電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、DNA合成効率化の独自技術を開発・保有する米国「ツイストバイオサイエンス社」に出資

2017 年 11 月 15 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、
DNA 合成効率化の独自技術を開発・保有する米国「ツイストバイオサイエンス社」に出資


株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)が運用するコーポレート・ベンチャー
キャピタル ファンド
・ 「電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド」以下
( 「電通ベンチャーズ」)
は、DNA 合成を画期的に効率化する独自技術を開発・保有する米国の「Twist Bioscience
Corporation」
(本社:サンフランシスコ市、CEO:Emily LeProust、以下「ツイストバイオサ
イエンス社」)に出資しました。


ツイストバイオサイエンス社は、従来の製造プロセスに比べて高効率・短納期・低価格で、
DNA 合成を可能とする独自技術を保有しており、各種顧客ニーズに応じた DNA を提供してい
ます。同社は、従来型のプラスチックプレートではなく、独自開発したシリコンプレート上で
DNA を合成することでそのプロセスを画期的に効率化し、迅速かつ高品質な DNA 生産を可能
にし、新薬発見、新素材生産、農業、学術研究、医療診断などの分野への新たな可能性を切り
開いています。また今後は自社の DNA 合成技術を応用し、創薬や DNA を大容量記憶装置とし
て利用するデータストレージなど事業領域を拡大していく予定です。


今後、電通ベンチャーズは、製薬からバイオコンピューティングまで多様な用途で展開可能
なテクノロジーを開発するツイストバイオサイエンス社の成長戦略を支援していきます。具体
的には、電通グループが有する顧客企業やパートナー企業とのアライアンスを促進することで、
同社による革新的ビジネスの開発に貢献していきます。


ツイストバイオサイエンス社と電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。





<ツイストバイオサイエンス社の概要>

社名 Twist Bioscience Corporation

本社所在地 米国カリフォルニア州サンフランシスコ市

代表者 Emily LeProust(CEO)

事業内容 DNA 合成を効率化する独自技術の開発

URL https://twistbioscience.com



<電通ベンチャーズの概要>

名称 電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)

ファンド総額 100 億円

ファンド組成時期 2015 年 4 月

運用期間 2025 年 3 月までの 10 年間を予定

投資地域 米国、欧州、日本、アジアなどグローバルに投資

シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む
投資ステージ
幅広いバランス投資

(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
投資領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域

URL http://dentsu-v.com/


以 上


【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレートコミュニケーション局 広報部
小川、渓 TEL:03-6216-8041


【投資に関する問い合わせ先】
株式会社電通 「電通ベンチャーズ」 Email:info@dentsu-v.com





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