位置/姿勢情報取得システム「groma AprilTagソリューション」の技術拡張を実現-在庫管理スキャナー「Quanti」に距離探知機能などが追加-

Aplix Press Release
各 位 2019 年4月 25 日
株式会社アプリックス
(コード番号:3727 東証マザーズ)


位置/姿勢情報取得システム「groma™ AprilTag ソリューション」の技術拡張を実現
~在庫管理スキャナー「Quanti™」に距離探知機能などが追加~

IoT(Internet of Things)製品向けソリューションの開発を手掛ける株式会社アプリックス(本社:東京都新宿区、
代表取締役社長:根本忍、以下 「アプリックス」)は、アプリックスの位置/姿勢情報取得システム「groma™
AprilTag ソリューション」(※1)について、従来の「ID 識別」技術に追加して、2019 年4月に新たに「距離探知」、
「姿勢(向き)探知」、「角度測定」、そして「検知 ID 数の拡張」などの技術拡張を実現したことをお知らせいたしま
す。なお、AR 在庫管理スキャナー「Quanti™(クアンティ)」(以下「Quanti」、※2)についても機能を追加いたしまし
た。


アプリックスの「groma AprilTag ソリューション」とは、AR マーカーが貼られた物体を iPhone 内蔵カメラを介して
かざし視ることで、三次元空間上の物体の位置や姿勢を迅速かつ正確に取得することができる AR マーカー
「AprilTag」に関する技術を、アプリックスが得意とするモバイル・クラウド技術に取り込んだソリューションです。こ
の「groma AprilTag ソリューション」の応用のひとつに AR 在庫管理スキャナー「Quanti」がありますが、アプリックス
では今回、「Quanti」を実際にご利用いただいているお客様からのお問い合わせ、およびニーズにお応えする形
で、「groma AprilTag ソリューション」について①AR マーカーが貼られた目的物への距離をより正確に取得できる
「距離検知」、②姿勢(向き)を検知できる「姿勢(向き)検知」、③三次元空間内に配置された3点の AR マーカー
を結ぶ線の二辺の「なす角」を測定できる「角度測定」(※3)、そして④複数の AR マーカーを組み合わせることで、
理論的には無制限の ID 数に対応可能(例えば2×2に並べた AR マーカーの場合には 12 桁)な「検知 ID 数の
拡張」の4点の技術を新たに開発いたしました。

■今回の技術拡張で実現した機能

①距離検知機能 ②姿勢(向き)検知機能




③角度測定 ④検知 ID 数拡張機能




今回の技術拡張/機能追加により、複数のモノの中から目的のモノを見つけることができるだけでなく、モノが
置かれている状態やモノとモノとの位置関係が、 一目瞭然でわかるようになりますので、より現場のニーズにお応
えすることができるようになると考えております。




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また、今回の機能拡張と合わせて「groma」の専用 WEB サイトを更新し、より分かりやすくご覧いただくため上記
それぞれの追加機能について動画(GIF)を掲載しましたのでご参照ください。


「groma」専用 WEB サイト:https://groma.jp/AprilTag
※同サイト上の「技術拡張をしました!」をご覧ください。


なお、①と②の技術は参考機能として「Quanti」に搭載いたしました。
下記よりダウンロードまたはアップデートをしてお試しください。


「Apple Store」Quanti ダウンロードサイト https://itunes.apple.com/jp/app/quanti/id1434028363?mt=8




今回技術拡張した「groma AprilTag ソリューション」は、2019 年5月1日(※4)よりご提供を開始いたします。さま
ざまな用途・目的などに応じ、お見積りベースでのご提供となります。なお、機能追加された「Quanti」は、従来通り、
無償でお使いいただくことができます。


今後もアプリックスは、「Quanti」や「groma」を始めとした自社製品及び自社ソリューションの開発を進めていくと
ともに、お客様の目線に立ち多種多様な現場/市場のニーズにお応えする機能を開発していくことで、現場業務
の効率化と保守などのコスト削減に貢献できるソリューションのご提供を続けてまいります。



※1.2018 年 6 月 11 日付プレスリリース「屋内測位/位置情報システム市場向けソリューション「groma(仮称)」発表
~ 第1弾「groma AprilTag ソリューション for SDM」を Interop Tokyo 2018 に参考出展 ~」参照。
※2.2018 年 10 月3日付プレスリリース「カメラをかざすと書類や在庫がすぐ見つかる「groma(グローマ)™」第2弾、
AR 在庫管理スキャナー「Quanti™(クアンティ)」を公開 ~iOS 用アプリと AR マーカーを無料で利用可能~」
参照。
※3 「角度測定」機能の開発にあたりましては、株式会社 POS ナビ(東京都墨田区、代表取締役:増渕宏史)様にも
ご示唆をいただきました。
※4.実際のご対応は 2019 年5月7日(火)から開始となります

以上




groma™ はアプリックスの屋内測位/位置情報システム市場向けソリューションです。

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■株式会社アプリックスについて
アプリックスの使命は「ソフトウェアの力で世の中のあらゆる人々に幸せをもたらすこと」です。携帯電話でのJava利用という新しいフロンティア
を切り開いた「JBlend」に続き、開拓中の分野が、IoT(Internet of Things)です。当社ではIoTモジュール(ビーコン)、スマホアプリ、クラウドサー
ビス等のIoTソリューションを一貫して提供することで、家電製品等のIoT化を推し進め、「モノからの通知によって人々の生活を豊かにする」と
いうコンセプトの実現を目指しております。


アプリックスのwebsite(投資家情報等):https://www.aplix.co.jp/
アプリックスのテクノロジー事業:https://business.aplix.co.jp/
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■お問い合わせ先:
アプリックスのお問い合わせページ:https://www.aplix.co.jp/inquiry/


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