よくある質問と回答(2022年12月期)に関するお知らせ

2023 年3月2日
各 位

会 社 名 株式会社グローバル・リンク・マネジメント
代表者名 代 表 取 締 役 金 大仲
(コード番号:3486 東証プライム市場)
問合わせ先 経 営 企 画 室 長 竹内 文弥
(TEL.03-6821-5766)



よくある質問と回答(2022 年 12 月期)に関するお知らせ
日頃より、当社へのご関心をいただきありがとうございます。2022 年 12 月期決算開示後に、投資家様より
頂戴した主要なご質問とその回答について、下記の通り開示させていただきます。なお、本開示は情報発信の
強化とフェアディスクロージャーを目的に開示するものです。回答内容については、時点のずれによって多少
の齟齬が生じる可能性がございますが、直近の回答内容を最新の当社方針として回答を記載しております。




Q1: 2023 年 12 月期計画に対しすでに販売契約を完了、契約超過をしているということは、計画値の売上 400 億円
経常利益 33 億円の計画数値以上がほぼ確定しているという認識で良いでしょうか。また、計画値を達成する上
での最大のリスクは何だとお考えでしょうか
A1: 2022 年 12 月末時点において、2023 年 12 月期に計画している販売計画の仕入れ及び売買契約は完了してお
りますので、計画値通りに着地する見込みとなっております。計画値を達成する上でのリスクにつきましては、物
件の竣工遅れがあげられますが、足元の竣工状況については竣工状況の進捗を毎週社内にて確認しており、
現状におきましては順調に計画通り進んでおります。また、計画値の上振れ要因として、新たに立ち上げました
ビルディング事業グループ及び用地仕入事業グループについては業績に織り込んでおりませんので、こちらが
業績にヒットするような動きがございましたら上振れ要因となります。
◇関連資料 2022 年 12 月期決算説明資料 P.7,17,22,31,32



Q2: 環境配慮型のマンションについて、付加価値分の転嫁はできていますでしょうか
A2: 環境配慮型のマンションについては 2023 年 12 月期より順次竣工し、販売を行うため、現状では明確な数値を
ご提示することはできませんが、環境配慮型建築及び1棟バルク販売(まとめて販売)を行うことで付加価値の
向上、利益率の改善に繋がると想定しております。
◇関連資料 2022 年 12 月期決算説明資料 P.14



Q3: 金利変動許容幅の引き上げはどの程度、業績に影響があるでしょうか
A3: 政策金利の上昇に関しては不動産価格に対してネガティブな影響が想定されますが、現状は政策金
利に変更はございません。また、長期金利の上昇は見られましたが、不動産市況に影響のある短期
金利に関しては大きな変化はなく、現時点において影響は軽微と想定しております。加えて、2023
年 12 月期については販売目標値の 1,120 戸に対し約 90%にあたる 1,006 戸が既に売買契約済みとなっ
ており、今回の利上げが業績に与える影響は軽微と思料しております。当社の方針といたしまして
は、短期~中期的な対応としては不動産の環境対応や 1 棟バルク販売を通して、差別化・付加価値
化などを図り、物件の価値を高め、投資家にとっての魅力を最大化してまいります。
◇関連資料 2022 年 12 月期決算説明資料 P.25



Q4: 為替(円安・円高)はどの程度、業績に影響があるでしょうか
A4: 2023 年 12 月期に計画している販売計画の仕入れ及び売買契約は完了しておりますので業績への影響は軽微
と思料しております。また、為替につきましては当社が 2022 年中期経営計画を策定した 2022 年 2 月時点と比
較すると依然として円安水準となっております。円安については、海外機関投資家からは投資対象として日本の
不動産が相対的に安価になり、需要動向に対してポジティブな影響を見込んでおります。
◇関連資料 2022 年 12 月期決算説明資料 P.24



Q5: 「タワマン節税」是正など相続評価額の引き上げに関して業績に影響はございますでしょうか
A5: 当社の主な販売先は、資産および資金運用を目的としている機関投資家となっております。また、個人投資家
の方で相続税対策を目的として当社から不動産を購入される方は極めて少ないため、影響は軽微であると思料
しております。



Q6: エクイティ出資を行わない場合、配当性向 30%を目安に還元する方針とのことですが、現状の進捗はいかがで
しょうか。2023 年 12 月期も増配の可能性が高いでしょうか
A6: 2022 年 12 月末時点では引き続き投資案件の検討を継続しているため、株主還元方針に基づき 2023 年 12 月
期の配当予想は 52.5 円と据え置きとさせていただいております。エクイティ出資を行わない場合には方針に基
づいた株主還元を行ってまいりたいと思料しております。
◇関連資料 2022 年 12 月期決算説明資料 P.26
2022 年中期経営計画・GLM VISION 2030 P.35



Q7: GLMがプライム市場にこだわる理由をお聞かせください
A7: 企業理念である「不動産を通じて豊かな社会を実現する」の実現に向け、プライム市場に移行することは当社の
持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現する上で必要であると考えております。プライム市場は、グ
ローバル市場の水準に近い上場基準を設け、海外投資家の興味・関心を集め、より多くの投資家の投資を呼び
込むことを目的の 1 つとして設置されていると思料いたします。プライム市場に移行することで高水準のガバナ
ンスを構築し、海外投資家を含む資本市場参加者の皆様と積極的な対話が可能となることで、より企業価値を
向上させることが出来ると考えております。
◇関連資料 新市場区分における「プライム市場選択」の選択申請および 上場維持基準の適合に向けた計画
書について



以 上

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