アイビーシー、IBMクラウドを活用するハイブリッドクラウドへの展開へ向け連携

<プレスリリース カテゴリー:[業務提携]>


2016 年 11 月 1 日
報道関係者各位
アイビーシー株式会社



アイビーシー、IBM クラウドを活用する
ハイブリッドクラウドへの展開へ向け連携
~エンタープライズ領域のビジネス拡大に向けた技術検証を実施~


アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、当社の
性能監視ツール「System Answer(システムアンサー) シリーズ」と、日本 IBM がエンタープライ
ズ向けに提供する IBM クラウドを組み合わせて、企業のハイブリッドクラウドへの展開を支援するた
め、エンタープライズ領域のビジネス拡大に向けた技術検証を実施したことを発表します。


IBC の性能監視ツール「System Answer(システムアンサー) シリーズ」は、1,000 システム以上
の導入実績を持ち、業種業界を問わず多くのお客様にご利用いただいておりますが、この度の検証に
よりエンタープライズ領域を強化し、ハイブリッドクラウド環境の運用負荷軽減と、インフラ品質の
向上を実現し、IBM クラウドの利用ユーザーへの付加価値提供が可能となります。


2016 年春の米国 IBM Corporation と米国 VMware, Inc.の戦略的な提携により、ハイブリッドクラ
ウド環境をより簡単に、よりセキュアに構築することが可能となりましたが、IBC はこの提携を受け、
ハイブリッドクラウドを運用する上で重要な課題となるインフラ品質の可視化を実現すべく、
「System Answer シリーズ」と IBM クラウドとの連携ソリューションを、日本 IBM の技術支援を
受けて検証いたしました。


今回の検証では、ロケーション・サービスによらないインフラ環境の一元把握はもちろん、エンター
プライズで特に需要の高い BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)対策や DR(災害復旧:
Disaster Recovery)対策、セキュリティ強化についての有効性を確認しました。
■検証内容




ハイブリッドクラウドで構築したインフラ環
境の稼働状況を、一元的に把握することが可能で
す。バーチャルマシーンの vMotion(ヴイモーシ
ョン)など、サーバーのロケーション変化にも柔
軟に対応し、ダウンタイムなしで監視を継続する
ことができます。
また、サーバーパフォーマンスを継続して把握
することによって、ロケーションの変化によるユ
ーザー体感遅延の有無を確認することができ、サ
ービス品質の変化を把握することができます。




有事の際に重要となるのが、システム全体の稼
働状況を迅速に把握し、影響範囲の特定を行うこ
とです。その際の判断材料として活用いただける
System Answer を、従来の冗長構成よりも低価
格・低工数で構築することが可能です。
万が一、稼働中の System Answer が外部から
通信不可となった場合であっても、VMware(ヴ
イエムウェア)によって複数ロケーションに同期
させることで、System Answer の設定変更なし
で監視を継続させることができます。




トレンドマイクロ株式会社の Deep Security
(ディープセキュリティ)と連携し、標的型攻撃
などが発生した場合の「検知」「隔離」「遮断」
、 、
という一連の流れを、一元的に把握することがで
きます。
Deep Security による脅威の検知や VMware
での隔離動作を、Syslog(シスログ)連携により
時系列で把握し、System Answer からバーチャ
ルマシーンに対しての監視がタイムアウトした
ことを検知することによって、隔離動作の正常完
了を確認することができます。


今後は IBM クラウドの API(アプリケーションプログラミングインターフェース:Application
Programming Interface)対応による独自機能の強化や、エンタープライズ領域での販売促進など、日
本 IBM とのパートナー関係を一層強固にしてまいります。




■System Answer G2 について
「System Answer G2」は、マルチベンダー機器で構成される複雑なシステムの性能状況を1分単位
できめ細かく把握できる IBC 独自の監視ツールです。適切なデータを継続的に取得し、障害の予兆を
きめ細かく検知することが可能です。誰にでも見やすく簡単にネットワークの性能監視を行うことが
でき、社内システムの管理担当者、SIer、通信サービスプロバイダー、クラウドサービスプロバイダー、
データセンター事業者など、さまざまな立場の方々にご採用いただいています。




【日本アイ・ビー・エム株式会社様からのエンドースメント】
IBM クラウドは、エンタープライズのお客様に求められる、システム構成の自由度の高さ、セキュ
アなグローバル高速ネットワーク、クラウド統合管理の透明性などを特長とし、ビジネスに必要な機
能を必要なだけ備えたシステム基盤をすぐに立ち上げたいというお客様に最適なクラウド・サービス
です。ネットワークシステム全体の性能状態を容易に可視化できる「System Answer シリーズ」と組
み合わせることで、お客様は、自社のニーズに合わせて、複雑なシステム環境の構築や運用が可能にな
ります。IBM は今後とも、パートナー様と共に、お客様のビジネス価値の向上に貢献する製品・サー
ビスをお届けしてまいります。
日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド・サービス事業部長 理事 田口 光一




<企業情報>
IBC は、2002 年の設立以来、性能監視分野に特化した事業を展開しており、ネットワークシステム
の稼働状況や障害発生の予兆などを把握するネットワークシステム性能監視ツールの開発・販売およ
びコンサルティングを手掛けています。
【社 名】 アイビーシー株式会社
【本 社】 〒104-0033 東京都中央区新川 1 丁目 8 番 8 号 アクロス新川ビル 2F
【代 表 者】 代表取締役社長 加藤 裕之
【設 立】 2002 年 10 月
【事業内容】 ネットワークシステム性能監視ツールの開発/販売/サポート
ネットワークシステムの性能評価サービス
ネットワークシステムの設計・構築、コンサルティング
各種機器、ソフト販売




<本件に関するお問い合わせ>
■アイビーシー株式会社 広報担当
電話 :03-5117-2780
FAX :03-5117-2781
E-mail:info@ibc21.co.jp

8363