滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第2相RAMEN試験における患者組み入れ完了のお知らせ

News Release

2021 年 8 月 30 日
各 位
株式会社リボミック
(コード番号:4591 東証マザーズ)


滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第 2 相 RAMEN 試験
における患者組み入れ完了のお知らせ

当社100%子会社のRIBOMIC USA Inc.が米国で進めているRBM-007第2相臨床試験(対象疾
患:滲出型加齢黄斑変性(wet AMD)、略称名:RAMEN試験)につき、このたび、患者の組み入れ
を完了いたしましたので、お知らせいたします。
RAMEN 試験の目的は、現在実施中の TOFU 試験(第 2 相無作為盲検比較試験)を完了した被
験者のうち、登録基準を満たす患者を対象に、比較薬を設定しない RBM-007 のみのオープン試
験として、4 回の硝子体内投与を行い、追加投与における本薬剤の安全性と有効性を評価するも
のです。
トップラインデータの公表は、2022 年 3 月期第 4 四半期中(3 月まで)を予定しております。


同社 CEO の Padma Bezwada は次のようにコメントしています。「RAMEN 試験患者組み入れ完
了に際し、患者の皆さん、医師の皆さんの継続的な試験参加に感謝いたします。本試験は、
TOFU 試験のオープンラベルの延長試験として、本薬剤に関する追加の知見、とりわけ線維化抑
制効果についての知見をデータセットに加えることを目的としています。最終患者の最終観察後、
解析を行い、結果をお届けできることを楽しみにしています。」


RBM-007について
線維芽細胞増殖因子2(FGF2)の機能を阻害するアプタマーで、加齢黄斑変性における血管新生
と瘢痕形成を同時に抑制する新規な薬理作用を有することが非臨床試験で示されています。特
に加齢黄斑変性における瘢痕形成は、失明の一因と考えられていますが、既存薬には瘢痕化を
直接抑制する作用は確認されておらず、RBM-007は新規の治療法を提供できる可能性がありま
す。
以 上


【本件に関するお問い合わせ先: 管理本部 03-3440-3745】


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