地図品質検査・評価ツール「GeoInspector」発売開始のお知らせ

平成 27 年 12 月 14 日

各 位

会 社 名 アイサンテクノロジー株式会社
代表者名 代表取締役社長 柳澤哲二
（ JASDAQ コード番号 4667）
問合せ先 取締役業務統括本部長 加藤 淳
（ Tel 052－950－7500 ）



地図品質検査・評価ツール「GeoInspector」発売開始のお知らせ



当社は、この度、2012 年４月にリリースしました地図品質検査・評価ツール「Indigo-i」の後継製品と
して、「GeoInspector」を販売開始いたしますので別紙の通りお知らせいたします。

以上
 News Release
2015 年 12 月 14 日

地図品質検査・評価ツール
「GeoInspector」発売開始のお知らせ


アイサンテクノロジー株式会社（本社：名古屋市中区）は、この度、2012 年４月にリリースしました地図品
質検査・評価ツール「Indigo-i」の後継製品として、
「GeoInspector」を販売開始いたします。


１．発 売 日 2015 年 12 月 14 日
２．製 品 名 GeoInspector（ジオインスペクター）
３．標準価格 2,000,000 円（税抜き）
４．基本機能
①JSGI 品質評価手順工程フローに準拠した検査機能を搭載
地理情報システム（GIS）の基となる空間データ（地理空間情報）に対し、国際標準である ISO/TC211 に
準拠しつつ日本の国情に適合するよう策定された地理情報標準（JSGI）に規定されている、品質要素の「完
全性」「論理一貫性」「位置正確度」「主題正確度」について、品質評価手順工程フローに準拠した検査を実
施します。
（表 1 参照）




表 1.検査する品質要素
②自動検査・目視検査・検査結果の出力機能を搭載
検査するデータファイルを読み込み、ファイル構成、位相一貫性などの自動化可能な検査を自動的に検査
します。過剰や漏れなど目視確認が必要な検査については、ランダムにサンプリングされたデータに対する
目視検査を実施します。検査結果を表示し、エラー箇所等の CSV ファイルへの出力保存が可能です。




図 2.GeoInspector の作業工程


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５．追加・改良機能
①基準点の自動検査機能を搭載
基準点の元資料（CSV ファイル）を利用し、完全性（過剰、漏れ）
、位置正確度、主題正確度の自動検査が
可能となります。




図 2.元資料を使った基準点の地物の自動検査


②64 ビット OS 完全対応及び検査速度の大幅向上
64 ビット OS へ完全対応し、検査ロジックを見直すことにより検査速度の大幅向上を実現しました。表 2
は実在する自治体の空間データにおける「Indigo-i」と「GeoInspector」の検査時間比較データです。
GeoInspector では検査時間が大幅に短縮しています。




表 2.「Indigo-i」
「GeoInspector」比較表




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※地理情報標準 JSGI（Japanese Standards for Geographic Information）
：
GIS の基盤となる空間データを、異なるシステム間で相互利用する際の互換性確保を主な目的に、データの設
計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたもので、政府の GIS 関係省庁連絡会議（現：地理空間
情報活用推進会議）において政府の標準と位置づけ、率先して使用し、その普及をはかることとしているもの
です。
※ISO/TC211：
国際標準化機構（ISO）の地理情報専門委員会（TC 211）は、地理空間情報の国際標準化を目的としており、
日本は投票権のある正式メンバーです。国際規格と整合した地理空間情報の整備により、データの相互利用や
流通促進が期待され、日本では、国土地理院が国際規格と国内標準の整合を図るために規格策定に参画し、技
術支援等を行っています。


６．製品に関するお問い合わせ
当社は、本ツール製品を使用した「地図品質検査」有償サービスについても承ります。
〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目 7 番 14 号 AT ビル
アイサンテクノロジー株式会社
TEL 052-950-7500 FAX 052-950-7507




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