『embedded award 2021』最優秀賞受賞に関するインタビュー記事(第1弾)掲載のお知らせ

2021 年6月 11 日


各 位
会 社 名 K u d a n 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 C E O 項 大 雨
(コード番号 4425 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 C F O 飯 塚 健
( T E L . 0 3 - 4 4 0 5 - 1 3 2 5 )




『embedded award 2021』最優秀賞受賞に関する
インタビュー記事(第 1 弾)掲載のお知らせ

当社は、革新的な製品を対象としたアワード『embedded award 2021』のスタートアップ部門
で、Kudan Visual SLAM(KdVisual)が最優秀賞を受賞したことに関連した特集記事第 1 弾とし
て、当社の子会社である Kudan USA LLC(以下、Kudan USA)の CEO 村井太郎のインタビュー記
事が Elektronik 誌のウェブ版とプリント版にて公開されましたことをお知らせいたします。
なお、記事は全文英語のため、ウェブ版の和訳版を本リリースの別添資料として公開いたし
ます。


オリジナルのインタビュー記事(英語):
https://www.elektroniknet.de/messen-testen/sensorik/many-reasons-to-use-proven-third-
party-slam-software.186595.html


『embedded award 2021』スタートアップ部門の最優秀賞受賞に関する詳細:
Kudan Visual SLAM、embedded world 2021 DIGITAL にて 『embedded award 2021』スタートア
ップ部門の最優秀賞受賞のお知らせ





ます。そのため、企業は、多額の研究開発予算を確保できたとしても、自社で信頼性の高いソ
リューションを実現するには 1 年以上かかることを悟り、頭を悩ませてしまうのです。


― クライアントは KdVisual をどのようにソリューションに統合しているのですか?
クライアント企業は通常、既存のプラットフォームの状況と必要なカスタマイズのレベルに応
じて、2つの方法のいずれかを選択します。Kudan の SLAM ソフトウェアは、クライアント企業
が自己位置推定機能の構築に使用できるライブラリとして提供しています。また、統合・開発
中においてもサポートを惜しまず、必要に応じて新しい機能の作成も可能です。あるいは、既
存の ROS(Robot Operating Syste:ロボット開発において非常に普及しているプラットフォー
ム)ベースのシステムに追加可能なライブラリを提供することもできます。


さらに、Kudan は、エンジニアリング面でのパートナー企業とともにソリューションプロバイ
ダーにもサービスを提供しています。KdVisual ライブラリをパートナー企業に提供し、パート
ナー企業は KdVisual を組み込んだより統合ソリューションやそれに近いソリューションを開発
します。ソリューションプロバイダーは、物体認識機能や自己位置推定機能を搭載したこれら
のハードウェア・モジュールを使用してソリューション開発を実現します。


― KdVisual がターゲットとする適用領域は何ですか?
KdVisual がターゲットとする主な適用領域は、自律移動ロボットや無人搬送車などの産業用ロ
ボットです。次に、ADAS (Advanced driver-assistance system) 、消費者向けロボット、
AR/VR が挙げられます。Kudan の SLAM アルゴリズムの堅牢性と性能は、特に、要求の厳しい産
業用ロボット分野において優位性をもたらすものと考えていますが、高速性かつ正確な位置・
空間認識が必要な分野であればどの分野においても、比類なき価値を提供しています。


― すでに Analog Devices、NVIDIA、Qualcomm などの企業とパートナーシップを構築していま
す。エコシステムを今後さらにどのように拡大させる計画かをお聞かせください。
Kudan は、
「拡大する」 ことではなく 「より深くに入り込む」ことに重点を移しました。すで
にエコシステムを積極的に拡大しており、業界をリードする多くの企業と有意義なパートナー
シップを構築していますが、現在は、既存のパートナーとの関係をさらに強固なものにするた
めに尽力しています。パートナー企業が、SLAM を介したコンピュータビジョンをより簡単に実
現し、共同ソリューションを活用できるように、特定の処理装置やセンサに対する SLAM アルゴ
リズムの最適化に取り組んでいます。


― Kudan のロードマップにおいて、次のステップはどのようなものでしょうか。また、来年の
『embedded world』ではどのような展示を期待できるでしょうか?
KdVisual では、効率的な処理方法で、風景の変化や動きのある対象物に対する堅牢性を大幅に
向上させる機能にも取り組んでいます。また、長期的には、カメラと 3D-Lidar を融合させ、両
方の長所を 1 つの SLAM システムにまとめたいと考えています。次の『embedded world』イベン
トで、これらの新機能のいくつかをお披露目できるように邁進しています。





※本インタビュー記事の原文は elektroniknet.de に掲載されております。




【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知
覚(AP)のアルゴリズムを専門とする Deep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工
知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完する Deep Tech と
して、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。 現在、Kudan は高度な技術イノベ
ーションによって幅広い産業にインパクトを与える Deep Tech に特化した独自のマイルストー
ンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudan のウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)をご参照ください。


■会社概要
会 社 名:Kudan株式会社
証券コード:4425
代 表 者:代表取締役 CEO 項 大雨


■問い合わせ先
ir@kudan.eu





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