211
お客様からの製品に関するお問合せ先 デバイス営業グループ TEL 03(5860)2129

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