【サンワカンパニー】グッドデザイン賞2017受賞のお知らせ

報道関係者各位 2017年10月4日
NEWS RELEASE


グッドデザイン賞2017受賞のお知らせ
株式会社サンワカンパニー(所在地:大阪市北区茶屋町19-19 代表取締役社長:山根 太郎)は、グッドデ
ザイン賞2017を6商品で受賞しました。受賞商品は《セラジーノ》、 《エスティコ》、 《シガラキエン》、
《シガラキイロドリ》、 《カーラ》、《デリエレ》です。同賞の受賞は8年連続となっております。
今後も「ミニマリズム」というデザインコンセプトを追求し、 “サンワカンパニーが提供するのはモノでは
なく空間です”という言葉の通り、単に商品を提供するだけでなく空間デザインまで見据えた商品開発に注力
して参ります。


グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン評価・推奨制度
です。1957年に創設されて以来、60年にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆ
る領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいます。



<サンワカンパニーの受賞商品>各商品のデザインの背景および審査コメントについては次項で紹介いたします。




セラジーノ(コンパクトキッチン) エスティコ(コンパクトキッチン) シガラキエン(洗面ボウル)




シガラキイロドリ(洗面ボウル) カーラ(洗面ボウル) デリエレ(洗面台)




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●セラジーノ(コンパクトキッチン)
【デザインが生まれた背景】

近年においてはミニキッチンも空間デザインの要素としても重要であり、意匠と機能の両面で住まいのデザインを左右す
る鍵を握っています。しかし、市場には付加価値として機能を詰め込んだミニキッチンが多く、生産者都合あるいは販売
者都合でつくられたものが氾濫しています。そこで建築空間として美しく表現するためにも、空間デザインの一要素であ
るということを再認識し、意匠と機能のバランスのよい製品の開発を始めました。

【評価コメント】

厚さ3.5mmのセラミックタイルの小口を見せないよう45度でカットするとともに、商品全体をタイルで統一することで、
デザイン要素を極限まで減らしたコンパクトで美しいデザインを評価した。


●エスティコ(コンパクトキッチン)
【デザインが生まれた背景】

一般的にミニキッチンは扉のカラーで表情を変えるのみで、意匠性を付加価値とした商品は少ない。そこで、食器が洗え
てお湯が沸かせるだけではなく、空間をスタイリッシュに演出でき、 カラーリングと細部のディティールに拘ったミニ
キッチンを追求するべく、企画開発をスタートしました。

【評価コメント】とてもコンパクトでシンプルなキッチン。 四角いシャープなフォルムで外観の素材はメラミン素材一つ
と徹底させた。無駄をそぎ落としたミニマムなデザインを評価した。


●シガラキエン(洗面ボウル)
【デザインが生まれた背景】

本製品は江戸中期創業の200有余年の歴史のある伝統的技術のある信楽の窯元で製造しております。製造においては職人に
よる伝統技術を活用して、現代的な陶芸品を生み出し、現代の生活に取り込むことができる、新たな産地プロダクトを世
に出すことを目的にプロジェクトを始動しました。

【評価コメント】

衛生陶器は「焼き物」であるということを、再認識させるような商品。汚れなどが付着しないようにその表情・質感がほ
とんど同じようになってしまう洗面ボウルにおいて、この商品はギリギリのところで焼き物の表情を残しており、とても
美しい。商品としては均質でなければならないが、焼き物の不均質な表情を上手く取り入れている。モダンな形式と質感
のバランスが良く取れている。


●シガラキイロドリ(洗面ボウル)
【デザインが生まれた背景】

本製品は《シガラキエン》と同様に、信楽の窯元で製造しております。信楽焼の特徴は、土中の鉄分が焼成することに
よって表面にほのかに赤く、あるいは薄いかき色のような火色、それと薪の灰に埋まる部分が黒褐色になる「焦げ」の現
象が、独特のあじわいを醸し出すのが特徴だといわれています。本製品は職人による伝統技術を活用して、現代的な陶芸
品を生み出し、現代の生活に取り込むことができる、新たな産地プロダクトを世に出すことを目的にプロジェクトを始動
しました。

【評価コメント】

衛生陶器は「焼き物」であるということを、再認識させるような商品。この商品は、信楽焼の質感を有しながら、そこに
色を採用している点が新鮮である。現在、洗面ボウルのほとんどは清潔感のイメージもあり白系であるが、洗面ボウルと
いうジャンルであれば、色を有することも普通にありえることを認識させてくれる。色の選択もとてもいい。モダンな形
式と質感とそして色のバランスが良く取れた商品である。



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●カーラ(洗面ボウル)
【デザインが生まれた背景】

洗面ボウルという衛生陶器のカテゴリーは欧米デザインを基調とした装飾的で造形的なフォルムが主流となっています。
衛生陶器は製法上、材料の肉厚を確保し、端部は丸くしなければいけない制約があり、様々な形状のデザインはあるもの
の新しい空間デザインの創造や発展につながるプロダクトまでは至っていないのが今日の現状です。 本製品は、陶器や人
工大理石などの定番材料を使用せずに、金属材料を活用することで、従来になかったデザイン性やサイズ感・機能・建築
とのかかわりを追求した製品です。 金属を活用することで、シャープなエッジ感の表現、材料厚が限りなく薄くできる
(3mm)、シンク内面の拡大、排水穴をの隠ぺい性(排水カバー)、カラー表現の自由度など、様々な可能性を示唆する
ことができ、あらゆる空間に溶け込む究極のミニマリズムを追求した製品づくりを意識して製品デザインの具現化に取り
組みました。

【評価コメント】

新しい住宅のあり方に呼応するように、製品ラインを充実させてきている同社の製品ラインの中でも秀逸な製品である。
日本の金属加工技術を駆使して、薄く、精密かつコンパクトで、どんな建築空間にもおさまる普遍的なかたちにたどり着
いている。簡素ながら、陶製の洗面台にはなかった現代性を感じさせる。また、塗装に関しては、衛生陶器の品質に負け
ない塗装の品質が求められるはずだが、この点に積極的な研究開発の姿勢を見せている点にも、評価が集まった。

●デリエレ(洗面台)
【デザインが生まれた背景】

洗面化粧台はボウル下部がキャビネット収納になっているものが一般的ですが、特に狭小な洗面空間などでは圧迫感を感
じることが多い状況です。また広がりを演出するために洗面ボウル+壁付けブラケットという組み合わせの空間も数多く
ありますが、市場の壁付けブラケットは、強度を得るためだけを目的とした均一な形状の商品が大半です。そこで、強度
は確保しながらも、使い勝手や高い意匠性を追求するべく製品の開発を始めました。

【評価コメント】

細く軽やかなフレームの上に、四角くソリッドな存在感のある洗面台が乗っている。シンプルできれいな見た目に、フ
レームと天板のセットで考えられている点を評価した。


会社概要

サンワカンパニーは住宅設備・建築資材の企画開発、輸入、販 会 社 名 :株式会社サンワカンパニー
本 社 所 在 地 :〒530-0013 大阪市北区茶屋町19番19号
売を行っております。「Change the Values」を企業理念として
アプローズタワー21階
掲げ、「ミニマリズム」をコンセプトとしたデザイン性の高い 設 立 :1979年8月22日
商品をインターネットで、ワンプライスかつ普及価格帯で販売。 代表取締役社長 :山根 太郎
お客様への直接販売を実現し、業界の常識とは異なるビジネス 事 業 内 容 :住宅設備、建築資材の
インターネット通信販売事業
モデルを構築してきました。2016年には世界最大の国際家具見
取 扱 品 目 :キッチン、洗面台、バス、建具、収納、
本市である「ミラノサローネ国際家具見本市・EuroCucina」に
タイル、フローリング、内外装材など
単独出展し、欧州及びアジア市場に向けた販売及びブランディ 市 場 :東証マザーズ(証券コード3187)
ングにも着手しています。 ショールーム :東京、大阪、仙台(今冬オープン)、
名古屋、福岡



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