新型コロナウイルス検出試薬「SARS-CoV-2 GeneSoC N2 杏林」の発売について

2020 年 11 月 5 日
各 位
会 社 名 キョーリン製薬ホールディングス株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 荻原 豊
(コード番号 4569 東証第 1 部)
問い合わせ先 グループ経営企画統轄部 部長 谷藤 功典
電 話 番 号 03-3525-4707




新型コロナウイルス検出試薬
「SARS-CoV-2 GeneSoC N2 杏林」の発売について


当社の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荻原 茂、
以 下、杏林製薬)は、マイクロ流路型遺伝子定量装置「GeneSoC®」(以下、「GeneSoC®」)を
用いた新型コロナウイルス検出試薬「SARS-CoV-2 GeneSoC N2 杏林」(以下、本試薬)を、
12 月上旬を目処に発売いたします。

本試薬は、当社従来品より新型コロナウイルスの検出感度が高く、厚生労働省健康局結核感染症
課及び国立感染症研究所による「臨床検体を用いた評価結果が取得された 2019-nCoV 遺伝子検査
方法について」2020 年 10 月 23 日版において、新型コロナウイルスに対する陽性一致率 100%、
陰性一致率 100%として結果が公表されています。また本試薬は、公的医療保険適用の対象となっ
ており、「GeneSoC®」を用いて新型コロナウイルスを 15 分程度(前処理時間を除く)で検出す
ることが可能です。

杏林製薬は現在、呼吸器感染症、性感染症等において「GeneSoC®」専用の研究用試薬を開発し
ており、体外診断用医薬品としての発売を目指しています。
今後とも、新型コロナウイルスをはじめとした感染症における、PCR 検査の時間短縮等、さら
なる検査体制の充実、及び迅速な検出方法の構築に向け、より一層の貢献をしてまいります。

なお、本件の 2021 年 3 月期の連結業績予想に与える影響は軽微です。

以上

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