アナリストによるレポートのお知らせ

決算レポート 審査済 A
審査番号 TA19-089
(平成 31 年 2 月 21 日)
ACE Research Institute

バリュエーション判断
前回強気 ⇒ 強気
AMBITION(東 M:3300) (2018.8.27)
目標株価
2,430 円 → 2,250 円

説明会:2019 年 2 月 18 日 担当 : 石飛 益徳
【連結】 (百万円、%、円:Q/四半期、会/会社計画、予/エース経済研予想、権利落ち修正後)
決算期 売上高 伸率 営業利益 伸率 経常利益 伸率 当期利益 伸率 EPS 配当
2018/6 2Q 9,055 36 9 - -35 - -48 - - -
2019/6 2Q 13,436 48 557 - 483 - 262 - 38.5 -
2017/6 14,578 42 291 46 268 37 148 36 24.7 5.00
2018/6 23,278 60 1,141 292 1,017 279 611 313 90.3 16.50
2019/6 会 29,268 26 1,536 35 1,346 32 846 38 124.4 25.00
2019/6 予 29,300 26 1,550 36 1,350 33 850 39 125.0 25.00
2020/6 予 31,200 6 1,700 10 1,480 10 940 11 138.2 27.00
注.2018年4月26日付けで、株式分割1株→2株。
【売上構成】 19/6期第2Q 【PER】 【財務指標】 18/12末
プロパティマネジメント 49.3% 18/6 11.9 BPS 301円 株価(2/20終値) 1,078円
インベスト 47.0% 19/6予 8.6 純資産 2,049百万円 売買単位 100株
賃貸仲介・その他 3.7% 20/6予 7.8 総資産 13,622百万円 発行株数 6,804千株
時価総額 7,335百万円 PBR 3.6倍

<注目ポイント>

①不動産所有者から家賃保証で借り上げた物件を一般顧客に賃貸するプロパティマネジメント
事業、同事業で管理する自社物件と他社が管理する物件を紹介する賃貸仲介事業(ルームピ
ア、VALOR)、適正に評価されていない住居物件を取得、バリューアップ後に一次取得者や個
人投資家に販売するインベスト事業(同社、ヴェリタス)で構成。
②2019 年 6 月期第 2 四半期は、売上高 134 億 36 百万円(前年同期比+48%)、営業利益同
61 倍の 5 億 57 百万円、経常利益 4 億 83 百万円(同+5 億 18 百万円)、当期利益 2 億 62
百万円(同+3 億 10 百万円)。公表計画を上回る大幅増収増益を達成した。
③会社側は第 2 四半期の上振れを受け、通期計画を売上高 280 億 85 百万円→292 億 68 百
万円、営業利益 13 億円→15 億 36 百万円、経常利益 10 億 88 百万円→13 億 46 百万円、
当期利益 6 億 48 百万円→8 億 46 百万円、期末配当も 16.50 円→25.00 円に上方修正。
③エース経済研究所でも、今期予想を売上高 281 億円→293 億円、営業利益 13 億 15 百万円
→15 億 50 百万円、経常利益 11 億 10 百万円→13 億 50 百万円、当期利益 6 億 60 百万円
→8 億 50 百万円に見直し



バリュエーション判断は強気を継続
金融機関の融資厳格化、相次ぐ不祥事等を受け、不動産投資商品を扱う企業に対する評価が
大幅に低下し、同社株も大幅な調整を余儀なくされている。しかし、同社の事業基盤は着実に強
化されており、現在の株価水準は売られ過ぎとみている。目標株価は、今期予想 EPS に同社の過
去 1 年間の平均 PER18 倍を掛けた 2250 円とする。現在の株価水準は目標株価を大幅に下回っ
ており、バリュエーション判断は中長期投資を前提に強気を継続する。



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審査済 A
審査番号 TA19-089
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決算レポート/AMBITION ACE Research Institute
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