CDC7阻害剤monzosertibを用いた治療方法に係る米国における特許査定のお知らせ

2025年9月29日
各 位
会 社 名 カルナバイオサイエンス株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉野 公一郎
(コード番号:4572)
問合せ先 取締役経営管理本部長 山本 詠美
(TEL: 078-302-7075)



CDC7阻害剤monzosertibを用いた治療方法に係る米国における特許査定のお知らせ


当社が開発中のCDC7阻害剤monzosertib
(AS-0141)を用いた治療方法の発明に関する米国特許出願
(発明の名称:Methods of Treatment of Cancer Comprising CDC7 Inhibitors、出願番号:
17/275,732) が、米国特許庁の審査を受けた結果、特許権を付与するに値すると判断され、特許査
定をうけましたのでお知らせいたします。この後、一定期間内に登録料を支払うことにより、特許登
録となります。


本発明は、monzosertibの新たな投与方法(用法)および投与量(用量)を見出したことを特徴と
するがんの治療方法に関します。今回の米国の他、既に日本(特許7579781号)
、オーストラリア(特
許2019350581号)でも特許が成立済です。


また、米国におけるmonzosertibに関する物質特許は既に成立しており、本特許が追加されること
でmonzosertibの特許ポートフォリオがより充実します。


当社は今後も開発品の特許ポートフォリオの強化に積極的に取り組んでまいります。




以 上


CDC7阻害剤monzosertibについて
monzosertib (AS-0141)は、CDC7キナーゼを阻害して細胞の増殖を抑制し悪性腫瘍の治療を目指す
経口剤として開発を進めています。現在、固形がん、並びにAML(急性骨髄性白血病)などの血液が
んを対象としたフェーズ1試験を実施中です。

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