米国RBM-007第II相臨床試験について

News Release

2020 年 3 月 24 日
各 位
株式会社リボミック
(コード番号:4591 東証マザーズ)


米国 RBM-007 第Ⅱ相臨床試験について


このたび、新型コロナウイルスの流行を受け、当社が米国で進めているRBM-007第Ⅱ相
臨床試験(対象疾患:滲出型加齢黄斑変性)につき、患者スクリーニング及び新規被験者
への投与を一時的に停止することを決定し、治験実施施設に対して米国現地時間3月20日
付で通知いたしましたのでお知らせいたします。この決定は、本治験に参加する高齢の被
験者、医師、実施施設スタッフの安全性を最優先に、本パンデミック下での治験薬配送網
の混乱、3月18日付でFDAから発出された臨床試験実施に関するガイダンス等を総合的に
判断して行ったものです。
現在までの治験の実施状況については、1例目の被験者への投与が現地時間2月17日に
開始され、3月19日に9例目の被験者への初回投与が行われたところです。これらの被験
者に関しては、治験責任医師が被験者の安全性を確保できると判断した場合のみ、当初の
治験実施計画書通りに試験を継続いたします。
当社は米国内の状況に細心の注意を払い、患者登録の再開時期を見極めるとともに、パ
ンデミックの本治験への影響を最小限にとどめるよう努めてまいります。なお、治験開始
から現在までの患者登録スピードに鑑みて、現時点において治験の終了目標時期は当初の
予定通り2021年末までとし、変更はありません。


なお、本件による、2020 年 3 月期業績予想の修正はありません。
以上


RBM-007について
線維芽細胞増殖因子2(FGF2)の機能を阻害するアプタマーで、加齢黄斑変性における血
管新生と瘢痕形成を同時に抑制する新規な薬理作用を有することが非臨床試験で示されて
います。現在、米国において、第Ⅱ相臨床試験が行われております
(https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04200248 )。


【本件に関するお問い合わせ先: 経営企画部 03-3440-3745】


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なく、投資家への情報開示を目的とするものであり、その製品化を保証するものではありません。

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