イラク向けJICA支援プロジェクトへの浄化槽および海水淡水化装置の納入を受注

2021 年 3 月 25 日
各 位 会 社 名 株式会社ダイキアクシス
代 表 者 名 代表取締役社長 CEO・CGO 大 亀 裕
(コード番号:4245 東証第一部)
問 合 せ 先 取締役 副社長執行役員 CFO 堀淵 昭洋
(TEL:089-927-2222)


イラク向け JICA 支援プロジェクトへの浄化槽および海水淡水化装置の納入を受注

当社は、国際協力機構(JICA)によるイラクへの資金援助としては最大の規模である「イラク製油
所近代化プロジェクト(プロジェクト総額約 4,000 億円)
」向けに、元請け会社である日揮株式会社
から浄化槽および海水淡水化装置の納入を受注いたしましたのでお知らせします。



1. プロジェクトの概要
(1) エ ン ド ユ ー ザ ― 南部石油精製公社(South Refineries Company)
(イラク製油省傘下の石油精製会社)
(2) 建 設 場 所 イラク共和国バスラ
(3) 発 注 者 日揮株式会社
(4) 受 注 概 要 浄化槽(3,600m3/d)および海水淡水化装置(3,600m3/d)の納入
(5) 納 入 時 期 2021 年 12 月(予定)
(6) 契 約 形 態 設計、機器調達、建設および試運転の管理・監督
(7) 受 注 金 額 発注者による見積合せ(入札)であるため金額の開示は控えさせて
頂きますが、当社グループにおける案件としては大型規模の受注で
あります

2. 中東市場のポテンシャル
本プロジェクトが実施されるイラクを含む中東各国は、水資源省が設置され、水は明確に資源
として扱われています。適切な汚水処理による水資源の管理および再利用は重要な課題となって
おり、イラクでは下水道普及率が 25%前後であるため、汚水処理の浄化槽と海水淡水化は顕在的・
潜在的需要が大きく、近い将来の成長市場としてのポテンシャルを秘めています。

3. 大型プロジェクトへの浄化槽の役割
近年大型開発プロジェクトにおいて、建設初期段階から周辺環境の保護は大きな課題とされて
います。日本政府の認証製品である“浄化槽”が中東の様な過酷な環境下でも能力発揮すること
は確認されており、当該プロジェクトの水環境保全と土壌汚染防止の両面に大きく貢献すること
から、今後も同様のプロジェクトにおける需要を見込んでいます。




※当社他プロジェクトにおける参考写真
以 上

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