AGC「IR DAY 2022」の説明資料について(1/4)

2022 年 6 月 13 日
各 位
会 社 名AGC株式会社
代表者名 代表取締役社長執行役員 平井良典
(コード番号 5201 東証プライム)
問合せ先 広報・IR部長 小川知香子
(TEL.03-3218-5603)


AGC「IR DAY 2022」の資料について

当社は、本日「IR DAY 2022」を開催致しました。

本日の説明資料は別添となります。

次回は 6 月 16 日(木)に開催予定です。

以上





AGC IR DAY 2022




2022年6⽉13,16⽇
⽬次


2030年のありたい姿実現に向けて


中期経営計画 AGC-plus2023 について



参考資料




©AGC Inc. 2
事業展開
ライフサイエンス
1,152億円

建築⽤ガラス
フッ素・スペシャリティ 3,811億円
1,239億円
セラミックス・その他
794億円



クロールアルカリ・ウレタン 化学品 2021年度
3,904億円 6,308億円 売上⾼ ガラス
7,343億円
1兆6,974億円


電⼦
3,120億円
⾃動⾞⽤ガラス
3,511億円


電⼦部材
1,210億円 ディスプレイ
1,821億円 ※サブセグメント売上⾼は、外部顧客に対する売上⾼を使⽤しています


©AGC Inc. 3
利益構造の変化

セグメント別営業利益推移(億円)




※2005~2011年は⽇本会計基準、2012~2021eは国際会計基準 ©AGC Inc. 4
2030年のありたい姿実現に向けて




©AGC Inc. 5
2030年のありたい姿
 社会的価値と経済的価値の両⽴により成⻑

独⾃の素材・ソリューションの提供を通じて
サステナブルな社会の実現に貢献するとともに
継続的に成⻑・進化する
エクセレントカンパニーでありたい

企業価値向上
社会的価値 経済的価値


5つの社会的価値 安定的に

の創出 ROE 10%以上
サステナビリティ経営の推進 事業ポートフォリオ変⾰

©AGC Inc. 6
事業ポートフォリオ変⾰の⽅向性
 両利きの経営の推進により、市況変動に強く、資産効率・成⻑性・炭素効率の
⾼い事業ポートフォリオの構築を⽬指す




市況変動に強い ⾼い資産効率




⾼い成⻑率 ⾼い炭素効率

©AGC Inc. 7
AGCグループの両利きの経営

全社戦略

コア事業と戦略事業を両輪として、最適な事業ポートフォリオへの転換を図り、
継続的に経済的・社会的価値を創出


コア事業 戦略事業

各事業の競争⼒を⾼め、強固で ⾼成⻑分野において、⾃社の強みを活かし、
⻑期安定的な収益基盤を構築 将来の柱となる⾼収益事業を創出・拡⼤




建築⽤ガラス ⾃動⾞⽤ガラス ディスプレイ エレクトロニクス ライフサイエンス
(既存)




クロールアルカリ・ フッ素・スペシャリティ セラミックス モビリティ
ウレタン


事業ポートフォリオ変⾰のイメージ
 コア事業を⻑期安定的な収益基盤に
 戦略事業は引き続き伸⻑させ、2030年連結営業利益に占める割合を過半に


営業利益構成 推移
(億円)
3,000
3,000

2,500
2,300
2,062 1,500
1,000



1,196
戦略事業 142

1,524 1,500 1,500 1,500
コア事業 1,054




2017 '21 '23e '25e '30e

©AGC Inc. 9
炭素効率と資産効率の向上
 炭素効率、資産効率の⾼い戦略事業を拡⼤するとともにその他の事業の炭素
効率・資産効率を⾼める

事業ポートフォリオの⽅向性

成⻑・拡⼤
30%




ROCE* フッ素
電⼦部材
・スペシャリティ
クロール
20% アルカリ
・ウレタン

建築⽤ガラス


ライフ
サイエンス
10%
⾃動⾞⽤
ガラス
ディスプレイ




低 炭素効率** ⾼

* : 2023年⽬標をもとに作成 ** : 2020年売上⾼あたり排出量(実績)をもとに作成 コア事業 戦略事業 ©AGC Inc. 10
ご参考︓Scope3 マイルストーンを設定
 AGC-plus2023 において、2050年カーボンネットゼロ⽬標を設定
 2030年マイルストーンとして、Scope1, 2⽬標に加え、新たにScope3削減⽬標を設定
 地球温暖化係数が極めて低い次世代冷媒AMOLEAシリーズの普及注⼒や、サプライ
ヤーエンゲージメント活動の強化などにより、2030年に30%削減(2019年⽐)を⽬指す

調達 製造 販売・物流 使⽤ 廃棄




Scope1, Scope2 Scope3

2030年 マイルストーン(2019年⽐) 2030年 マイルストーン(2019年⽐)
 GHG排出量 30%削減  GHG排出量 30%削減
(Scope 1+2排出量)
 GHG排出量売上⾼原単位 50%削減 (Scope 3排出量)
(Scope 1+2排出量/売上⾼)




©AGC Inc. 11
社会的価値と経済的価値を同時に実現し成⻑
 ポートフォリオ変⾰とサステナビリティ経営の推進により実現


2023年

営業利益 2,062億円 2,300億円 2,500億円 3,000億円

経 戦略事業
538億円 800億円 1,000億円 1,500億円
済 営業利益
的 EBITDA* 3,729億円 4,330億円 4,900億円

値 ROE 10% 安定的に10%以上

D/E⽐率 0.41 0.5以下



GHG排出量
30%削減 カーボン・ネットゼロ
GHG関連
社 GHG排出量売上⾼原単位 を⽬指す
50%削減

的 安⼼・健康な 安全・快適な 持続可能な地 公正・安全な 健全・安⼼な
価 提供したい
暮らしの実現 都市インフラの 球環境の実現 働く場の創出 社会の維持へ
値 社会的価値 への貢献 実現への貢献 への貢献 への貢献 の貢献

⾮財務資本 グループガバナンス、⼈財、研究開発の強化




* EBITDA=営業利益+減価償却費
©AGC Inc. 12
中期経営計画 AGC-plus2023 について




©AGC Inc. 13
AGC plus-2023 財務⽬標
 構造改⾰、事業拡⼤によるコア事業の収益拡⼤、戦略事業の伸⻑で、
2023年中期経営⽬標を⼤幅に前倒し達成
 2023年⽬標を⼤幅に上⽅修正
FY2023⽬標 FY2023⽬標
FY2021実績 2021.2時点 (今回)

営業利益 2,062億円 1,600億円 2,300億円


ROE 10 % 8% 10 %

戦略事業
営業利益 538億円 700億円 800億円


D/E⽐率 0.41 0.5以下 0.5以下


©AGC Inc. 14
AGC plus-2023 各事業の主要課題
事業 主要課題 ⽅向性
・EUVマスクブランクスを始めとする⾼付加価値製品の拡⼤
エレクトロニクス
・継続的に新ビジネスを創出

・タイムリーな投資の実施により、事業を拡⼤ 成⻑を更に
戦略事業 ライフサイエンス ・グローバル展開・技術対応⼒を強みに⾼い成⻑を
加速
・CASEによる市場変化を⾒据え、事業機会を確実に捉える
モビリティ
・中国で⾞載ディスプレイ⽤ガラス量産を開始し、収益貢献

ディスプレイ ・中国市場の需要増に対応、⻑期安定的な事業基盤を構築
前中計で
クロールアルカリ・ 設定した
・タイ、インドネシアでの増設を通じ、東南アジアの事業基盤を⼀段と強化
ウレタン 基本戦略
コア事業 フッ素 ・⾼付加価値化と事業領域拡⼤で、グローバルニッチ市場の需要取り込み
に変更なし
・スペシャリティ ・環境課題を事業機会に変える

・業界再編を⾒据え構造改⾰を実施
建築⽤ガラス ・投資を最⼩化、⽣産集約などにより資産効率を⾼める 構造改⾰
⾃動⾞⽤ガラス ・⽣産性改善とコスト削減を着実に進め、収益性を改善、キャッシュ創出⼒を を加速
強化


©AGC Inc. 15
各事業のROCEイメージ
 全社ROCEを10%以上に維持
 EBITDA*を約600億円(3,729億円→4,330億円)向上

ROCE(2021年実績 vs 2023年度⾒込み )
0% 10% 20%

建築⽤ガラス
ガラス ⾃動⾞⽤ガラス



電⼦部材
電⼦ ディスプレイ


クロールアルカリ・ウレタン
化学品
ライフサイエンス
フッ素・スペシャリティ
ROCE
11%
全社 EBITDA
3,729億円



ROCE 11%
EBITDA 4,330億円


ROCE : (当年度営業利益予想) ÷ (当年度末営業資産残⾼予想)、 全社営業利益は共通費配賦後、事業別の営業利益は共通費⽤配賦前
円の直径(除く全社)︓ EBITDAの⼤きさ *: EBITDA = 営業利益+減価償却費 ©AGC Inc. 16
AGCブランドステートメント︓


易きになじまず難きにつく
⼈を信ずる⼼が⼈を動かす
世界に冠たる⾃社技術の確⽴を
開発成功の鍵は使命感にあり

AGCは、この創業の精神を礎に、
お客様とゆるぎない信頼関係を築きながら、
独⾃の素材とソリューションで、
時代のトップランナー達を⽀えてきました。

私たちはこれからも、互いの知⾒や技術を掛け合わせ、
⼈々の想いの先、夢の実現に挑んでいきます。
 予測に関する注意事項︓
 本資料は情報の提供を⽬的としており、本資料による何らかの
⾏動を勧誘するものではありません。本資料(業績計画を含
む)は、現時点で⼊⼿可能な信頼できる情報に基づいて当社が
作成したものでありますが、リスクや不確実性を含んでおり、当社
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 この資料の著作権はAGC株式会社に帰属します。
 いかなる理由によっても、当社に許可無く資料を複製・配布する
ことを禁じます。

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