電通、企業買収で東南アジアにおけるデジタルマーケティング関連サービスを強化

2019 年 2 月 21 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第 1 部 証券コード:4324)


電通、企業買収で東南アジアにおけるデジタルマーケティング関連サービスを強化
― シンガポールのデジタルマーケティング会社「ハッピーマーケター社」の株式 100%取得で合意 ―


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、シンガポールのデジタル
マーケティング会社「Happy Marketer Pte. Ltd.」(本社:シンガポール、Founder and CEO:
Rachit Dayal、以下「ハッピーマーケター社」)の全株式を取得することにつき同社株主と合
意しました。


ハッピーマーケター社は、2009 年の設立以来、データ分析テクノロジーを活用したサービス
を提供し、顧客の体験価値を向上させることで、高い評価を得てきました。現在では、インド・
バンガロール市にもサービス拠点を構え、東南アジアの有力デジタルマーケティング会社とし
て成長を遂げています。Google、Adobe、Salesforce 等の企業と強いパートナーシップを築き、
デジタルマーケティング分野におけるコンサルティング、トレーニングを軸にしたサービスを
提供しています。


本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランドの 1 つで、テクノロ
ジーを活用したデータ分析に強みを持つデータマーケティング会社「Merkle」(マークル、本
拠地:米国メリーランド州)の、シンガポールにおける事業規模を拡大し、データ分析サービ
ス機能を強化することにあります。今後当社は、ハッピーマーケター社のブランドを「Happy
Marketer, a Merkle Company」(ハッピーマーケター・ア・マークル・カンパニー)へと改称
し、知見・ノウハウを融合させることで、より競争力の高いデータマーケティングサービスを
東南アジア市場で提供していきます。


なお、本件が当社の 2019 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」 (ロンドン)は、10 のグローバルネットワーク・
ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10 のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand
Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を
指します。





【ハッピーマーケター社の概要】
社 名:Happy Marketer Pte. Ltd.(ハッピーマーケター社)
本 社 所 在 地 :シンガポール(インド・バンガロール市にもサービス拠点を持つ)
設 立:2009 年 6 月
株 主 構 成 :株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):656 万シンガポールドル(約 5.4 億円)(2018 年 12 月期)
代 表 者 :Rachit Dayal (Founder and CEO)
従 業 員 数 :55 名
事 業 内 容 :デジタルマーケティング分野のコンサルティング、教育サービスを提供


以 上





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