資本・業務提携及び第三者割当増資引受に関するお知らせ
2022 年7月 13 日
各 位
会 社 名
代 表 者 名 代表取締役社長 下地 毅
(東証プライム市場 コード番号 3608)
問 合 せ 先 広報・IR 室長 山田 耕平
T E L 03(6748)0002
資本・業務提携及び第三者割当増資引受に関するお知らせ
当社は、現在取り組み中である中期経営計画(TSI innovation program2025)の実現に向け、衣
服・ライフスタイル産業が抱える社会課題を解決する衣服生産プラットフォームを展開するシタテル
株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役 CEO 河野秀和、以下シタテル)と資本・業務提携契
約を締結し、これに伴いシタテルが実施する第三者割当増資の引受を行うことを決定しましたので、
下記のとおりお知らせします。
記
1. 資本・業務提携の理由
当社は「ファッションエンターテインメントの力で世界の共感と社会的価値を生み出す」というパー
パスを掲げ、すべてのステークホルダーにとって世界一幸せなファッションカンパニーを目指してい
ます。
中期経営計画(TSI Innovation Program 2025)において、デジタルとファッションを掛け合わせて
ファッションエンターテインメントを創造することを事業領域の一つと掲げております。
そのためには新世代のファッションビジネスモデルであるDtoC(ダイレクト・トゥー・コンシューマ
ー)事業に加え、縫製工場と消費者を直接結ぶFtoC(ファクトリー・トゥー・コンシューマー)事業にも
精力的に取り組んでいます。
具体的には当社子会社である株式会社 TSI ソーイングが保有する米沢・宮崎の2つの縫製工場
と消費者を直接つなぐFtoC 型のサービスを検討していました。
シタテルは多岐にわたるカテゴリーのユーザー(クリエーター)やサプライヤーとネットワーク化し
ており、企画から生産、販売までを支援するサービスを展開し、製造者と消費者を直接つなぐDto
Cのサポートにも実績があります。デジタル化やFtoC トライアルを両社で推進しながら、時代に則し
た国内生産ネットワークを再構築し、工場が主体的に事業創出できる柔軟な生産体制の推進と、
新たな顧客層の開拓が可能なると判断し、業務提携を行うこととしました。
併せて、両社の信頼関係を強化し業務提携を円滑に推進するために、第三者割当増資の引受
を行うこととしました。
2. 資本・業務提携の内容等
(1) 業務提携の内容
①小中規模ブランドのクラウド支援
シタテルは、多品種小ロットの対応に加えて、多彩なジャンルのサプライヤー群にもダイレ
クトに生産の依頼が可能で、DtoC事業の機動力を高めるだけでなく当社の監査基準を
満たすサプライヤー選定及び監査と⽣産体制にも対応しており、短期的にはDtoCブラン
ドを中心に生産ネットワークのサポートを予定し、当サービスの活用により、デジタル事業
を更に成長させていきます。
②縫製工場(米沢)マザーファクトリー化による国内縫製ネットワークの立ち上げ
円安や地政学的リスクに柔軟に対応する国内生産基盤の構築と、新しいビジネスモデル
としてのFtoC 事業の立ち上げに向けて米沢工場をマザー工場とする、シタテルの国内
工場と連携した次世代型の工場ネットワークを構築し、市場環境の変化に強く、新たなビ
ジネスモデルに対応できる生産基盤実現に取り組みます。
③新しいエコシステムの活用
SDGsの観点からも上記の新規事業においては、生産・販売・配送をワンストップで管理
する、業界初の完全受注販売・生産特化型サービスである「sitateru CLOUD 販売支援」
を活用も検討し、従来のアパレルとは異なる環境にやさしい高効率なビジネススモデルを
目指します。
(2) 第三者割当増資引受の内容
シタテルの発行済株式数の 5.2%を取得予定。
3. 資本・業務提携の相手先の概要
(2022 年 5 月 31 日現在)
(1) 名 称 シタテル株式会社
(2) 所 在 地 熊本県熊本市中央区水前寺公園 28-23 2 階
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 CEO 河野秀和
インターネットによる衣服およびライフスタイル製品生産のプラッ
(4) 事 業 内 容
トフォーム事業
(5) 資 本 金 214,999,400 円
(6) 設 立 年 月 日 2014 年3月
(7) 発 行 済 株 式 数 5,722,311 株
(8) 決 算 期 2 月末日
4. 今後の見通し
連結業績への影響額については軽微です。
以 上
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