世界のCMMIをリードするコンサルタント2名によるアジャイル時代の組織能力向上に関するセミナー開催のお知らせ

2019 年 4 月 19 日
株式会社システム情報
https://www.sysj.co.jp/



世界の CMMI をリードするコンサルタント 2 名による
アジャイル時代の組織能力向上に関するセミナー開催のお知らせ

株式会社システム情報(本社:東京都中央区、代表取締役:鈴木隆司、東証一部:3677)取締役(監査等
委員)の鷲崎弘宜(早稲田大学理工学術院基幹理工学部情報理工学科教授)、同社フェロー小林浩(CMMI コ
ンサルティング室長)が、2019 年 6 月 6 日(木)に早稲田大学グリーンコンピューティング研究開発センターにて、「アジ
ャイル時代の組織ケーパビリティ向上 - CMMI V2.0/APH/アジャイル品質パターンセミナー」と題した無料セミナーを開催
いたします。
当セミナーは、世界の CMMI をリードし CMMI コミュニティーで大きな発言力を持つと共に、アジャイルに関する豊富な経
験を有する Michael West 氏(*1)と Jeff Dalton 氏(*2)が 6 月に来日するのに伴い開催するものです。当セミ
ナーでは両氏が、アジャイル時代の組織能力向上のための考慮点と、そのために CMMI V2.0(*3)と APH(*4)とい
ったモデルがどのように活用できるかを、米国における最新の事例と豊富な経験を踏まえて説明します。また、アジャイルにお
ける効率的かつ効果的な品質保証(*5)と、企業・組織の目標と戦略を整合させる手法(*6)について説明します。
これらはいずれも CMMI や APH で述べられているプラクティスの実践にヒントを与えるものです。
CMMI とアジャイルをけん引するトップコンサルタントから、米国での最新事例や経験・ノウハウを直接聴ける貴重な機会
です。ぜひ皆様お誘い合わせの上ご参加ください。


なお本セミナーは、社会人学び直しプログラム「スマートエスイー(*7)」の企画するセミナーの一つと位置づけられており、
株式会社システム情報、早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所、スマートエスイーコンソーシアムが協力
して開催します。
詳細情報の確認と参加登録は以下のサイトからお願いします。


参加募集: アジャイル時代の組織ケーパビリティ向上 - CMMI V2.0/APH/アジャイル品質パターンセミナー


以 上




-1-
(*1)Michael West 氏のプロフィール
Michael West は、プロセスとパフォーマンス改善の生涯にわたる実践者です。2002 年にコンサル
ティング会社 NSPI を設立して以来、様々な分野で数多くのクライアントのパフォーマンス改善目標
の達成を助けてきました。Michael は、パフォーマンス改善に関する 2 冊の書籍と多数の記事の著
者 で も あ り ま す 。 最 新 の 著 書 は 、 「 Return On Process ( ROP ) : Getting Real
Performance Results from Process Improvement. 」 で す 。 Michael は CMMI
Institute 認定リードアプレイザー、AgileCxO 認定リードアセッサー、CMMI V2.0 を使用したメデ
ィカルデバイスディスカバリー評価プログラム(MDDAP)の認定リードアプレイザーです。プライベートでは農業とクロスカント
リースキーに情熱を注いでいます。


(*2)Jeff Dalton 氏のプロフィール
Jeff Dalton は、アジャイルリーダーシップを研究する研究開発組織 AgileCxO.org のチーフエバン
ジェリストであり、Broadsword の CEO です。Jeff は CTO、CIO、製品開発担当バイスプレジデ
ントとして 30 年以上の経験を持つ技術エグゼクティブであり、ここ 15 年間は Broadsword の
CEO を、AgileCxO の立ち上げ後はその CEO も務めています。Jeff はエグゼクティブ向けのアジャ
イルコーチ、アジャイルアセッサーおよびインストラクターであり、定期的に様々な会議で講演していま
す。著作としては「Great Big Agile:An Operating System for Agile Leaders」と「The
Guide to Scrum and CMMI:Improving Agile Performance with CMMI.」があります。また CIO Magazine、
CIO Online、Better Software Magazine、および Cutter IT Business Journal にて、大規模環境におけるアジ
ャイルリーダーシップについて解説しています。Jeff はもともとプロのミュージシャンであり、音楽とコンピュータサイエンスの学位
を持っています。現在でも Lunar Octet というフュージョンバンドでベースを弾いています。


(*3)CMMI(Capability Maturity Model Integration)
CMMI はもともと米国国防総省が自社のソフトウェア請負業者の品質とケーパビリティを評価するために作成された
モデルです。今ではソフトウェアエンジニアリングのみならず、あらゆる業界のあらゆる組織がケーパビリティを構築、改善、測
定し、パフォーマンスを向上させるのに役立つモデルになっています。25 年以上にわたり、世界中の企業が、CMMI を使用
して実証可能で持続可能な業績を達成してきました。2018 年には新世代の CMMI V2.0 がリリースされ、アジャイルに関
する記述やビジネス目標との連携の強化等、時代のニーズに合わせて大きく進化しました。
■CMMI に関する情報
■CMMI V2.0 に関する情報
CMMI is registered marks of CMMI Institute LLC



(*4)APH(Agile Performance Holarchy)
株式会社システム情報 IR ニュース
「アジャイル開発の成功と定着を総合的にサポートする新サービスを開始」(2018/9/5)を参照




-2-
(*5)アジャイルにおける効率的かつ効果的な品質保証(アジャイル品質パターン)
アジャイルプロセスにおいて効率的かつ効果的に品質保証するために有用なアジャイル品質保証のパターン集
“QA (Quality Assurance)to AQ(Agile Quality)”の一連のシリーズについて説明します。“QA to AQ”との
名称には、「伝統的な品質保証からアジャイル品質へと変わっていこう」「昔ながらの品質保証の考え方から脱却し、アジャ
イルプロセスに適合する形でよりアジャイルな方法で品質保証を進めよう」といったメッセージが込められています。
(Reliable Software Engineering, Washizaki Laboratory より抜粋)


(*6)企業・組織の目標と戦略を整合させる手法(GQM+Strategies)
GQM+Strategies(Goal-Question-Metric+Strategies)は、組織のあらゆる箇所や階層において目標と戦略
を、定量管理可能な形で整合させ、改善させ続ける手法です。ドイツのフラウンホーファー研究機構の研究所が開発した
手法で、日本ではソフトウェア工学の研究機関で独立行政法人である「情報処理推進機構(IPA)」がその普及を推
進しています。
(参考)GQM+Strategies による組織目標と戦略の整合化及び目標定量管理の実践と拡張


(*7)スマートエスイー
早稲田大学を中心とし、WASEDA NEO(東京都コレド日本橋)を拠点に第一線の教育者・研究者・実務家が、
超スマート社会を国際的にリードするイノベーティブ人材を育成する AI・IoT・ビッグデータ技術分野のビジネススクールとして
の社会人学び直しプログラムです。文部科学省平成 29 年度「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」
enPiT-Pro に早稲田大学が代表校として申請し採択されたものです。株式会社システム情報も連携企業の一つとして
参加しています。
(参考)スマートエスイー のサイト




<お問合せ先>
株式会社システム情報
CMMI コンサルティング室
電話番号:03-5547-5701
E-mail: hinkan@sysj.co.jp

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