「遺伝性眼科疾患に対する遺伝子治療薬の研究開発」の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)への採択および活動開始のお知らせ

2019 年 3 月 6 日
各 位
会 社 名 参 天 製 薬 株 式 会 社
代表者名 代表取締役会長兼 CEO 黒川 明
(コード番号 4536 東証第1部)
問合せ先 コーポレート・コミュニケーショングループ グループマネージャー
クリストファー・ホフマン
( T E L 0 6 - 4 8 0 2 - 9 3 6 0 )




「遺伝性眼科疾患に対する遺伝子治療薬の研究開発」の
医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)への採択および活動開始のお知らせ



参天製薬株式会社(代表取締役会長兼 CEO:黒川 明、本社:大阪市、東証第一部、以下参天製薬)
は、遺伝性眼科疾患に対する遺伝子治療薬の研究開発のための活動を開始しましたので、お知らせしま
す。本研究開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成
事業(CiCLE)に採択されています。


今回の活動では、治療法の確立が強く望まれている遺伝性眼科疾患に対して、産学官の連携により、日
本発の遺伝子治療薬を創出し、患者様を視覚障害から救済することを目指しています。今後、国立研究開
発法人理化学研究所(本部所在地:埼玉県和光市、理事長:松本紘)が保有する iPS 細胞の網膜オルガノ
イドへの分化・誘導技術を用いて非臨床試験を実施し、同定された遺伝子治療薬の臨床試験を地方独立
行政法人神戸市民病院機構神戸市立神戸アイセンター病院(所在地:兵庫県神戸市、理事長:橋本信夫、
院長:栗本康夫)にて実施する予定です。


CiCLE について
本事業は、産学官連携により、わが国の力を結集し、医療現場ニーズに的確に対応する研究開発の実施
や創薬等の実用化の加速化等が抜本的に革新される基盤(人材を含む)の形成、医療研究開発分野での
オープンイノベーション・ベンチャー育成が強力に促進される環境の創出を推進し、新たな医薬品や医療
機器、再生医療等製品、医療技術等の実現を目指した AMED による事業です。


理化学研究所について
理化学研究所(理研)は、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、物理学、工学、化学、数理・情報
科学、計算科学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究を進めています。
理研は、1917 年(大正 6 年)に財団法人として創設されました。戦後、株式会社科学研究所、特殊法人時
代を経て、2003 年(平成 15 年)10 月に文部科学省所轄の独立行政法人理化学研究所として再発足し、
2015 年(平成 27 年)4 月には国立研究開発法人理化学研究所になりました。
研究成果を社会に普及させるため、大学や企業との連携による共同研究、受託研究等を実施しているほ
か、知的財産等の産業界への技術移転を積極的に進めています。
理研ホームページ http://www.riken.jp/


神戸アイセンター病院について
神戸アイセンター病院は、眼科領域において基礎研究、臨床応用、治療、ロービジョンケアまでトータルで
対応する日本初の施設「神戸アイセンター」の核となる病院として、2017 年(平成 29 年)12 月に開設しまし
た。高度・専門病院として標準医療から最先端の高度な眼科医療まで質の高い医療を提供するとともに、
臨床開発(治験・臨床研究)推進の臨床基盤として、眼に関するワンストップセンターの役割を果たしてまい
ります。
神戸アイセンター病院ホームページ http://kobe.eye.center.kcho.jp/




参天製薬(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
参天製薬は、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の
研究、開発、販売・マーケティング活動を行っています。世界約 60 を超える国・地域で製品を販売しており、
国内の医療用眼科薬市場においては No.1 のシェアを有しています。130 年近くの歴史の中で培われた科
学的知見や企業力を活かし、今後も、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する
人たちを中心として、社会への貢献を果たしてまいります。詳細については、当社ホームページ
www.santen.co.jp をご参照ください。


以上

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