中国子会社工場用地契約解除に関するお知らせ

2020年9月25日
各 位
会 社 名 藤倉コンポジット株式会社
代表者名 代表取締役社長 森田 健司
(コード番号5121 東証第1部)
問合せ先 常務取締役管理本部長 植松 克夫
(TEL 03-3527-8111)



中国子会社工場用地契約解除に関するお知らせ


当社は、2017 年8月 10 日開催の取締役会で決議しました「中国子会社 増産に伴
う工場用地取得に関するお知らせ」にて取得契約した用地について、2020 年9月 25
日開催の取締役会において契約を解除する決議をいたしましたのでお知らせいたし
ます。



1.決議に至るまでの経緯
(1)用地取得について
当社は中国市場の更なる発展及び今後の産業用資材の増産が見込まれることを
想定し、2017 年8月 10 日開催の取締役会で工場用地の取得を決議し、同日に「中
国子会社 増産に伴う工場用地取得に関するお知らせ」として開示し、その後に安
吉藤倉橡膠有限公司(中国・浙江省)において、安吉県政府と当該用地の取得契約
を締結いたしました。
なお、当該用地は安吉藤倉橡膠有限公司の第一工場及び第二工場の隣接地となっ
ております。


(2)取得用地における第三期工事について
当社は用地取得契約に伴い、2017 年9月 29 日開催の取締役会で安吉藤倉橡膠有
限公司において当該用地での第三期工事を決議し、同日に「安吉藤倉橡膠有限公司
第三期工事に関するお知らせ」を開示いたしました。


(3)契約解除について
工場構想を検討段階で中国の環境規制が改正され、新規に建設する工場に対する
規制が厳しくなり、新たなゴム加工設備の増設が難しい状況となりました。安吉県





政府とは再々交渉を重ねてきましたが、新規工場での操業に制約が多い事から、本
日(2020 年9月 25 日)の取締役会において、第三期工事を行うことを断念する内
容の決議をし、工場用地契約を解除することとなりました。
なお、既存の安吉藤倉橡膠有限公司第一工場及び第二工場につきましては、問題
なく稼働しております。


(4)契約から解除までの総投資額について
現地調査費用は少額となっており、それ以外の本件総投資額は契約締結時に約
100 万元の支払いがありましたが、全額が返済される見込みであります。


2.今後について
産業用資材事業の増産対応につきましては、ポストコロナにおける需要動向を加
味した上で、新たな候補地選定を含め検討中であり、決定次第速やかに開示いたし
ます。


3.今期業績への影響について
2021 年3月期に与える影響につきましては軽微であります。
以上





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