データセクションのAIプラットフォーム「MLFlow(エムエルフロー)」により開発したソリューションが本格事業化へ

NEWS RELEASE
報道関係各位


2018 年 2 ⽉ 13 ⽇
データセクション株式会社


データセクションの AI プラットフォーム
「MLFlow(エムエルフロー)
」により開発したソリューションが
本格事業化へ
〜AI による映像解析×ロボティクス領域の業務サービス開発⼒による、
太陽光発電施設点検パッケージ「SOLAR CHECK(ソーラーチェック)」の提供開始〜


データセクション株式会社(本社:東京都渋⾕区、代表取締役社⻑ CEO:澤博史、以下
「データセクション」)と株式会社ブイキューブロボティクス(本社:東京都渋⾕区、代
表取締役社⻑:出村 太晋、以下「ブイキューブロボティクス」)は、2017 年 6 ⽉に業務提
携を結び、データセクションが保有する「AI を活⽤した映像解析技術」とブイキューブ
ロボティクスが保有する「ロボティクス領域の業務サービス開発⼒」の組み合わせによる
様々な「警備・点検業務の完全⾃動化」の実現に向け、協働で事業化を進めております。
今回その第⼀弾の取り組みとして、メガソーラーにおける太陽光発電施設点検を事業化
し、太陽光発電施設点検パッケージ「SOLAR CHECK(ソーラーチェック)」としてご提供
する運びとなりました。
データセクションでは、このソリューションにおいて、当社開発の独⾃のプラットフォ
ーム「MLFlow(エムエルフロー)」を活⽤。現在 α 版として公開している「MLFlow」に
よって開発されたソリューションの本格事業化第⼀号となります。映像解析に強みを持つ
「MLFlow」の技術⼒により、ドローンで撮影した⼤量のデータを解析。太陽光発電設備
の異常を⾃動で検知し、レポート出⼒することを可能としました。




【本リリースに関するお問い合わせ先】
データセクション株式会社 広報担当:松崎・⼩野
TEL:03-6427-2565(代表)/FAX:03-6427-2566/E-mail:info@datasection.co.jp
営業時間 平⽇ 10:00〜18:00
【太陽光発電施設点検サービス・開発の背景】
太陽光発電設備は、パネルの動作異常によるホットスポット発現により、発電量の低下
や、⽕災の危険性が⾼まるなどのリスクがあり、⽇常の保守点検や異常検知が⽋かせない
ものとなっております。しかしながら現状では⼈⼿で⼀枚⼀枚検査を⾏うことが主流であ
り、⾼所に設置された太陽光発電設備を頻回に点検することができないことから、故障の
早期発⾒が難しい状況にあります。また太陽光発電所保守管理業務を⾏う事業者において
は、今後、⼈⼿での保守運⽤を担う⼈的リソースの確保並びにノウハウの伝承が困難にな
ることが予想され、点検の⾃動化が急務です。


【サービスの特⻑】
データセクションならびにブイキューブロボティクスにおいては、この課題を解決する
ため、AI による映像解析とドローンを組合せた太陽光発電施設点検の完全⾃動化ソリュー
ションを開発。提供を開始いたします。
ドローンとその搭載カメラによる空撮技術は、⼈⼿の及びにくい建造物の点検などへの
導⼊が期待されているところですが、これまではドローンの「操縦」や撮影された「映像
の確認作業」が⼈⼒で⾏われてきたため、業務効率化においては課題を多く残しておりま
した。今回、これまでのドローンサービスとは⼀線を画す取り組みとして、操縦から点検
レポート出⼒までの⼀連のオペレーションを完全⾃動化しております。


なお、サービスイメージは以下の通りです。


1.初回セットアップ時に、発電所の太陽光発電設備の配置に合わせてブイキューブロ
ボティクスの担当がドローンの航⾏ルートの設定を⾏います。以降は設定ルートに
沿ってドローンが⾃動航⾏を⾏い、⾚外線カメラでパネルを撮影します。


2.ドローンに保存されたパネル映像を、アプリケーション経由でクラウド環境にアッ
プロードすると、データセクションの映像解析エンジンに転送されます。


3.映像解析によって異常パネルとその場所を検知し、アプリケーションに解析結果を
返します。


4.アプリケーションによってレポートが⽣成され、レポートメールの形で、お客様に
データが届きます。




【本リリースに関するお問い合わせ先】
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TEL:03-6427-2565(代表)/FAX:03-6427-2566/E-mail:info@datasection.co.jp
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AI とドローンにより、これまでよりも容易に点検作業を⾏うことができるようになりま
す。点検実施回数を増やすことができるなど、⽕災発⽣のリスク低減・発電効率の最⼤化
等にお役⽴ていただけるのがメリットです。


【本取り組みのうちデータセクションの開発分野】
データセクションはこの⼀連の⾃動化ソリューションのうち、以下の通り映像受け⼊れ
から解析、異常検知までの技術を提供しております。


1.ドローン搭載カメラで撮影された映像をクラウド環境で受け取り。
2.⾃動で映像を解析。故障個所を検知。
3.検知結果についてブイキューブロボティクス側システムに送信。


データセクション独⾃のプラットフォーム「MLFlow」により、通信で受け取った映像
の解析から検知結果出⼒までを⾃動化。⼈⼿による作業が不要となることで検知スピード
が劇的に向上し、ドローンによる撮影後、当⽇中の点検レポート出⼒を可能としました。




【今後の展望】
今回のソリューション開発で得た知⾒をベースに、AI×ドローンを活⽤した取り組みと
して次のような展開を検討しております。


1.太陽光発電施設⾃動点検については、点検箇所が広⼤であるほど AI×ドローンを利
⽤することのコストメリットがあります。今後は補修事業者との提携も視野に⼊
れ、総合的なパッケージ化を⽬指します。


【本リリースに関するお問い合わせ先】
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2.⼈⼿を介して⾼コストな点検作業を⾏っている分野への展開を検討します。
・鉄塔やトンネルの点検
・コンクリートの点検


3.⼈⼿の及ばない分野への展開を検討します。
・動物による農作物被害の監視
・断崖絶壁の建造物の調査


データセクションでは、今後も AI を活⽤した事業展開を積極的に推進してまいります。


【会社組織の紹介】
データセクション株式会社(東証マザーズ:証券コード 3905)
本社所在地:東京都渋⾕区渋⾕ 2-17-2 太陽⽣命渋⾕ビル 7 階
代表者:代表取締役社⻑ CEO 澤 博史
設⽴:2000 年 7 ⽉
資本⾦:888,825 千円(2017 年 12 ⽉ 31 ⽇現在)
事業内容:消費者マーケティング事業 / ⾵評リスク対策事業 / 画像解析事業 / ソリュー
ション開発事業 / 海外 SNS 分析事業
URL : http://www.datasection.co.jp/


株式会社ブイキューブロボティクス
本社所在地:東京都渋⾕区渋⾕ 1-8-7 第 27SY ビル
代表者:代表取締役社⻑ 出村 太晋
設⽴:2015 年 10 ⽉
事業内容:ロボティクス領域において映像コミュニケーション技術とドローンコンピュー
ティング技術を組み合わせたソリューション事業
URL : https://www.vc-robotics.com/


【今後の⾒通し】
今回の発表が、データセクションの当期の業績に与える影響は軽微である⾒通しです。
今後、データセクションの業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速
やかにお知らせいたします。




【本リリースに関するお問い合わせ先】
データセクション株式会社 広報担当:松崎・⼩野
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【本リリースについて】
ニュースリリースに掲載されている、サービス内容、価格、その他の情報は、発表⽇現
在の情報です。その後、様々な要因により予告なく変更する場合があります。あらかじめ
ご了承ください。


【関連リリース】
・ブイキューブロボティクスと業務提携、AI の映像解析×ドローンの⾃動航⾏による
警備・点検業務の完全⾃動化の実現を⽬指す
URL : https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-2017061401


・新たな AI のインフラ MLFlow(Machine Learning Data Flow) α 版公開
URL : https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-2017111301




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