「ポジティブ・インパクトファイナンス」実行に関するお知らせ
2025 年3月 31 日
各 位
会 社 名 株式会社オープンハウスグループ
住 所 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
代 表 者 名 代表取締 役社長 荒 井 正 昭
(コード番号:3288 東証プライム)
問 合 わ せ 先 専務取締役CFO 若旅 孝 太郎
TEL. 03-6213-0776
「ポジティブ・インパクトファイナンス」 実行に関するお知らせ
当社は、本日、株式会社みずほ銀行(以下「みずほ銀行」という。
)との間で、
「Mizuho ポジ
ティブ・インパクトファイナンス」を実行しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.ポジティブ・インパクトファイナンスについて
ポジティブ・インパクト金融原則(※1)に基づき、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会
社が独自に開発したインパクト評価フレームワークを活用し、当社が抱える社会的インパクト
(ポジティブな影響とネガティブな影響)について包括的かつ定量的に評価を受けました。そ
の評価において「ポジティブなインパクトを生み出す意図を持つもの」と確認されたことによ
り、当該取り組みの継続的な支援を目的とする融資に至ったものです。
2.本融資の概要
実行日 2025 年3月 31 日
借入金額 50 億円
借入期間、金利 7年、実質固定金利での調達
資金使途 事業資金
第三者評価機関 株式会社日本格付研究所(JCR)
3.当社グループのサステナビリティについて
当社グループでは、
「お客様のニーズを徹底的に追求し、価値ある不動産を届ける」ことを
企業使命として掲げ、事業に取り組んでまいりました。当社グループのミッションを時代の変
化の中で実現し続けることで、社会価値と事業価値の両立を目指す共有価値の創造を実践して
います。また、当社グループは、事業活動に伴う社会的責任や SDGs 達成へ向けた貢献を強く
意識し、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関連する課題に対して、事業活動を通じた取り組み
を推進してまいります。
4.テーマ
SDGs
インパクト KPI
目標 ターゲット
8.8
健康および安全性 ハラスメント抑 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇
[ネガティブ] 制の取り組み 用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を
保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
8.5
雇用[ポジティブ]、 2030 年までに、若者や障害者を含む全ての男性
その他の社会的弱 障がい者雇用率 及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがい
者[ネガティブ] のある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金
を達成する。
5.5
ジェンダー平等 女性の管理職比 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思
[ネガティブ] 率 決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び
平等なリーダーシップの機会を確保する。
温室効果ガス排
13.1
出量削減率(ス
気候の安定性 全ての国々において、気候関連災害や自然災害
コープ 1、2、3)
[ネガティブ] に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能
(原単位) (2021
力を強化する。
年度比)
7.3
2030 年までに、世界全体のエネルギー効率の改
善率を倍増させる。
エネルギー、資源強 高性能の断熱材
度[ポジティブ] の利用
12.2
2030 年までに天然資源の持続可能な管理及び効
率的な利用を達成する。
5.第三者意見
株式会社日本格付研究所(JCR、※3)から本件評価にかかるポジティブ・インパクト金融
原則への適合性、および環境省の ESG 金融ハイレベル・パネル設置要綱第 2 項(4)に基づき
設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースが纏めた「インパクトファイ
ナンスの基本的考え方」との整合性についての第三者意見書を取得しております。
(※1) ポジティブ・インパクト金融原則:国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
(※2)の銀行およ
び投資メンバーであるポジティブ・インパクト・ワーキンググループが 2017 年に発表した SDGs 達成
に向けた金融の共通枠組みであり、持続可能な開発の 3 側面(環境・社会・経済)について、ポジテ
ィブ・ネガティブの両面からインパクト評価を行う包括的内容となっている。また、UNEP FI はイン
パクト特定のツールとして、気候の安定性、水域、エネルギー、生物種、生息地、文化と伝統等 34 の
インパクトエリア/トピックからなるインパクトレーダーを提示している。
(※2) 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
:1992 年の地球サミットに続き、持続可能な金融を推
進する目的で設立された、国連環境計画とグローバル金融セクターとのパートナーシップ
(※3) 日本格付研究所ウェブサイト
https://www.jcr.co.jp/
以 上
(ご参考) ESG に関する評価の推移及び ESG 指数への採用状況
当社グループは、サステナビリティに関する取り組みを推進してまいりました。その結果、
評価機関による ESG に関する評価は年々改善を続けております。また、それら評価の改善に伴
い、ESG 指数への採用も増えております。
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