ハードウェア込みAI搭載IoTシステムを月額500円で提供!IoTセンサー「無償貸出」込みの「エッジウェア」でオフィスでのIoT普及を加速

報道発表資料
2018 年 10 月 2 日
アステリア株式会社

ハードウェア込み AI 搭載 IoT システムを月額 500 円で提供!
IoT センサー「無償貸出」込みの「エッジウェア」でオフィスでの IoT 普及を加速
〜 中国 Xiaomi グループ会社の Lumi United Technology と提携しオフィス IoT、ショップ IoT の普及を加速 〜

アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、昨年 6 月に提供を開始した本格的なエッジコンピューティング※1用
ミドルウェア製品「Gravio」 (グラヴィオ)の機能を大幅に強化した新バージョン(以下 新
Gravio)を新たに「エッジウェア」というカテゴリーの製品として、無償貸出のセンサー機器と合
わせて本日より提供開始することを発表します。また同時に、IoT センサーの提供にあたり、
Beijing Xiaomi Technology のグループ会社である Lumi United Technology(中国名:深圳绿米
联创科技有限公司、董事長/CEO:Eugene You)と業務提携したことを発表します。
< Gravio センサーキット: IoT 活用シーンで良く利用される検証済センサーを無償貸出 >




■ 新 Gravio とは
「全てのオフィスに IoT を」をコンセプトに開発した新 Gravio は、IoT ソリューションにおけ
る、効率的なデータ収集と活用をシンプルに実現します。クラウドと IoT 機器の中間に位置する
エッジコンピューティング技術の採用により、世界中のあらゆるシーンで幅広く普及しているパ
ーソナル・コンピューター上で作動します。また、月額 500 円で、4 個の接続認証済み IoT セン
サーを無償で貸出。これによって、IoT に詳しいエンジニアがいなくても既存の PC 運用における
知見や資産を最大限に活かしながら、さまざまなオフィスにおいて IoT を手軽に導入できます。
< 新 Gravio サービス概要 >





< 新 Gravio の特長 >
1:認証済センサー各種の無償貸出。センサー選定や購入に関する手間を解消。迅速に利用可能。
2:画像 AI によるソフトウェアセンサー機能。画像に含まれる情報を機械学習(ML)によりエッジ
で処理。様々な推論を基に有意なデータ生成が可能。
3:Gravio App の提供。エッジ側で取得、演算された様々な情報を他アプリケーションに連携可能。
4:MQTT 対応。IoT ソリューションで一般的なプロトコルに対応。外部システムへの接続性を向上。
5:ノン・プログラミングを更に洗練。直感的かつ流麗なインターフェースにより高い操作性を提供。
6:マルチプラットフォーム。Windows 10 に加え Mac OS、Linux、iOS に対応(一部機能制限あり)
■ Gravio バージョンアップの背景
あらゆる業種において IoT ソリューションが注目されています。しかし、センサーやゲートウ
ェイなどの機器の取り扱いが難しいことや、それらの機器だけでなく、管理するソフトウェアや
クラウドの領域までの幅広い知見が必要になることが普及を阻む要因になっています。通常の IT
担当者の業務領域を超えることの多い IoT では、センサーの選定だけでもわからないことが多
く、担当者の悩みの種でした。また、実装には高度なプログラミング知識も要求されるのに対し
て、簡単に設定できるようなツールが少ないのが実態です。
アステリアではこうした課題を抜本的に解決し、本格的な IoT ソリューションの構築およびエ
ッジコンピューティングを実現するプラットフォームとして「Gravio」を開発。企業データ連携
ソフトウェア市場シェア国内 No.1※2 の主力製品である“ASTERIA Warp”で培ってきたノウハウ
をベースに、直感的なノン・プログラミングによる IoT の各種データの加工、連携を実現しまし
た。更に今回、より導入しやすくするためにユーザーのフィードバックを元にサービス全体を見
直しました。新しく追加された認証済みセンサーの無償貸出などの新しいプログラムやマルチプ
ラットフォームへの対応、一新された操作画面、更には最新テクノロジーである機械学習に基づ
く AI 機能などを搭載し、多様な利用シーンで“最新テクノロジーを活用した IoT による改善”を
手軽かつ迅速に実現します。
■ サービスメニュー
無償モデル「Gravio Free」を含めた多様なスペックをラインアップ。

Gravio Gravio Gravio
機能
Free Basic Standard

無償貸出センサー数 (日本国内のみ) 0 4 10

ソフトウェアセンサー機能 ○ ○ ○

ネットワークカメラ対応 (onvif) × ○ ○

AI 用推論・認識モデル 人数のみ 各種利用可能 各種利用可能

推論・認識モデルのアップデート × ×
(年 3-4 回)
Gravio Studio 対応 OS Windows 10(1803 以降)、Mac OS(10.13 以降)、iOS (11 以降)

Windows 10 (1803 以降)、Mac OS (10.13 以降)
Gravio サービス 対応 OS
Raspbian (9 以降)、Ubuntu (16.04 以降)
ユーザー専用
サポート Slack 上のサポートコミュニティ
Web 経由

価格(税別) 無償 月額 500 円 月額 2 万円

提供開始時期 2018 年 10 月 2 日


< Gravio 紹介特設サイト >
https://gravio.com

< Gravio 画面1: 独自のアクション設計画面(ノン・プログラミングでの構築が可能) >




■今後の展開
Gravio 新バージョンの発売により、アステリアは IoT の普及をエッジコンピューティング側か
ら更に牽引する方針です。より簡単に、それぞれのオフィスやショップに合った“身の丈 IoT”を
ご活用頂くことにより各業種においての用途が拡がるとともに、新しい利用シーンやニーズの喚
起を促進し 2018 年度は 1,000 ユーザーの獲得を目標に掲げています。
また、今後も様々なセンサーベンダー、クラウドベンダーなどとの協業も進めていくなかで対
応センサーの拡張、さらにはグローバル展開の加速も検討しており、Gravio は 2020 年度末まで
に全世界におけるエッジウェア市場の世界シェア No.1 の獲得を目指します。
< エンドースメント(五十音順) >
■EnOcean Japan 様
EnOcean は、この度のアステリアの IoT 対応エッジウェア「新 Gravio」提供開始を歓迎し
ます。EnOcean の提供するスイッチ・センサーは電池及び配線が不要なため、取り付け自由度
が高く、また低コスト且つ短時間で設置・導入ができます。「Gravio」と EnOcean のエネル
ギーハーベスティング技術によるスイッチ・センサーにより、IoT の様々な現場における利用
が一段と加速し、お客様の生産性がより向上することを期待しています。今後、お客様に更な
る価値をお届けすべく、EnOcean はアステリア株式会社様とのパートナーシップを推進し、お
客様のビジネスの発展に貢献してまいります。
EnOcean アライアンス アジア担当副会長 兼 EnOcean GmbH セールスディレクター
板垣 一美

■ レノボ・ジャパン株式会社様
レノボ・ジャパン株式会社は、アステリア株式会社が開発した IoT 対応エッジウェア「新
Gravio」を心より歓迎いたします。「Gravio」とレノボが提供するハードウェアの利用によ
り、オフィス内外での利活用が進んでいる IoT の普及を加速させお客様の生産性がより向上す
ることを期待しています。今後、お客様に更なる価値をご提供すべく、レノボはアステリア株
式会社様とのパートナーシップを推進し、お客様のビジネスの成功に貢献してまいります。
レノボ・ジャパン株式会社 執行役員副社長 安田 稔

※1:小さなエッジサーバーを複数配置し、データ処理の速度や能力を高める技術。
※2:出典 テクノ・システム・リサーチ社「2018 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」

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■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://www.asteria.com )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
2018 年 10 月 1 日よりアステリア株式会社と商号を変更し、企業内の多種多様なコンピューターや
デバイスを接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA
Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウ
ェアで、大企業、中堅企業を中心に 7,000 社以上(2018 年 8 月末現在)の企業に導入されていま
す。また、 「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをス
マートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,427 件(2018 年 6 月
末現在)の企業や公共機関で採用されています。


<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.asteria.com/jp/news/press/2018/10/02_01.php

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 室 長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 Gravio 事業部 製品担当:垂見智真
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@asteria.com

アステリア、ASTERIA、Handbook はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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