国内アパレル工場、製造機械100台をIoT化-人手不足の製造業で生産性を上げるITの活用-

ニュースリリース
2019 年 3 月 6 日
西菱電機株式会社


国内アパレル工場、製造機械 100 台を IoT 化
~人手不足の製造業で生産性を上げる IT の活用~

西菱電機株式会社(本社事務所:大阪府大阪市、代表取締役社長:西岡 伸明、以下「西菱電機」
)は、
第一ニットマーケティング株式会社(本社:新潟県見附市、代表取締役社長:近藤 英雅、以下「第一ニ
ットマーケティング」)に、ニット製造機械(横編機)100 台分の IoT サービスを導入いたしました。
ニット製造機械の運転が停止した場合、従来は、作業者は各機器に設置された信号灯を目視で確認をし
て作業をしていましたが、IoT の導入で次に作業が必要な機械が判別されるようになったことで、技能の
習熟度に依存せず作業ができるようになりました。製造機械の停止状態である「チョコ停」
(※1)の時間
を減らすことで、稼働率が上がり、生産性の向上が見込まれます。




■導入内容
ニット製造機械「横編機」の IoT 化のため、
「信号灯状態検知ユニット」を採用しました。特長は、今
ある工場機械に後付けができ、センサー単独では電源がいりません。信号灯から機械の稼働状態を「稼働
中」「停止中」「異常停止」の 3 つに判別し、工場内に設置したモニターに表示することで、作業者は、
、 、
次に作業するべき機械が分かるようになります。これにより、製造機械の停止状態である「チョコ停」の
時間を減らすことができ、稼働率が上がり、生産性の向上が見込まれます。


※1 「チョコ停」とは、製造機械が何らかの理由で短時間に繰り返し停止すること
■第一ニットマーケティング
新潟県見附市は、新潟県の中央に位置し、産業では全国有数の総合繊維産地です。その中で第一ニット
マーケティングは、昭和 26 年に織物製造会社として事業を始め、ニット製品の企画・製造・販売事業、
ニット用原糸販売事業、原糸仮撚加工事業を行っています。同社は、ハイゲージニットの製造技術を中心
に実績を重ね、その分野で高い評価を得ています。


■西菱電機株式会社
IoT サービスを中心とする「IoT 事業」 携帯情報通信端末の販売及び修理再生などを手がける
、 「情報通
信端末事業」 情報通信機器及びシステムの開発、
、 販売、保守、運用を手がける「情報通信システム事業」
を展開する ICT ソリューション企業です。


■「Seiryo Business Platform(SBP)」とは
「Seiryo Business Platform(SBP)」では、
「IT で仕事をポジティブに、そして生活を豊かに」をサー
ビスコンセプトとして、業務効率化や生産性向上のためのサービスを提供しています。例えば、産業機械
の稼働状況の可視化、圃場の環境の可視化、社内の屋内環境の可視化などの IoT サービスや、業務報告ツ
ール「Check-in(チェックイン)、IP トランシーバーアプリ「Transceiver(トランシーバー)、インカ
」 」
ムアプリ「Incom+(インカムプラス)
」などのコミュニケーションサービスなどを提供しています。


【本件に関するお問い合わせ先】
西菱電機株式会社 本社事務所:大阪市北区堂島 2-4-27 新藤田ビル
広報グループ(本社事務所)TEL:06-6345-4160
事業開発本部(東京支社) TEL:03-5777-3944 E-mail:info@cs.seiryodenki.co.jp

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