GMOペパボ 大日本印刷 エイベックス・テクノロジーズ アート画像を素材にした“二次創作”を促進する実証実験を開始-

………………………………………………………………………………………………………
本状はGMOペパボ株式会社と大日本印刷株式会社、
エイベックス・テクノロジーズ株式会社の共同プレスリリースです。
各社より重複して配信される場合がございますが、あらかじめご了承ください。
………………………………………………………………………………………………………
2022年5月26日
報道関係者各位
GMOペパボ株式会社
大日本印刷株式会社
エイベックス・テクノロジーズ株式会社


GMOペパボ 大日本印刷 エイベックス・テクノロジーズ
アート画像を素材にした“二次創作”を促進する実証実験を開始
~「minne byGMOペパボ」の作家・ブランドを対象に
ブロックチェーン証明書を付けて権利を許諾~

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)
と大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島 義斉 以下、DNP)
、エイベックス・テクノロジーズ株式会社(代
表取締役社長:岩永 朝陽 以下、エイベックス・テクノロジーズ)は、個人クリエイターを主な対象とし、第三
者の著作物であるアート作品の画像データを素材に新しいコンテンツを創作する「二次創作」に関する実証実験
を、2022年5月26日(木)~8月31日(水)の期間で実施します。
本実験は、ブロックチェーン技術を活用してコンテンツ利用に関する正規の許諾を証明することで、個人クリ
エイターによる「二次創作」の権利取得を簡便化し、
「二次創作」の促進につながることを実証するものです。ま
た今後、
「n次創作」のコンテンツ市場を活性化させていくことを目指しています。




【二次創作を促進する実証実験開始の背景】
個人クリエイターが第三者の著作物を素材として新しいコンテンツを創作し(「二次創作」、さらに別の個人

クリエイターが二次創作物を素材に別のコンテンツを創作する(「n次創作」)循環の実現は、コンテンツ市場の
活性化につながると期待されています。一方で、権利許諾を得るためには煩雑な手続きが必要になり、個人クリ
エイターが「n次創作」を公開・販売する際の障害となっています。こうした機会損失による潜在市場は1兆4千
億円と推定されています(出典:経済産業省の令和元年度知的財産権ワーキング・グループ等侵害対策強化事業
n次創作活動に関する調査)。
今回3社はこの課題に対して、DNPグループがこれまで法人を対象に行っていたアート画像の利用許諾を個人
クリエイターに広げ、個人クリエイターが「二次創作」を行える環境を提供し、
「二次創作」の促進につなげる実
証実験を行います。




左:ゴッホの「星降る夜、アルル」をもとにHELI ヘリクリサムさんが制作した作品
中:クロード・モネの「睡蓮(第一室、朝)」をもとにpu・pu・puさんが制作した作品
右:レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」をもとにharapecoraさんが制作した作品



【実証実験の概要】
ミ ン ネ
● GMO ペ パ ボ が 運 営 す る 国 内 最 大 ( ※ 1 ) の ハ ン ド メ イ ド マ ー ケ ッ ト 「 minne byGMO ペ パ ボ 」 URL :

https://minne.com/)の作家・ブランド(※2)を対象に、創作のためにアート画像を貸出するWebサイト「イメ
ージアーカイブ・ラボ(※3)(URL:https://imagearchiveslab.jp/)
」 を本日2022年5月26日(木)に開設します。
● 「イメージアーカイブ・ラボ」は、フランス国立美術館連合(RMN-Grand Palais) 4)が管理し、DNPグル
(※


ープの株式会社DNPアートコミュニケーションズ(以下、DNPアートコミュニケーションズ)が提供するダ・
ヴィンチの「モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)
」やゴッホの「星降る夜、アルル」等の画像データを「二次創作」
に利用することを許諾します。
● 作家・ブランドは、「二次創作」したハンドメイド作品を「minne byGMOペパボ」で販売することができま
す。実証実験における販売期間は2022年5月26日(木)~8月31日(水)を予定しています(※5)。
販売方法など詳細:https://note.minne.com/n/n6ac388a19cf8
● 「minne byGMOペパボ」に出品する際に、エイベックス・テクノロジーズが提供するデジタル証明書サービ
エー トラスト
ス「 A trust」を利用して、ブロックチェーン技術を使った証明書にリンクすることで、正規に画像の利用許
諾を受けていることを証明できます。
● 作家・ブランドに対する利用許諾費用は、ハンドメイド作品の販売価格に応じて設定されます。
● 一部の「二次創作」ハンドメイド作品は、DNPアートコミュニケーションズが東京・銀座で運営する、世界
の美術館・博物館の情報提供やミュージアム・グッズの販売を行う「MMM(メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モ
ンド)(URL:https://www.mmm-ginza.org/)でも販売する予定です。

(※1)ハンドメイド作品の販売を主軸とするハンドメイドマーケット運営会社の公表数値を比較。2021年8月末時点、GMOペパボ調べ。
(※2)ブランド:「minne byGMOペパボ」に登録している個人ではない法人や複数名で活動している作家集団のこと。
(※3)イメージアーカイブ・ラボ : エイベックス・テクノロジーズが運営。国内外の美術館・博物館と契約し、アート画像の貸出を行う
サービス「イメージアーカイブ」
(https://images.dnpartcom.jp/)(DNPアートコミュニケーションズ運営)が「イメージアーカイブ・ラボ」
にアート画像を提供します。
(※4)フランス国立美術館連合:ルーヴル美術館やオルセー美術館など30以上の美術館による、美術品の保存や美術館の運営支援を行う組
織。
(※5)実証実験終了後も、証明書発行から1年間は「minne byGMOペパボ」上で作品の販売が可能です。
【権利許諾するアート画像】
所蔵美術館 作品

レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)」
ルーヴル美術館
「ミロのヴィーナス」

フランソワ・ポンポン「シロクマ」

ポール・セザンヌ「林檎とオレンジ」

オルセー美術館 フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星降る夜、アルル」

エドガー・ドガ「エトワール」

クロード・モネ「日傘を持つ女(左向き)


オランジュリー美術館 クロード・モネ「睡蓮(第一室、朝)



【サービス事業化までの流れ】
DNPは、2021年12月~2022年1月に、個人クリエイターに特定のアート画像を利用したハンドメイド作品の創
作・販売を促す実証実験を行い、個人クリエイターへのアート画像の権利許諾サービスのニーズを確認しました。
今回はそのニーズに応え、ブロックチェーン技術を実装してコンテンツ利用に関する正規の許諾を証明するこ
とで、サービス有用性と事業性を見据えた実証実験を3社で行います。
さらに本実証実験を踏まえ、多くの個人クリエイターがアートをより身近に感じるとともに、安心して「n次創
作」を行える環境を提供できるよう、2023年度のサービスの事業化を目指します。
以上

【報道関係お問い合わせ先】
●大日本印刷株式会社
●GMO ペパボ株式会社
IR・広報本部広報室 久保田
社長室広報チーム 田辺
TEL:03-6735-0101
TEL:03-5456-2622 E-mail:pr@pepabo.com
E-mail:Kubota-S2@mail.dnp.co.jp
●GMO インターネット株式会社
グループコミュニケーション部 広報担当 新野 ●エイベックス・テクノロジーズ株式会社

TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp E-mail:info-tech@av.avex.co.jp

【GMOペパボ株式会社】(URL:https://pepabo.com/)
会 社 名 GMOペパボ株式会社(東証プライム 証券コード:3633)
所 在 地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代 表 者 代表取締役社長 佐藤 健太郎
事 業 内 容 ■ホスティング事業 ■EC支援事業
■ハンドメイド事業 ■金融支援事業
資 本 金 2億6,222万円

【大日本印刷株式会社】
(URL:https://www.dnp.co.jp/)
会 社 名 大日本印刷株式会社(東証プライム 証券コード:7912)
所 在 地 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
代 表 者 代表取締役社長 北島 義斉
事 業 内 容 ■出版関連事業 ■情報イノベーション事業
■イメージングコミュニケーション事業 ■包装関連事業
■生活空間関連事業 ■産業用高機能材関連事業
■ディスプレイ関連製品事業 ■電子デバイス事業
■ライフサイエンス関連事業 ■飲料事業
資 本 金 1,144億6,476万円
【エイベックス・テクノロジーズ株式会社】
(URL:https://avex-technologies.com/)
会 社 名 エイベックス・テクノロジーズ株式会社
所 在 地 東京都港区三田一丁目4番1号 住友不動産麻布十番ビル
代 表 者 代表取締役社長 岩永 朝陽
事 業 内 容 ■クラウドエンタテインメント事業 ■ブロックチェーン事業
資 本 金 1億円

【GMOインターネット株式会社】
(URL:https://www.gmo.jp/)
会 社 名 GMOインターネット株式会社(東証プライム 証券コード:9449)
所 在 地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代 表 者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事 業 内 容 ■インターネットインフラ事業 ■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 ■暗号資産事業
資 本 金 50億円

Copyright (C) 2022 GMO Pepabo, Inc. All Rights Reserved.

13246