「蓄電池リサイクルプロセスの開発と実証」がNEDOグリーンイノベーション基金事業に採択
2022 年 4 月 21 日
「蓄電池リサイクルプロセスの開発と実証」が
はじめに
NEDO グリーンイノベーション基金事業に採択
―当社をとりまく事業環境と足下の課題―
住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 野崎 明、以下「住友金属鉱山」)
は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)から公募された
「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトの研究
開発項目の一つである「蓄電池のリサイクル関連技術開発」に対して、関東電化工業株式会社(本
社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷川 淳一、以下「関東電化工業」)とともに「蓄電池リ
サイクルプロセスの開発と実証」(以下、「本事業」)を提案し、採択されました。
グリーンイノベーション基金事業は、2050 年カーボンニュートラルの実現に向け、経済産業省が
NEDO に2兆円の基金を造成し、野心的な目標にコミットする企業等に対して、10 年間、研究開
発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。「次世代蓄電池・次世代モーターの開
発」プロジェクトは、蓄電池・モーターについて、高性能化、省資源化、リサイクル等に関する研
究開発を行い、自動車分野における脱炭素化と産業競争力強化の実現を目指すものです。
本事業では、住友金属鉱山の非鉄金属製錬技術ならびに関東電化工業のリチウム回収技術を用い
て、使用済みのリチウムイオン電池(以下、「LIB」)等の二次電池から銅、ニッケル、コバルト、
リチウムを回収し、水平リサイクルする事業の創出・拡大を目指します。
脱炭素社会に向けて電動車の普及拡大が見込まれている現在、LIB に使用されるレアメタルを中心
とした資源確保、使用済み二次電池のリサイクルによる資源循環が大きな技術課題になっていま
す。本採択を機に、住友金属鉱山は二次電池リサイクルの早期事業化に向けた動きを加速し、資源
循環型社会の実現に貢献してまいります。
(ご参考)
1. 2022 年 4 月 19 日 NEDO プレスリリース
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101535.html
2. 2022 年 1 月 19 日 住友金属鉱山プレスリリース
「世界初、使用済みリチウムイオン二次電池からリチウムを電池材料として再資源化する水平
リサイクル技術を確立」
https://www.smm.co.jp/news/release/2022/01/001520.html
以 上
本件に関するお問合せ先
住友金属鉱山株式会社 広報 R部
I 東京都港区新橋 5-11-3 新橋住友ビル
TEL:03-3436-7705 Eメール:smm_koho@smm-g.com
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