サンバイオSB623慢性期脳梗塞フェーズ1/2a試験(米国)のチーフ・インベスティゲーターのゲイリー・スタインバーグ博士がスミソニアン協会からアワードを受賞

2018 年 1 月 4 日
サンバイオ株式会社



サンバイオ SB623 慢性期脳梗塞フェーズ 1/2a 試験(米国)の
チーフ・インベスティゲーターのゲイリー・スタインバーグ博士が
スミソニアン協会からアワードを受賞

神経系疾患を対象に再生細胞薬の開発・製造を手掛ける当社グループ(サンバイオ株式会社及びその
子会社である SanBio, Inc.) は、この度、スタンフォード大学医学部神経外科長ゲイリー・スタインバーグ
博士が、米国スミソニアン協会からアメリカン・インジェニュイティ・アワードを授与されましたので、お知ら
せいたします。本受賞は、同博士の脳梗塞患者の運動機能の改善をターゲットとした新しい治療におけ
るこれまでの研究活動を称えるものです。同博士については、当社グループが米国で実施した慢性期脳
梗塞を対象とした幹細胞治療薬 SB623(以下、「本剤」)のフェーズ 1/2a 試験(以下、「本試験」)におい
てチーフ・インベスティゲーターを務めており、本試験では本剤の投与により患者の運動機能が大きく回
復するデータが示されています。


当社グループのチーフ・メディカル・オフィサー兼リサーチ・ヘッドのダミエン・ベイツ医師は、「今回のスタ
インバーグ博士の受賞は、博士の長年の功績に十分値するものであり、脳梗塞の後遺症の治療薬として
SB623 といった細胞を使った幹細胞治療の可能性に光を当ててくれるものです。」とコメントしています。


米国スミソニアン協会では、ライフ・サイエンス、フィジカル・サイエンス、ソーシャル・プログラム、ビジュア
ル・アートの4つのカテゴリーで、毎年、各分野における功績者を選び表彰しています。スタインバーグ博
士は、ライフ・サイエンス分野において神経及び脳梗塞患者への治療に関する研究が評価され今回の
受賞に至っています。今回の受賞は、Smithsonian Magazine でも取り上げられています。



SanBio, Inc.およびサンバイオ株式会社について
当社グループは、再生細胞薬の研究、開発、製造及び販売を手掛ける再生細胞事業を展開しています。
当社独自の再生細胞薬である SB623 は、米国においては、米国・カナダ地域における共同開発パート
ナーである大日本住友製薬株式会社とともに、慢性期脳梗塞を対象にフェーズ 2b 臨床試験を、また、
当社単独では外傷性脳損傷を対象に日米グローバル フェーズ 2 臨床試験を実施中です。東京を本社
とし、米国のカリフォルニア州マウンテンビューに研究開発の主たる拠点を構えています。


本件に関するお問い合わせ先
サンバイオ株式会社
経営管理部
電話:03-6264-3481

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