ソーシャルボンド発行に関するお知らせ

2021 年 11 月8日
各 位
会社名 東洋紡株式会社
代表者 代表取締役社長 竹内 郁夫
(コード: 3101 東証第 1 部)
問合せ先 財務部長 稲田 武彦
(TEL 06-6348-3137)

ソーシャルボンド発行に関するお知らせ

東洋紡株式会社(以下、当社)は、公募形式のソーシャルボンド(※1)を発行する予定であり、本日 11 月8日に
ソーシャルボンド発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局長に提出しましたので、以下の通りお知ら
せいたします。
(※1)社会課題の解決に資する事業の資金を調達するために発行される債券



1.ソーシャルボンド発行の目的と背景
当社は、「順理則裕」の企業理念のもと、「人と地球に求められるソリューションを創造し続けるグループ」になる
ことを目指しています。
当社グループの事業成長を支えているのは、「重合」「変性」「成形・加工」「バイオ」のコア技術です。それらの
技術を組み合わせ、融合させることで新しい製品を生みだしてきました。
今後も、SDGs など社会からの要請、市場から期待される「もの・こと」(製品性能に加え、サービスやソリュー
ション、ソフトなどを提供し、顧客価値を創造すること)、その期待に応える「つくり」(バリューチェーン全体を通じ、
品質・コスト・納期に加え、社会的価値の観点からも最適な価値を提供すること)を目指します。
当社はこの度、これらの取り組みを更に推進するため、ソーシャルボンド・フレームワークを策定しました。ソー
シャルボンドの発行を通じ、当社グループのサステナビリティ活動、推進している取り組み、CSV、SDGs とも関
連する価値創造活動について投資家をはじめお客さま、お取引先、地域社会、従業員といったステークホル
ダーに対して積極的に発信し、建設的な対話を事業活動に取り込むことで、将来の当社事業とステークホル
ダーとの継続した共存共栄関係を確保し、ステークホルダーの拡大と持続的成長に繋げていくことを目的として
おります。

2.ソーシャルボンドの概要
(1) 社債の名称 東洋紡株式会社第 43 回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
(ソーシャルボンド)
(2) 発行額 100 億円(予定)
(3) 発行年限 7 年(予定)
(4) 条件決定日 12 月上旬(予定)
(5) 資金使途の概要と SDGs との 医用膜製造に係る費用 3.すべての人に健康と福
整合性 (人工腎臓用中空糸膜及びウイルス除去 祉を
膜等の医用膜の研究開発及び設備投資 12.つくる責任つかう責任
に係る費用)
試薬製造に係る費用 3.すべての人に健康と福
(診断薬、遺伝子検査試薬等の原料酵素 祉を

ご注意:このお知らせは、当社の証券発行に関する情報を公表することを唯一の目的に作成されたものであり、日本国内外を
問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為のために作成されたものではありません



等の研究開発及び設備投資に係る費用) 12.つくる責任つかう責任
(6) 外部評価 当社は、独立した外部機関である株式会社格付投資情報センターより、
ソーシャルボンド原則 2021(ICMA)及びソーシャルボンドガイドライン
(2021 年 10 月策定 金融庁)との適合性に対するセカンドオピニオンを
取得しております
(7) 主幹事会社 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社
野村證券株式会社
みずほ証券株式会社
(8) Structuring Agent(※2) 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社
(※2)フレームワークの策定及びセカンドオピニオン等外部の第三者評価の取得に関する助言等を通じて、
ソーシャルボンドの発行支援を行う者

3.その他
当社のソーシャルボンド・フレームワークも別途公表しておりますので、ご参照ください。
https://www.toyobo.co.jp/ir/doc/framework.pdf
また、株式会社格付投資情報センターからセカンドオピニオンが公表されておりますので、ご参照ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/socialfinance/index.html (外部リンク)

以 上




ご注意:このお知らせは、当社の証券発行に関する情報を公表することを唯一の目的に作成されたものであり、日本国内外を
問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為のために作成されたものではありません



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