当社連結子会社とキアゲン社との検査サービス受託に関する基本契約の締結について

2018 年 8 月 2 日
各位
会 社 名 みらかホールディングス株式会社
代 表 者 名 代表執行役社長 竹内 成和
コード番号 4 5 4 4 東証第 1 部
問 合 せ 先 広報部
電 話 番 号 03-5909-0884


当社連結子会社とキアゲン社との
検査サービス受託に関する基本契約の締結について

当社の連結子会社である株式会社エスアールエル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:東 俊一、
以下「SRL」)は、キアゲン社(QIAGEN N.V.、オランダ、以下「キアゲン社」)との間で日本国内にお
ける検査サービス受託に関する非独占的基本契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。


キアゲン社はグローバルな製薬会社やバイオテクノロジー企業を中心とした約 25 社と提携し、主にが
ん領域において新薬及びそれに対応するコンパニオン診断の開発、評価、商品化を進めています。現在、
遺伝子異常を検出することで治療方針の決定に寄与する約 30 種類のコンパニオン診断プログラムを保有
しており、今後も個別化医療、プレシジョン・メディシン(Precision Medicine、精密医療)を目的とし
たパイプラインの拡充に取り組む方針です。

SRL は遺伝子検査を始めとした特殊検査に強みを持ち、2015 年には米国 CMS(Centers for Medicare
and Medicaid Services)から CLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendments)ラボとして認証さ
れました。また、2018 年 1 月には国内外で本格化する「がんゲノム医療」領域の強化を目的とした専門
組織「がんゲノム戦略室」を設置、がんゲノム領域の検査受託の拡大に取り組んでいます。

本契約に基づき、SRL は、キアゲン社が保有するコンパニオン診断プログラムを日本市場に展開する
際のパートナーとして位置付けられます。キアゲン社のコンパニオン診断プログラムは新薬承認と検査
サービスの提供を同時に開始することを目指しており、今後、製薬会社、キアゲン社、SRL が協力体制
を構築していくことでスムーズな検査サービスの提供を行います。日本国内で展開するプログラムに関
しては、今後、キアゲン社と SRL 両社で検討を進めてまいります。これらにより、革新的な新薬が承認
されると同時に、患者様及び医療機関の皆さまが適切に治療薬を選択することが可能となり、個別化医
療に大きく貢献できるものと考えています。


当社グループは、今後も、革新的な製品及びサービスの提供を通じて企業価値の向上を目指し、高い
技術力を有する企業等とのアライアンスやパートナーシップを積極的に進めてまいります。


なお、本契約での当社の連結業績に与える影響は軽微です。
以上

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