東京海上ホールディングス株式会社との資本業務提携にむけた基本合意書締結に関するお知らせ

2020年4月6日
各位

会 社 名 株式会社 PKSHA Technology
(コード番号 3993:東証マザーズ)
代表者名 代表取締役 上野山 勝也



東京海上ホールディングス株式会社との資本業務提携にむけた基本合意書締結
に関するお知らせ

当社は、本日、東京海上ホールディングス株式会社(取締役社長:小宮 暁、以下「東京
海上HD」)との間で資本業務提携に向けた基本合意書(以下「本合意」)を締結しました
ので、お知らせします。

1. 本合意の目的及び理由
当社グループは「未来のソフトウエアを形にする」というビジョンの下「アルゴリズムサ
プライヤー」として、自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用い、既存の
ソフトウエアや各種ハードウエア端末向けにソリューションを展開することで、様々な業界
の顧客の進化をサポートしてきました。
今回の合意により、東京海上HDとその子会社及び関連会社との間の従前からの協業体制
を一段と拡大し、相互にシナジー効果を発揮させることで様々な社会課題を解決すべく、持
続的・発展的な提携を目指します。

2.本合意の内容
東京海上HDと当社グループが検討している資本業務提携内容は以下の通りです。
(1) 資本提携
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日
動」)は、本日、当社普通株式の一部(取得予定株式数214,000株、発行済株式総数
の約0.7%)を既存株主から取得する予定です。
(2) 業務提携
後日、具体的な内容が合意されましたらお知らせいたします。

【参考】
当社グループは、保険業界において様々な取り組みを実施してきましたが、今後もますま
す情報技術・アルゴリズムの活用が重要になってくると考えています。当社グループは、保
険業界における情報技術進化の方向性について以下の通りと認識しています。
1. 技術が社会に実装されるにつれ、技術にまつわる新たな「リスク(サイバーセキュ
リテイ、ファクトリーIoT、自動運転技術関連など)」が生じるため、情報技術の理
解に基づいた保険商品の企画・設計・運用が重要となる
2. 同時に、センサーデバイスが社会全体に張り巡らされるにつれ、観察対象への“見
晴らし”が良くなるため、保険業界がこれまで扱ってきた「リスク(不確実性)」の
見える化・定量化をより精緻に行うことが可能になると共に、これまで扱うことが
困難であった新しい「リスク(不確実性)」における新たな市場機会が生まれる
3. 一方で、シリアスな領域(自動車関連など)へのアルゴリズムソフトウエアが社会で
実際に運用されるためには、有事のリスクに対処するための「保険商品」が不可欠
な未来になるはずである
以上の認識に基づき、当社グループは保険領域における取り組みを積極的に進めていくこ
とを目指しています。



以上

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