日立市の自動運転実証で将来の自動運転バスのサービス体験実証を実施します

News Release

平成30年10月19日
各 位
会社名 ジョルダン株式会社
代表者 代表取締役社長 佐藤俊和
(コード番号:3710 JASDAQ)

日立市の自動運転実証で将来の自動運転バスのサービス体験実証を実施します

株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ CEO:松
本順、以下「みちのり HD」、日立電鉄交通サービス株式会社(本社:茨城県日立市、代表取締

役社長:任田正史、以下「日立電鉄交通」、ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取

締役社長:佐藤俊和、以下「ジョルダン」、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(本拠地:

東京都千代田区、理事長:中鉢良治、以下「産業総合研究所」 )は、茨城県日立市にて10月19日
から実施される、産業技術総合研究所が経済産業省、国土交通省から受託実施するラストマイル
自動走行の実証に参加し、将来の自動運転バスサービスの提供を想定した一般市民向けの実証実
験を実施します。
本実証では将来のバスの自動運転化を見据え、ルート検索、チケット購入、タッチレス乗車な
ど、サービス体験の変化を実際に利用者に感じていただくことで、サービス提供における課題抽
出と改善策の検討に役立てます。本実証では、専用のスマートフォンとアプリを準備し、自動運
転実証に合わせたサービスを提供します(※)。

【日立市自動運転実証の概要】
■実施期間:2018年10月19日~28日(うち、25日、26日は除く)
■実施場所:茨城県日立市 大甕駅~おさかなセンター
■実施時間:1日8便(概ね9:00~16:00の間)

(※)実証の詳細はプロジェクトサイトにてご確認ください。
https://autonomousbus-project.com/


※詳細は添付資料をご覧ください。
以上
【記事に関するお問い合わせ先】 【報道関係からのお問い合わせ先】

株式会社みちのりホールディングス ジョルダン株式会社
広報担当 工代(くだい) 経営企画室 清野
TEL:03-6250-1075 TEL:03-5369-4051
URL:http://www.jorudan.co.jp/
日立電鉄交通サービス株式会社
運行部 仲野
TEL:0294-32-7380

ジョルダン株式会社
営業技術部 長岡(ながおか)
TEL:03-5369-4051



※会社名、製品名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
2018 年 10 月 19 日
株式会社みちのりホールディングス
日立電鉄交通サービス株式会社
ジョルダン株式会社


日立市の自動運転実証で
将来の自動運転バスのサービス体験実証を実施します

株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ CEO:松本順、以
下「みちのり HD」、日立電鉄交通サービス株式会社(本社:茨城県日立市、代表取締役社長:任田正

史、以下「日立電鉄交通」、ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤俊和、

以下「ジョルダン」、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(本拠地:東京都千代田区、理事長:中鉢

)は、茨城県日立市にて 10 月 19 日から実施される、産業技術総合研究
良治、以下「産業総合研究所」
所が経済産業省、国土交通省から受託実施するラストマイル自動走行の実証1に参加し、将来の自動運転
バスサービスの提供を想定した一般市民向けの実証実験を実施します。
本実証では将来のバスの自動運転化を見据え、ルート検索、チケット購入、タッチレス乗車など、サ
ービス体験の変化を実際に利用者に感じていただくことで、サービス提供における課題抽出と改善策の
検討に役立てます。本実証では、専用のスマートフォンとアプリを準備し、自動運転実証に合わせたサ
ービスを提供します2。

■ 日立市自動運転実証の概要

実施期間 :2018 年 10 月 19 日~28 日 (うち、25 日、26 日は除く)
実施場所 :茨城県日立市 大甕駅~おさかなセンター
実施時間 :1 日 8 便(概ね 9:00~16:00 の間)
図1 自動運転実証の走行区間




1本事業の詳細については以下をご確認ください。https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20180827.html
2 なお、実証の詳細はプロジェクトサイトにてご確認ください。https://autonomousbus-project.com/
■ サービス体験の実施イメージ

本実証で実施するサービス体験では、スマートフォンアプリを準備し、図 2 のように乗車前のルート
検索から、事前のチケット購入、乗車時のタッチレス乗車、車内トラブル時の案内表示など、将来的な
無人バスサービスの利用体験ができます。
なお本実証のバス車内でのタッチレス乗車体験は、ヤマハ株式会社が開発し、SoundUD 推進コンソ
ーシアム3が提供する技術をチケット認証用に日本で初めて活用した事例になります。バス車内に設置し
たスピーカーから、認証用の音声トリガー(音波)を再生し、手元のスマートフォンアプリで音を拾う
ことで乗車確認を行います。下車時には音を拾わなくなることで下車を判断します。


図 2 乗車体験時に提供されるアプリ(上:ルート検索時の画面/下:緊急時の案内画面)




(※)画面は開発中のイメージです。




3 SoundUD 推進コンソーシアム https://soundud.org/
■ スマートバス停との連動

サービス体験では自動運転バスへの乗車前決済を想定し、バス停での QR コードによる決済体験も提
供しています。本実証では、2018 年 2 月にみちのりグループの会津バスにて試験導入しているスマー
トバス停4を活用し、電子ペーパー部分に決済用の QR コードを表示することで、バス乗車前のバス停で
事前決済する仕組みを体験できます。(なお本実証では、実際の決済は行わず、仮想的な決済を体験頂
きます。)本スマートバス停は、大甕駅前バス停とおさかなセンターバス停の 2 か所に実証期間中のみ
設置される予定です。


【スマートバス停製作者】
1. おさかなセンター :凸版印刷株式会社5
2. 大甕駅 :アイテック阪急阪神株式会社/株式会社タテイシ広美社


図 3 スマートバス停
(左:おさかなセンター設置予定バス停/右:大甕駅設置予定のバス停)




図4 スマートバス停での QR 決済画面イメージ




(※)画面は開発中のイメージです。



4 http://michinori.co.jp/pdf/20180213_PR.pdf
5 本件に関する参考情報 https://www.toppan.co.jp/denshipaper/
■ バスの接近情報、待ち人数、乗車人数をスマートバス停とアプリに表示

提供するアプリの検索サービスに連動して、事前に検索を行った利用者の情報がわかることから、バ
ス停に待つ乗車利用者をカウントし、表示する機能を提供します。本機能は、バス停とバス車内に設置
したビーコン6を、利用者が持つアプリで検知することで人数を確認しています。


図 5 ビーコンによる接近情報、待ち人数、乗車人数の把握の仕組み




■ 本実証の狙い

自動運転技術の導入では、バスそのものの乗り心地の変化よりも、利用者との接点や乗車方法などの
サービス接点での変化が大きくなります。将来の自動運転バスの導入を見据え、自動運転技術周辺のサ
ービス検討・開発を行い、車両導入時のサービス提供を容易にすることを目指します。



<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
株式会社みちのりホールディングス 広報担当 工代(くだい) TEL:03-6250-1075
日立電鉄交通サービス株式会社 運行部 仲野 TEL:0294-32-7380
ジョルダン株式会社 営業技術部 長岡(ながおか) TEL:03-5369-4051




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