電通、米国のデジタルマーケティング会社「スワール社」の株式100%取得で合意

2017 年 12 月 6 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通、米国のデジタルマーケティング会社「スワール社」の株式 100%取得で合意


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746 億
981 万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国のデジタルマーケティング会
社「Swirl, Inc.」(本社:サンフランシスコ市、Co-CEO:John Berg/Tom Sebastian、以下
)の株式 100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。
「スワール社」


1997 年に設立されたスワール社は、ソーシャルメディアを中心としたデジタルマーケティン
グ領域全般において発展を遂げ、現在では 175 名の従業員を抱え、戦略立案、クリエーティブ、
メディアプランの策定・実施、コンテンツ制作、ウェブサイトの構築などを専門とするデジタ
ルマーケティング会社へと成長しています。ブランデッドコンテンツ、eCRM にも強みを持つ
スワール社は、
「サンフランシスコ・ビジネス・タイムズ」誌でサンフランシスコ最大の独立系
エージェンシーに位置付けられ、
「サンフランシスコ・ウイークリー」誌でも最高の評価を得て
います。


本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランド ※の一つで、クリエ
ーティブに強みを持つ「mcgarrybowen」
(マクギャリーボウエン、本拠地:米国ニューヨーク
州)が、デジタル領域において相乗効果を高めることのできる拠点を米国西海岸に設立し、顧
客企業へのサービス品質を向上させることにあります。買収後、当社はスワール社を「Swirl
mcgarrybowen」
(スワール・マクギャリーボウエン)に改称し、米国に展開するグループ各社
との連携を密にすることで、競争力の高いソリューションを提供し、成長戦略を加速させてい
きます。


なお、本件が当社の 2017 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。


※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10 のグローバルネットワー


ク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。 のブランドとは、Carat、Dentsu
(Dentsu Brand
Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeum を
指します。





【スワール社の概要】
社 名 : Swirl, Inc.(スワール社)
本社所在地 : 米国カリフォルニア州サンフランシスコ市
設 立 : 1997 年 9 月
株主構成 : 株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue): 3,780 万ドル(約 43 億円)
(2016 年 12 月期)
代 表 者 : John Berg (Co-CEO), Tom Sebastian (Co-CEO)
従業員数 : 175 名
事業内容 : デジタルマーケティング領域全般のサービスを提供


以 上





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