当社共同開発のヒトiPS細胞由来感覚神経細胞を用いた株式会社ファンケルの学術発表に関するお知らせ

2021 年 1 月 12 日
各 位
会 社 名 株式会社リプロセル
代表者名 代表取締役社長 横山 周史
(コード番号:4978)
経営管理部 GM
問合せ先 赤野 滋友
兼 CFO
(TEL.045-475-3887)


当社共同開発のヒト iPS 細胞由来感覚神経細胞を用いた
株式会社ファンケルの学術発表に関するお知らせ

この度、 当社と株式会社ファンケル (本社:横浜市中区 代表取締役社長執行役員 CEO 島田和幸、 以下、
ファンケル)が共同開発したヒト iPS 細胞由来感覚神経細胞(以下、感覚神経細胞)を使用して、ファン
ケルが第 31 回 国際化粧品技術者会連盟 横浜大会 2020 (2020 年 10 月 21 日~30 日開催) で学術発表しま
したのでお知らせいたします。

本学術発表の内容は「防腐剤や大気汚染物質が神経を刺激して正常な状態から過敏な状態に変化させる
可能性」を明らかにしたもので、ファンケルが順天堂大学大学院医学研究科・環境医学研究所 (所長:髙森
建二)に設置した「抗加齢皮膚医学研究講座」における成果となります。
ファンケルは「本研究の成果を基盤として、開発したヒト iPS 細胞由来感覚神経を用いたアプローチに
より、敏感肌の方でも安心してご使用頂ける無添加化粧品の良さを神経科学的に証明できる研究を追及し
てまいります。」と発表しています。

当社では、近年、製薬会社や化粧品会社から高まるニーズに対応して、更なる感覚神経細胞の最適化お
よび機能解析と、感覚神経に加えた多種のヒト iPS 細胞由来神経細胞の開発を実現しています。これまで
に蓄積してきたヒト iPS 細胞に関する技術を基に、今後とも様々な分野の実用化に貢献してまいります。



・本学術発表のタイトル
“Development of a Novel in vitro Assay to Measure Environment-Triggered Skin Hypersensitivity
in Human Induced Pluripotent Stem Cell-Derived Sensory Neurons”

研究成果の詳細は下記の URL をご参照ください。
https://www.fancl.jp/news/index.html

以 上

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