2024年6月期 第3四半期決算に関する想定質問とその回答
2024 年 5 月 10 日
会 社 名 株 式 会 社 ア イ ス タ イ ル
代 表 者 名 代表取締役会長 CEO 吉 松 徹 郎
(コード番号:3660 東証プライム)
問 合 せ 先 取 締 役 副 会 長 CFO 菅 原 敬
(TEL.03-6161-3660)
2024 年 6 月期 第 3 四半期決算に関する想定質問とその回答
■連結
1.業績予想を上方修正した理由は何か?
リテール事業における店舗・EC が売上高・利益とも上回って着地したことが主要因である。特に 2023
年 9 月(1Q)にオープンした大型旗艦店「@cosme OSAKA」が想定を上回って推移したことや、スペシ
ャルイベント「@cosme BEAUTY DAY」の成功による寄与が大きい。
2.4Q の営業利益見込みが 3Q に比べて低い理由は何か?
事業基盤強化の投資を予定しており、その影響によるものである。具体的には、リテール事業におけるア
プリダウンロード促進を目的とした広告施策や、営業基幹システムの改修(BPR 費用)などを予定してい
る。将来的には、トップラインの上昇やオペレーション効率化による費用削減に寄与するものと見込む。
■マーケティング支援事業
3.トレンダーズ㈱との業務提携の進捗はどうか?
2024 年 3 月から、SNS マーケティング・@cosme プラットフォームを掛け合わせた共同広告メニューを
各々のクライアントに提案開始。当社クライアントにはインフルエンサーマーケティングや SNS 広告、先方
から同社クライアントには@cosme を軸としたソリューション等を提案している。引き続き、共同サービスの
開発を進めることで、一貫性のあるブランドコミュニケーションの実現を目指す。なお、本格的な業績貢献
は来期以降を見込む。
4.3Q に一過性のソフトウエア償却費用 1.1 億円が計上された理由は何か?
サーバーのクラウド移行において想定より前倒しで完了した部分があるため、今期において古いバージョン
のソフトウエア等を一括で償却した。なお、これは定常的に発生する費用ではない。
■リテール事業
5.3Q の店舗売上高が、2Q を上回った理由は何か?
認知拡大により内需を獲得できたことやインバウンドの増加により 2Q 対比で増収となった。また、一部ブ
ランドにおける値上げ前の駆け込み需要も寄与した。
6.3Q の EC 売上高が、2Q を下回った理由は何か?
2Q は年に 1 度のスペシャルイベント「@cosme BEAUTY DAY」を開催したため、大きく増収している
が、その反動で 3Q は例年と同じく 2Q 対比で減収となった。
しかしながら、前期比では+32%と大きく成長しており、同イベントを経て顧客獲得及び醸成が進んだ結
果である。
7.3Q の営業利益率が 2Q に比べて飛躍的に伸びた理由は何か?
2Q は前述の「@cosme BEAUTY DAY」を行った際に、プロモーション費用として 1.4 億円を計上して
おり、また同イベントにおいてポイントバックを最大 30%行った。3Q ではこれらの費用計上がなく、売上
高も前期比で大きく伸長しているため、営業利益率が上昇している。
■グローバル事業
8.3Q に中国越境 EC にて計上された在庫評価損 35 百万円は、一過性のものか?
今回で全ての在庫精査が完了したため、一過性の損失計上であると見込んでいる。また、今後は販売
効率性を高めることによって当該損失が発生しないよう努めていく。
以上
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