持続型赤血球造血刺激因子製剤『ダルベポエチンアルファ』ライセンス契約締結のお知らせ

2016 年 1 月 5 日
各 位
会社名 富士製薬工業株式会社
代表者 代表取 締役 社長執 行役 員 今井 博文
(コード番号 4554 東証一部)
問合せ先 取締役 コーポレート企画部長 井上誠一
TEL 03-3556-3344



持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチンアルファ」
ライセンス契約締結のお知らせ

富士製薬工業株式会社(以下「当社」
)は、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチ
ンアルファ」のバイオ後続品(以下「本剤」)について、Chong Kun Dang Pharmaceutical
(本社:韓国ソウル市、代表理事:KIM Young-Joo、以下「CKD 社」
)と日本国内での独占
開発、製造及び販売に係るライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。


「ダルベポエチンアルファ」は、腎性貧血の治療に用いられる持続型赤血球造血刺激因子
製剤であり、保存期慢性腎臓病および腹膜透析の腎性貧血患者に対し貧血の症状を改善する
目的で、日本国内で広く使用されております。


本剤は、2013 年に発売した遺伝子組換えヒト顆粒球コロニー形成刺激因子(G-CSF)製剤
の「フィルグラスチム BS 注シリンジ「F」
」に次いで当社が開発するバイオ後続品になりま
す。


当社は、2015 年 9 月期を初年度とする 5 ヵ年の中期経営計画において「Fuji Pharma ブランデ
ィング」をテーマとし、戦略領域における「ブランド×ジェネリック×CMO」の独自相乗発展モデルの
構築を進めております。また、CKD 社はバイオ医薬品を始めとする製品力とその優秀な研究開発
力を基にグローバルに活躍する韓国内有数の製薬メーカーです。
今回の提携契約の締結により戦略領域である急性期医療におけるブランドの強化を図るとともに、
慢性腎不全の患者様への新たな選択肢を提供し、貢献できるものと考えております。
Chong Kun Dang Pharmaceutical の概要
設 立 年 月:1941 年 5 月
本社所在地:Seoul, Korea
代 表 者:KIM Young-Joo
資 本 金:23,523 百万ウォン
売 上 高:544,130 百万ウォン (2014 年)
事 業 内 容:医療用医薬品の研究・開発、製造・販売を中心し、関係会社で原薬、健康食品
事業等を手掛ける



以上

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