次世代農業ロボット「DONKEY」開発コンソーシアム参画のお知らせ

平成 29 年 11 月 30 日
報道関係者各位
会 社 名 株 式 会 社 ア ル プ ス 技 研
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 今村 篤
(コード番号:4641 東証第一部)
問 合 せ先 取締役 経営企画部長 渡 邉 信 之
(TEL. 045-640-3700)



次世代農業ロボット「DONKEY」開発コンソーシアム参画のお知らせ

開発・設計等の高度技術サービスを提供する株式会社アルプス技研(本社:神奈川県横浜市)は、株式会社日
本総合研究所(以下「日本総研」)が中心となって平成 29 年 11 月6日に設立された自律多機能型農業ロボット
「DONKEY(仮称)」の仕様、用途、事業性等の検討を行う「DONKEY 開発コンソーシアム(以下「本コンソーシア
ム」)」に参画しましたのでお知らせいたします。



1.背景・目的
日本の農業産出額は低迷を続けており、農業就業人口の減少と耕作放棄地の増加は大きな社会課題となっ
ています。かかる環境の下、当社は農業分野での人手不足解消に向け、創業以来培ってきた高度な技術力と人
材育成のノウハウを活かし、様々な解決策を模索しております。この度、本コンソーシアムに参画し、高頻度の管
理作業や、負担の大きい労働支援を行うロボット「DONKEY(仮称)」の開発、普及の一翼を担うことで、農業の高
付加価値化、生産性向上の実現を目指してまいります。


※本コンソーシアム設立経緯について
日本総研が学校法人慶應義塾との共同研究で自律多機能型農業ロボット「DONKEY(仮称)」のコンセプトを
考案し、今般、同大学や栃木県茂木町、そして開発に必要な資源を有する企業と共に本コンソーシアムが設立
されました。
詳細は日本総研プレスリリースをご参照下さい。 URL: https://www.jri.co.jp/company/release/2017/1130/


2.自律多機能型農業ロボット「DONKEY(仮称)」のコンセプト及び特徴(以下、日本総研リリースより抜粋)
 本体には基本機能として、自律稼働・自動追従、監視・防除、画像取得、情報計測、通信機能などを標準
装備
 着脱式のアタッチメントを本体に追加することで、運搬・作業管理、除草などの機能の拡張が可能
 作業中に取得できる各種データを DONKEY(仮称)ユーザーの共有サーバーに蓄積。データ解析による
栽培ノウハウ抽出・収穫予測や外部システム(データ)との連携を通じて、農業の生産性改善、研究開発の
促進、需給マッチング・調整、農業金融への情報インフラ提供など、新規ビジネスのためのプラットフォー
ムとして機能


3.活動期間(予定)
平成 29 年 11 月6日~平成 30 年3月 31 日


4.活動期間後の予定
当社は「DONKEY(仮称)」の仕様検討・開発を加速させ、社会実装の早期実現に貢献することを目指します。

以 上

株 式 会 社 アルプス技 研

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